Norikostyle
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~2018年夏の想い出~
夫婦2人で初カリフォルニア。
ナパバレーの有名ワイナリーを巡る日記
カプコンの創業者 辻本憲三氏が造るワイン。
オーナーの辻本氏もさることながら、
ワインメーカーがハイディーバレット氏であることがこのエステートのスペシャルだ。
門からテイスティングルームまで、たっぷりと贅沢な距離がある。
門から挨拶までの距離は、どの国でも自信と名声とに比例するのだろうか。
所々の木々に、昨年の山火事の影響が色濃く残っている。
ゲストハウスは山火事で燃えてしまい、すぐそこまで火が来ていた事実。
木々の痛々しい色合いに、自然の猛威を知る。
ゲストハウス残念でしたね、という言葉を
「いや、さらに大きいものを造ったらいいだけだ。」という言葉で返したという、器の大きなオーナーのもとで造られるワイン。
ホスピタリティの高さは、やはり別格。
テイスティング準備の間、庭を見させていただく。
穏やかな時間。
平穏な空気は、オーナーやスタッフの方々が長年作り上げてきた特別な雰囲気だ。
ブドウ畑は一点の狂いも無く旋律された仕立て。
他のワイナリーに比べ標高が高く、色付きもオーパスワンに比べて遅い。
気持ちの良い風が、顔を幾度も撫でる。
主人が、「気持ち良くて何も考えずにボーっとできる」と口から漏らした。
出発直前まで心配になるほど働き詰めで、 久しぶりに何もしていない主人をそこで見た。
一緒に来て良かったとワイナリーに感謝。
ゆっくり室内でテイスティング。
全ラインナップ、確かに日本で飲んだことがある。
だが、明らかに違う。
ストレスの無いワインとは、こういった味わいなのだろうか。
ワインが深呼吸をし、背伸びをしながら、尻尾でもふっているような…
4種のテイスティング以外に、日本で完売している結もいただく。
メルロのmurasakiも、カベルネ・ソーヴィニヨンのaiも。
寝かさずとも味わいがこなれているタンニンは、ハイディバレット氏の特徴でもあるという。
私は、中でも大好きなasastuyuと、デザートワインのmukuを購入。
2015年のmukuは、希少価値がかなり高い。
出逢えて良かった1本。
素晴らしい時間を過ごせるワイナリー。
さらにファンになってしまった。
ここでは、ランチ付きワイナリーツアーがあるようだ。
そのランチに提供されるブションのサンドイッチ。
気になってランチにいただいたが、パン自体が美味しいサンドイッチは、アメリカに来てから初。
ハチに追いかけられ、中身写せず、、。
シンプルなハムとチーズのサンドイッチも、クロワッサンのサンドイッチも、美味しい。
それと、アメリカはラテが美味しかったなと…思い返しながら。
ワイナリー巡り記事も後半へ。
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2日間のワイナリー巡り、順不同に更新していきます。
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