(5)冬瓜のような縦長の巨大な脂肪肉腫に愕然[5/12]

 

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2021年12月15日

 

造影CTで検査したところ、
お腹の腫瘍はやはり悪性腫瘍の「後腹膜脂肪肉腫」だった。

10万人に1人に発症する珍しいがんとのこと。
年内に手術に必要な検査を行うことにした。

 

 

 

造影CT画像に余命宣告も受けた気がした: 巨大な腫瘍に愕然 】

 

 

今日は、造影CTを使って、脂肪肉腫の正確な大きさと他の臓器に転移がないかを調べました。
前回の受診で、悪性腫瘍だと言われていたので、今日は正確な大きさを知るだけの検査と
気を楽にして検査に臨みました。

※ 造影CTに使った薬剤は、”オムニパック”。
 
 
◆◆◆
 
 
医師: 「横10cm弱×縦20cmほどあります。間違いなく後腹膜脂肪肉腫です。肉腫は腎臓を巻き込んでいるので、左側の腎臓は切除しないとだめです。
 
夫: 「言葉なし…(かなり驚いている)
私: 「(5cmを少し超えたテニスボールのような球体と思ったら、冬瓜(とうがん)のような巨大な腫瘍…。余命宣告を受けたようだ。終わったーーー。)
 
 
医師: 「悪性度の高いがん細胞かどうかは、手術をして腫瘍を病理検査に出さないと分かりません。手術でお腹を切る場合は、「ト」の字に大きく切開(正中切開)します。手術室の空き状況は大学病院に戻った時に確認しておきます。次回お伝えします。手術は早くて3月上旬だと思います。」
 
夫: 「はい。分かりました。出来るだけ早い日程でお願いします。」
私: 「はい。(3月上旬?そんなに遅くて大丈夫なのか?)」

 

 

◆◆◆

 

 

今回は驚いた。縦のサイズが20㎝も超える腫瘍?? 夫のお腹の中にエイリアンがいる…。
この時点で、がんのステージは3以上決定。

出来る限り早く手術をして異物を取り出したい。

本当に沖縄で手術で大丈夫なのだろうか?私達は、沖縄移住者、親族は沖縄にいない…。

東京・千葉の専門病院も調べてみたほうが良いかもしれない…。

 

 

 

(5)冬瓜のような縦長の巨大な脂肪肉腫に愕然[5/12]おわり

 

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