nonco diary -32ページ目

十二月大歌舞伎 通し狂言 『妹背山婦女庭訓』


通し狂言
妹背山婦女庭訓

杉酒屋
道行恋苧環

三笠山御殿


九月に国立劇場で、文楽での通しを観たばかりの演目。数十年ぶりという「入鹿誅伐」までの通しを観ることができ、かなり印象に残ったので、この演目が今回、いつも以上に楽しみに。音譜
お三輪を演ずるのは、杉酒屋・道行までを七之助丈、三笠山御殿を玉三郎丈。
”求女実は藤原淡海”を松也丈、入鹿妹橘姫を児太郎丈が演じていて、道行までの段は七之助丈のお三輪とのお若い3人の舞台。それはそれは美しく、特に七之助丈の淡海を一途に思うお三輪は愛らしい。
杉酒屋の段では、丁稚子太郎役の團子ちゃんの達者振りにも感心。
三笠山御殿では、中車丈が豆腐買”おむら”を演じ、コミカルな役であることも手伝ってか初の女方を
素晴らしく演じなさって、場内から大拍手。
三笠山御殿は四段目のハイライトとも言える場で、松緑丈の演ずる豪放な鱶七と女官達とのやり取りの後、いつものお三輪虐めの場へ。
これでもか、というほど苛め抜かれて1人取り残された玉三郎丈演ずるお三輪の、屈辱にまみれ憤怒をたぎらせていく表情。
鱶七から「疑着の相」と見極められる形相。
鱶七に刺されその訳を聞き、「本望」と息絶える姿。
・・・・・圧巻。しばらく動くこともままならず。。。
やはり、玉三郎丈は別格と感じたのでございました。。。
九月の文楽での、勘十郎さんの遣うお三輪、和生さんの遣う橘姫、玉男さんの遣う淡海、という珠玉の舞台を観て、今回の歌舞伎での玉三郎丈のお三輪。
文楽でも歌舞伎でも素晴らしい「妹背山女庭訓」を観ることができ、今年の観劇はこれで満足、満足でございます。ドキドキ
いえ、まだ観劇は締めくくりではなく後一つ、今週、国立劇場へ。
こちらもなかなか評判がよろしい様なので、楽しみでございます。音譜


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京都 「聖護院八ッ橋」 クリスマスバージョンの生八ッ橋

八ッ橋ですよ。音譜
ええ?これが八ッ橋?というこちらは、聖護院八ッ橋総本店 の新ブランド nikiniki
季節ごとに、装いを変えた様々な可愛らしい生八ッ橋が並びます。
この日はちょうどクリスマスバージョンの発売初日。
日によって並ぶ種類が少しずつ違うのだそう。
どれも可愛らしいので、この日にあった8種類、全種類購入。音譜
全て生八ッ橋と餡で出来ていて、サンタクロースやリースなど、細工が細やか。ラブラブ

こんな感じに餡が挟まっています。これ以外は中に餡が入っているタイプ。
どれも一口サイズで、ちゃんとあの八ッ橋のお味。ドキドキ
可愛らしくていただくのが勿体無かったのですが、美味しくいただきましたよ。音譜

聖護院八ッ橋総本店   nikiniki
京都府京都市下京区四条通西木屋町角

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十二月大歌舞伎 『本朝廿四孝』 『赤い陣羽織』 『重戀雪関扉』

本朝廿四孝
十種香

越後の長尾(上杉)謙信と甲斐の武田信玄による、武田家の重宝諏訪法性の兜を巡っての争いと確執が主筋の全五段の時代物。
「十種香」はその四段目で、八重垣姫の勝頼への激しい慕情を描く二人の恋物語がメイン。
本来ならばこの後の「奥庭」があってこそ、だと思うのだけれど、この段はこの段で
漂う香の香りとともに美しい舞台面を愛でる。音譜
三姫の一つ、八重垣姫を演ずるのは七之助丈。勝頼を松也丈。濡衣を児太郎丈。

赤い陣羽織
玉三郎丈の演出による、木下順二の戯曲。
下座音楽も 附け打ちも全く無く、どこにも歌舞伎らしさのない普通の喜劇。
中車丈が滑稽なお代官役でなかなか笑わせて下さるし、門之助丈の”おやじ”、
ああいうお役の門之助丈は初めてで、ちょっと新鮮な驚きもあったり、これはこれで楽しい演目。
劇中、中車丈や児太郎丈が客席へきて手ぬぐいを撒いて沸かせたりという演出も。音譜

重戀雪関扉
常磐津舞踊劇を常磐津と竹本の掛け合いで。
小野小町姫を七之助丈、良峯少将宗貞を松也丈。
お若いお二人が美しいのはもちろんのこと、松緑丈演ずる”関守関兵衛実は大伴黒主”も、
どことなく愛嬌のある関守から見顕しの後の黒主の凄みまで、引き込まれる様な舞が印象的。
”傾城墨染実は小町桜の精”は玉三郎丈。
黒主と小町の精、お互いの本性を顕しての舞は雪景色の中に咲く桜を背景に、美しく妖艶。ラブラブ

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銀座 「 Escoffier(エスコフィエ)」創業65周年特別メニューでディナー

銀座エスコフィエ でディナー。音譜
いただいたのはレストランエスコフィエ{創業65周年特別メニュー}

天使ノ海老と帆立貝・イカのサラダ仕立て
柚子風味のヴィネグレットソース



フォワグラと栗、マッシュルームのパイ包み焼き

舌平目のタンバル型蒸し キャヴィア添え

和牛フィレ肉のステーキ ソースボルドレーズ



Escoffier
東京都中央区銀座 5-4-15

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マンダリンオリエンタルホテル グルメショップで

マンダリンオリエンタルグルメショップ のカフェで。
上のラウンジまで行くほどではない時に、さらっと短時間寄れるこちらは便利。音譜

タルト・オ・シトロン音譜

向かい側の明かりは、コレド室町。

マンダリンオリエンタルグルメショップ
東京都中央区日本橋室町2-1-1

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国立劇場十二月文楽公演 『奥州安達原』 『紅葉狩』



奥州安達原
    朱雀堤の段
    環の宮明御殿の段
奥州を地盤にしていた安倍一族が源氏に滅ぼされ、その生き残りの安倍貞任・宗任兄弟が一族を再興しようと画策、苦心する。そして、その縁者たちも絡み、複雑な人間関係の中での親子の縁や、悲劇が綴らられる物語。
歌舞伎でもよく演じられるこの演目、ほとんどが三段目の一部分「袖萩祭文」の場面からで、
貞任の妻である今は盲目となってしまった袖萩の悲劇が強調される切ない物語となるのだけれど、
本来は先に記したように、貞任・宗任兄弟の源義家に対する復讐と、安倍一族再興を図る、というのがこの物語の主筋。
平成二十三年に「外が浜の段」「善知鳥文治住家の段」「環の宮明御殿の段」と上演された時のこと、
複雑な人間関係と共に二転三転する物語が楽しめて、眼目の「袖萩祭文」も更に感じ入った覚えが。
今回は、盲目となった袖萩が父親の傔丈の身に起こった一大事を案じ、娘お君を伴って父親の後を追う「朱雀堤の段」から。
やはり、前段からの上演は袖萩の悲劇がより強く胸にせまり、貞任・宗任の身顕しの場面においては力強さの中の刹那を思い、より深く物語を感じられるよう。
袖萩を遣うのは、清十郎さん。貞任を、玉志さん。宗任を幸助さん。

紅葉狩
長野戸隠に伝わる鬼女伝説から生まれた能「紅葉狩り」を基に、歌舞伎化されそれを義太夫節として構成したもの。文楽では、昭和十四年に大坂四つ橋文楽座で初演。
”更科姫実は鬼女”は、三人の出遣いで、主遣いは勘彌さん。
30分と短い演目ながらも、全体が紅葉に彩られ、五丁五枚、琴の調べ、と華やかで勇壮な舞台。
楽しく満足の演目でございました。音譜

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京都 「俵屋吉富」祇園店限定 {京まいこちゃんボンボン}&{顔見世ぼんぼん}

俵屋吉富 で、可愛らしいボンボンをラブラブ

こちらは、祇園店限定の{京まいこちゃんボンボン}

こちらも祇園店限定、顔見世興行中のみ発売の{吉例 顔見世ぼんぼん}
{顔見世ぼんぼん}は、毎年その年の顔見世にかかるお芝居にちなんだボンボン。ドキドキ
今年は「玩辞楼十二曲」より。
(「玩辞楼十二曲」とは、初代中村雁治郎が撰んだ雁治郎家のお家芸)



包装紙も素敵ラブラブ

鴨川沿いには紅葉が残っていましたよ。もみじ

俵屋吉富 祇園店
京都府京都市東山区四条通大和大路西入中之町216番地 祇園OKIビル

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京都南座 吉例顔見世興行 『碁盤太平記』 『吉野山』 『河庄』 『土蜘』

當る申歳 吉例顔見世興行
四代目中村鴈治郎襲名披露

玩辞楼十二曲の内 碁盤太平記
  山科閑居の場

40年ぶりに四月の雁治郎襲名公演で上演された演目を、こちらでも再演。
歌舞伎座上演時は90分だったものを台本を整理して72分にしたといういことで、
そのせいかテンポも良かったよう。
妻の名前が”およし”から”りく”に変わっていたことは気付いたけれど、
(扇雀丈のブログによると)内蔵助の足袋の色も変わっていたそうで・・・
そこまでは気付けませんでした。あせる
前回の歌舞伎座上演時も感じ、今回もまた思ったのは、扇雀丈、このお役がとても似合っているのではと。
元々私は、扇雀丈は女方よりも立役の方が好き、ということもあるのでしょうけれど、
捌き役の扇雀丈は、体格もおよろしいし華も品格も有り、仮名手本忠臣蔵の由良之助もお似合いになるのでは、とも思ったほど。
歌舞伎座では染五郎丈が演じた”岡平実は高村逸平太”を今回の南座では愛之助丈が。

義経千本桜
吉野山

静御前を藤十郎丈、佐藤忠信実は源九郎狐を橋之助丈。   
藤十郎丈の動きが多少、少なくなったような気もするのだけれど、
それにしてもお若く、お見事でございます。

心中天網島
玩辞楼十二曲の内 河庄

こちらも歌舞伎座での襲名披露公演に続いての上演。
冶兵衛はもちろん雁治郎丈、藤十郎丈を踏襲するいつも通りの治兵衛。
小春を時蔵丈。孫右衛門を演ずるのは歌舞伎座上演時と同じ梅玉丈で、
上方ぽっくは無いけれど、理性的なイメージ(私の中で)の梅玉丈は良くお似合いで、
情けない冶兵衛が更に強調されるようで、好対照。
太兵衛と善六を演ずるのは愛之助丈と亀鶴丈。
いつもの掛け合いは、座席がちょうどお二人の位置の真ん前だったので、
臨場感たっぷりに楽しませていただきました。音譜

新古演劇十種の内 土蜘

松羽目物の舞踊劇。
”叡山の僧智籌実は土蜘の精”を演ずるのは仁左衛門丈。頼光を梅玉丈。
花形から重鎮までずらり揃った舞台で、華やか。合格
千筋の糸を繰り出すパワフルな仁左衛門丈を存分に拝見いたしまして、
私の今年の南座は心地よく終了。ラブラブ
襲名披露ということもあり、竹馬も例年に比べてかなりの数。音譜

この日は先斗町総見。華やかですこと。合格

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京都 「室町和久傳」で会席料理

京都の堺町にある  室町和久傳 で、お昼御飯を。音譜

南座「夜の部」の開演は夕方ですが、早めに行って京都でお昼御飯をいただくのも
毎年の楽しみ。音譜
渡り蟹の椀物
お造り
マナガツオの焼き物
黒豆とホタテの和え物
真鯛と大根の煮物
一客ずつ土鍋で炊いてくださる御飯は、素晴らしく美味しゅうございます。ドキドキ

坪庭音譜


室町和久傳
京都市中京区堺町通り御池下ル東側

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京都南座 吉例顔見世興行 『信州川中島合戦』 『口上』 『土屋主税』 『勧進帳』

毎年、南座「顔見世」は、京都に着いた日に夜の部を観て翌日に昼の部を、というスケジュール。
で、今年はたまたま日程の都合で30日に京都行き。夜の部は初日を観ることができました。音譜
今年の四條南座の顔見世は、四月の歌舞伎座に続き四代目中村鴈治郎襲名披露公演。
口上は夜の部で、初日の口上が観られたのは偶然がもたらした幸運です。音譜
當る申歳 吉例顔見世興行
四代目中村鴈治郎襲名披露


信州川中島合戦
輝虎配膳

越路を演ずるのは秀太郎丈。
毅然とした中に大らかさと深い情も滲む秀太郎丈の越路。
輝虎を演ずるのは梅玉丈。
輝虎が怒りを高めてゆく肌脱ぎの場面は、最後のほうでやはり笑いが。。。あせる
確かに「まだ脱ぐの?!」という感じではありますものね。
それはともかく、気品と貫禄を併せ持つ秀太郎丈の越路が素晴らしくて、
花道を行く姿をいつまでもいつまでも追い、見つめてしまいましたよ。ラブラブ

四代目中村鴈治郎襲名披露 口上
翫雀改め鴈治郎丈を真ん中に、
上手へ向かって、仁左衛門丈、秀太郎丈、時蔵丈、孝太郎丈、海老蔵丈、
左團次丈、橋之助丈、梅玉丈。
下手へ向かって、藤十郎丈、扇雀丈、壱太郎丈、愛之助丈、亀鶴丈、
進之助丈、東蔵丈、我當丈。
仁左衛門丈が口火を切り、皆さん温かいお言葉や時には沸かせてくだっさりと、個性あるお言葉が続き、
最後に雁治郎丈が「初代以来の鴈治郎の名を辱めることのないよう、生涯芸道に精進する覚悟でございます」と。再度仁左衛門丈のお言葉で〆となり、華やかでありながら、折り目正しく口上の舞台は終了。

玩辞楼十二曲の内 土屋主税
忠臣蔵外伝物の1つ。浪士の理解者である主人公が討ち入りを待ち望むという筋で、
『松浦の太鼓』と同じ系統、というか、設定の細かな違いはあってもあらすじはほぼ同じで、
最後、馬に乗らないところが違いといえば違い。
理解者の土屋主税を演ずるのは翫雀丈あらため、雁治郎丈。
浪士の大高源吾を演ずるのは仁左衛門丈。

歌舞伎十八番の内 勧進帳
愛之助丈の富樫、海老蔵の弁慶による勧進帳。
少しばたついた印象を持ってしまったのは、初日のせいかも。
海老蔵弁慶が問答の時にやたらと目を剥いて、その割に瞬きが多くて。。。
延年の舞のころにはやっと落ち着いてきたようで、何とか。
最後、飛び六方での引っ込みで、手拍子・・・・・・・・。汗汗汗
愛之助丈の凛々しい富樫と壱太郎丈の品の良い義経が、印象的。

明けて翌日は昼の部。それはまた後日に。音譜


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