駐妻DELF A2を受験する | フランス駐在員妻→本帰国フルタイム会社員

フランス駐在員妻→本帰国フルタイム会社員

2019年渡仏。育休明け会社員→フランス地方都市で駐在員妻。

細々〜と続けているフランス語の試験を受けた話。

 

 

完全帰国する前に(日本の)履歴書に書ける資格を!と思い、フランス国民教育省認定のフランス語能力試験 DELFを受験。

 

DELFの面白いところは(初級であれば)理解に差し障りのないスペルミス、文法ミスは許されるところ。

先生曰く"コミュニケーションできればOK"だそうで、理解する&伝えるという点に重きが置かれています。

スペルめちゃくちゃ、動詞活用あやふやな私にぴったり笑

 

受験したのはA2(初級)。

恐らく今のレベルはB1(中級)。

先生からはB1受けたら?と言われましたが、どんな級でもいいから受かりたいので今回はA2にしておきました(ビビリなだけ汗)。

 

 

試験準備

 

試験内容は、リスニング・リーディング・ライティング・スピーキングの4種類。

それぞれ25点、合計100点満点中50点で合格。

各分野最低5点は取らなければなりません。

 

ネットで口コミを見て良さそうなこちらの問題集を1ヶ月前から一通り解きました。

それぞれの設問に解き方のコツやアドバイスが書かれていて分かりやすかったです。

 

 

 

※フランスの書店で16.50€で購入しました。日本のアマゾンでも手に入るようですね。

 

 

問題はライティングとスピーキング!(日本人は特にスピーキングが苦手)

オンラインレッスンでライティングを2回、スピーキングを3回添削&指導してもらいました。

 

スピーキングは練習不足を痛感。。。

普段家で全くフランス語に触れない+フランス人のお友達がいないのでネイティブスピーカーと話す機会が圧倒的に少ないためです。。

(家でテレビやラジオをつければ良いんですが、そんな気分になれず、、、)

 

リスニング練習がてらNetflixでフランスドラマを見始めたら意外とハマってしまい、ファミリービジネスとマルセイユを完走。

リスニングスキルが上がったかどうかは不明ですが、フランス語のリズムに慣れたような気はします。

 

 
試験申込
 
試験の申し込みはネットから。支払いもネット経由。
後日受験票が郵送されてきました。

 

 

試験当日

 

試験はペーパーテスト(リスニング・リーディング・ライティング)とスピーキングの日が分かれていました。

 

ペーパーテスト当日開始30分前に着いていました。

試験官が来たのは開始15分前。なんともフランスらしい。笑

 

持ち物は受験票、ボールペン、修正テープ(or修正液)。マスク着用推奨。

水、時計も持参しました。

時計は会場に2つありました。

試験中はマスク外してましたが注意されることはなかったです。

 

開始時間に入場が始まり(開始時間=会場時間だった?)、一人一人IDを確認され大学の大教室へ。

座席指定あり。

 

結局開始時間の45分後にテスト開始。

時間は1時間40分。

リスニングが20分程度、その後終わり次第教室から出ることができました。

私は1時間10分くらいで退出。

 

途中試験官のスマホが2回鳴ったり、斜め後ろの人に修正テープ貸して!と言われたり、やや自由な雰囲気。笑

 

 

別日にスピーキング。

個別に開始時間が設定され、15分前に来るよう指示されていました。

予定時間より15分ほど遅れて開始。

教室で裏返しになっているsujetを2つ引きそのうち自分が選んだsujetを試験官に伝え、別室に移動して10分間準備(メモ)、再度教室に移動して試験、の流れでした。

この日は試験官も受験者も全員ノーマスクでした。

 

 

試験内容

 

2020年から試験形式が変わったようです。

 

が、今回は旧形式!!ガーン

 

一番パニックになったのはリスニングあせる

解答は全て選択式との事前情報だったのに、記述があった!

加えて音声があまりクリアではなくよく理解出来ず、いくつか空欄。。悔しい。

 

リーディングも同じように旧式。

記述式の解答がいくつかありました。

 

ライティングは事前に問題集をやり込んだおかげか、似たような問題が出てラッキーでしたチョキ

Sujet 1: バカンスで海に行った感想を友人にメールする 

Sujet 2: 友人カップルからの結婚式招待状を断る手紙を書く

でした。

 

スピーキングは

1. 自己紹介

2. Monologue suivi

住む地区、商業施設の有無、地区の嫌いな点について話しました。

3. Exercice en interaction (ロールプレイ)

友人と海へ旅行へ行く計画を会話する、というお題。試験官が終始会話のリードをしてくれたので流れにのって受け答えしていたら終わりました。笑

最後は雑談して終了。(子供のバイリンガル教育について)

女性二人の試験官、優しい方で良かった照れ

 

 

 

 

先生はあなたは受かるから大丈夫!と言いながらめちゃくちゃダメ出しされる(泣)ので、試験準備がすごくストレスで最近体調を崩していました。

スピーキング当日は緊張して気持ち悪くなるくらい。。

 

他の受験生は気楽な感じ?で試験官も威圧的な人はおらず、もっとリラックスして受けて良かったな〜と今となっては思います。

 

欲を言えばB1, B2...とレベルを上げていきたいですが、私生活を第一にマイペースにゆるゆると続けていきたいですチュー

 

 

最後に、先生からの言葉で一番印象的だったのは「DELFは落とすための試験ではない」ということ。

引っかけ問題や意地悪な質問は少なく、基本を抑えることが大切。

日本の試験のように故意に人を試すようなことはあまりされません。笑

 

 

 

さて、今夜は数日前に配信されたネトフリドラマ ブリジャートン家シーズン2を見てストレス発散したいと思います‼︎