館山若潮マラソン ペーサー (8) | 三輪紀仁のブログ 「楽しく走ろう!」

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ランニングに関すること、トレーニングに関すること、色々書いていきます。

最後にまとめ的な何か?
後日またデータ分析なんかもするかもしれないけどてへぺろ

今回の館山若潮のペーサーは去年に続いて2回目でしたけど、去年のソロとは違って圧倒的に進めやすさがありました。
ペーサーも色々な考え方の人がいて、大会やイベントの主催側からのオーダーも違いがあります。
とは言え、私はペーサーはペースメイクをするだけが役割ではないと考えているので、全部を一人でやらないといけないというのはなかなかのプレッシャーです。
ペースメイクも完全イーブンではなく、コースやコンディションなどもふまえたレースプランニングも入ってきます。
付いてきているグループメンバーに声掛けもします。
落ちてくる人、上がっていく人、足を止めて様子が怪しい人にも声を掛けます。
走路を安全に進んでいくための誘導もします。
役割を分担したり、状況によってペースメイクが上手くいっていない時の調整ができたり、万が一トイレストップをする場合の保険があったりという相方の存在は大きいですよ。

今回ペースメイクで心がけたのは、とにかく集団の体力ロスを極力減らしてあげたい。
グロスでペースメイクをすることになっているので、どうしても設定ペースよりは速め。
かつ、後半にかなり負荷のかかるコースプロフィールの館山では序盤に貯金を作りたいのが心情。
前半貯金を作りつつ後半落ちてきても粘れる仕込みをしておくか、
前半抑え気味にして後半も落ちないように進めるか。
どちらが正解かは難しいところですが、今回は後者寄りの進め方にしました。
(ちなみに自分はもともと後者寄り)
終盤になっても集団崩壊しないでけっこうな人数が残っていたと考えると成功したと言ってもいいんじゃないでしょうか。

そして声掛け。
自分が担当させてもらうペースが5時間近辺が多いということもあり、モチベーションコントロールはかなり大きい要素だと考えています。
終盤になれば誰しもきつくなるもの。
ましてや、目標達成を願って頑張って付いてきているレベルならなおさら。
その人たちの体力を回復させてあげることはできないし、物理的に引っ張っていくわけにもいかない。
でも気持ちを落とさない、上向きにさせることはできます。
それでほんの少しでも先までペースを維持できるなら効果はありますからね。

そんなこんなを考えながら私はペーサーをやっていますよ。
またどこかの大会でお会いしましょう。

なんてねてへぺろ