大学生の息子たちへ伝えたいこと 恋愛は蜃気楼である編 | 愛を行動で表わす生活をしています(*^_^*)

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自分の大好きなことをして、会いたい人と一緒の時間を過ごす毎日は幸せです。日々の暮らしを通して感じたことを表したいと思います。

半世紀以上生きてきて、私は恋愛をしたことがありません。

 

ラブストーリーはそれこそ、小学生の頃からたくさん読んできました。

 

小説、漫画、映画、舞台…紫式部やシェイクスピアから、「タイタニック」やBLまで、様々な作品を夢中で体験してきました。

 

私の初恋はシャーロック・ホームズで、最も敬愛している人は「風の谷のナウシカ」のナウシカです。

 

 

 

けれど、実社会にて。

 

リアルの人間と話していて、楽しいと思うことがほとんどありませんでした。

 

特に中学・高校時代は、友人も、恋人もあえて欲しいと思わなかったので、できるだけひとりで行動していました(ああ、この頃スマホがあれば…)。

 

社会人になると、業務上必要なので、他者と積極的にコミュニケーションをとるようになりましたが、個人的に踏み込んだ関係性を築くには至らず。

 

リアルの人間は、ものすごく複雑怪奇でホントのことを言わないので、私は物語の中の人たちの方が理解しやすくて好きでした。

 

 

 

けれど、それも、適齢期になった頃、大きく変化します。

 

私の6歳からの夢「やさしいお母さんになる」実現のために、そろそろ結婚に向けて行動しなければなりません。

 

モノを買う時と同じで、まず、結婚相手の条件を考えました。

 

我が子の父親になる以上、出木杉君ほどでなくとも、ジャイアンやスネ夫やのび太は論外。

 

私が持っていない、育ちの良さと穏やかさ、運動神経、忍耐力、常識は必須。

 

初対面の時に夫が言った「小学校から大学まで、学校がすごく楽しかった」という言葉は、天地がひっくり返るくら

い衝撃的でした。

 

私にとって中学・高校は牢獄のようだったので、学校を心の底から楽しいという彼が宇宙人に見えました。

 

楽しく環境に自分を合わすことができるという特技を持っていたことが、彼と結婚した最大の理由です。

 

おかげさまで、子どもたちにとって学校はそこそこ楽しい場所のようです。

 

 

 

現在は、婚姻のほとんどが恋愛結婚で、年代にもよりますが、お見合いは5パーセント前後だそうです。

 

けれど、3組に1組は離婚するご時世、恋愛状態を維持するには、双方の不断の努力が必要なのかもしれません。

 

私の体感では、本当に仲睦まじい、恋愛成就したご夫婦は、全体の3パーセントくらいかと感じます。

 

残りの半分が法律的または実質的な離婚に至り、1/4は経済的・世間体などの理由で離婚せず、1/4はエネルギー切れで婚姻継続、というイメージを勝手に持っています。

 

まあ、同じ空間にいても大丈夫なら、それはそれで、家族のカタチとしてはありなのでしょう。

 

 

 

だからこそ、人は、恋愛に運命や永遠を夢見て、あまたの作品を生み出すのかもしれませんね。

 

私の大好きなラブストーリーたちも、全てファンタジーと理解した上で、登場人物たちの愛が永遠であることを願わずにいられません。

 

こんな恋愛を体験したら、身が持たねーわと思いながら、同じ個所で律儀に毎回泣きます。

 

合理的な私には、恋愛はハードルがかなり高いので、こちらの涙活で潤って生きていきます。

 

 

 

子どもたちには、チャンスがあれば、運命の相手との大恋愛にトライしてみて欲しいです(*^^*)。