人生で絶対に叶えたいことを初めて自覚したのは、6歳の頃。
保育園の卒園式前に、短冊がひとり1枚配られ、先生から「将来の夢」を書くように言われました。
真剣に考えた末、弟たちにかかりきりで私をほったらかしの母への不満をこめて、「やさしいママになる」と書きました。
私の短冊を見て、「あんたには、キャリアウーマンになって欲しいねんけどなー」と母に言われました。
母の発言を聞いて、「おかんの思い通りにはならないもんねー」と思っていました。
男女雇用均等法施行4年目に、22歳で総合職として就職し、27歳で結婚。
会社側からは、「結婚しても出産しても是非総合職で働き続けて欲しい」と慰留されるも、子作りに専念したいと30歳で退職。
派遣社員としての継続雇用も打診されましたが、丁寧に辞退しました。
その後、2年間努力したものの、妊娠に至らなかったため、夫婦で不妊外来を受診し、検査を受けることにしました。
25年前は、大阪でも、通える範囲に不妊外来が3ケ所しかなく、口コミでチェックして、最も近いクリニックに片道1時間かけて、夫婦で出かけました。
9時20分頃に駐車場に車を入れ、受付に行くと、クリニックは既にだだ混み。
入り口で受付番号を取って、番号順に呼び出されるまでひたすら待つシステムでした。
受付の方に想定の待ち時間を尋ねると、「およそ2時間半くらいで、外出は自由です。ただし、お呼びした時にいないと、後に回されます」と言われたので、夫婦で待合室にいることにしました。
待合室の患者さんは、30代前半から40代後半の方々で、およそ20人くらい。
単独の方、ご夫婦で来られている方、親族同伴の方と色々でした。
あまたの検査を受け、ようやく診察室にて担当医から、夫婦とも特に問題はないことと、今後の治療計画について説明を受けました。
ザ・理系な担当医師は無神経で、「特に機能的な問題はないですね、精子と卵子の相性が悪いのかな、相手を変えたらすぐ自然妊娠するかも」と宣いました。
あまりな言い草に、唖然としていると、すかさず、医師の横にいた助産師さんがフォロー。
「女性が最も妊娠しやすいのは、20歳前後なんです。30歳、35歳、40歳と、ガクガクと妊娠率は落ちます。高齢出産だと育児と親の介護が重なることもあります。30代前半に受診したのは英断ですよ」
「結婚適齢期は知っていたけれど、妊娠・出産適齢期は知らなかったよー」と叫びたかったです。
受診しながらの1年間の治療期間は、身体的にも、メンタル面でも、私の人生イチしんどかった時期です。
だから、無事に妊娠・出産できた時は、ホントに嬉しかったし、「やさしいママになる」と誓いました(画像は、産まれたての息子たちおイメージです☆)。
思春期に最も学ぶ必要があることは、数学でも英語でもなく、自分の心と身体と性についてです。
少なくとも、私が思春期の40年前は、親からも教師からも、性教育をきちんと受けた記憶がありません。
保健体育の授業で、生理や精通を知識として教えてもらいましたが、セックスに関しては藪の中でした。
現在は、性に関する授業が小学生の頃からきちんと行われていると聞きます。
それでも、望まぬ妊娠や不妊の悩みはむしろ増加している気がします。
能動的に人生を創っていくために、自分の身体や心、性に関心を持って下さい。
自分が選択肢を持っていることに気付いて欲しいです。
そうしてようやく、自分の人生を生きることができます。
失敗してもいいから、自分で未来を選択すると、後悔が少なくなります。
生きることを楽しんで欲しいなと思います。





