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ワインもチーズも専門性の高いマニアックさ丸出しの分野ですが…
ワイン以上にチーズが難解だと思うのは、きっとワインを学んだことのある方かと思います。
(ワインを学ぶとチーズが知りたくなるのですが、チーズの学びに一歩足を踏み入れるとほとんどが微生物の話で。。)
さて、通常スーパーであれば、チーズはプロセスチーズがメインになりますよね。
でも、年末年始はちょっと美味しいナチュラルチーズも用意しておきたいところ。
そこで、今日は知っておきたいチーズ用語のお話です。
私の晩酌や朝食に登場するチーズ。
子供を育てるための乳を原料にしているチーズは、元々栄養価の高いチーズですが、
お酒のおつまみには悪酔いしない効果もあります。
牛乳よりも凝縮しているチーズ。
吸収率も良くなるので、カルシウムなどミネラルを補うことにもとても優れています。
お母さんが食べたものが乳になるわけなので、エサが変わる季節によって香りや味わいが変わります。
夏に絞った牛乳から造られるチーズと、冬に絞った牛乳から造られるチーズ。
よく見ると色合いにも違いがあります。
アルプスなどの山岳地帯で放牧されている牛。
夏のエサは、牧草豊かな季節に食べているので香り高いハーブなどの香りもあり、色合いも濃いめ。
冬は冬季用の乾燥した草を食べるため、夏よりもややコクが控えめに。
(※イメージ。こちらは兵庫県の牛さん…)
チーズ名に「Ete エテ」という表記を見つけたら、
期間が限定されている間(だいたい6~10月)の牛の乳から造られたチーズということです。
芳醇な香りが広がります。
外皮(リンド)に近ければ近いほど色もグラデーションで濃くなり、香りも強くなります。
やや、牛舎のような。
香りが楽しめるように、食べる30分前には、室温に出しておきましょう。
この日は、ムール・ド・サヴォワ レゼルベ・エテをハーブティーと。
爽やかな香りが立ちあがるハーブティーのような温かい飲み物とともに、口どけと香りの余韻を楽しみます。
ワインと合わせることの多いナチュラルチーズですが、
最近ではワイン以外のお酒・日本酒・コーヒー・紅茶・中国茶などなど
様々な楽しみ方が多いなぁと思います。
ワインの嗜好以上に、チーズの嗜好はさらに広がるので
実は好みによって全く美味しさが違う!という面白さが。
私も周りは抜群の相性と言っていたけれど、私は苦手だった…という組み合わせもあったりします。
マニアックですね、いまさらですが。
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