みなさま、こんにちは。
スピリチュアル・セラピストのミヤノリト∞です☆
そうはいっても、不眠に陥ってしまうと本当に恐ろしいです。
これは、実体験した人でないとわかりません。
夜中、なかなか眠りにつけない孤独感、
焦り、そして眠れない自分を観察すると益々脳がさえてしまい、
益々眠れない、夜が明け外が明るくなっていく残酷さ・・・
それに、薬を使うと、またその部分での精神的疲労が増してしまうのですね。
私は、普段講座で、人の「意識の重要性」のことを生徒様にお話しをするのですが、
人間の意識のすごさを「不眠」によってまざまざと知りました。
意識によって人は死さえも迎えることができる・・・。
インドからアメリカに渡ったヨギ「パラマハンサ・ヨガナンダ」師は、
晩さん会終了の後、挨拶をし、マハサマディに入ったと言います。
マハサマディとは。ヨギの肉体離脱のことで、
要するに、
これから私は向こうの世界へと旅立ちます・・・、
と言い、大きな功績を残した人生を安らかに終了させました。
これは、自殺ではなく、自分の役目が終了したと悟り、
本来の人間・魂の故郷である「霊界」へと旅立つものであり、
肉体を脱ぎ捨て、次のお役目へと向かう一つの区切りです。
これと同じく、睡眠は、疲れた体を癒すだけでなく、
心を一度、霊界へと戻し、心・魂の故郷へと戻り、
自分の本来あるべき場所「宇宙」に一時的に戻るということです。
ヨギは、自分の意識をマハサマディへと持っていくことができるが、
神と一体となっていない人は、そこまで自分の身体を自由にはできない。
でも、恐怖という負の力によって、自己催眠をかけて、
「病気」にでも、「死」という恐怖へと陥らせることができるのだと感じました。
よく、がんなどで、転移して・・・・というお話しを聞きますが、
多分、恐怖という負の力が働き、
病気を進行させてしまっている状況なのでしょう。
重い病気であればあるほど、その病気に対することを始終考え、
病気という観念から離れることができない。
その恐怖と、恐怖と戦う自分の心を奮い立たせながら、
折れてしまいそうな心をなんとかしっかりと立て直し、
何かのきっかけで、
「ぜったい治る」と確信した人が回復へと向かうのかと思います。
ですから、
「不眠は解消できる」と神からメッセージが降りてきたように信じることが大切なのです。
私たちは、赤ちゃんの時は、たくさん寝ていました。
確かに、体力は落ちたけれど、でもその赤ちゃんの時と同じ体、
眠れないわけなどないのです。
リズムはくるってしまっているかもしれません。
でも、いずれは眠れる。
日常のリズムは問題ではない。
あなたの身体が、まだ動くのあれば、それは動きなさいという神様からのプレゼントです。
無理をしない程度に散歩に出かけ、流れる雲を見てみましょう。
夜空に光る星をじっと見てみましょう。
自分と雲は同じ存在、自分と星も同じ存在、
宇宙と自分を切り離してはいけないのです。
(つづく)