日常を切り取るエッセイ | Norikostyle ワインと愉しむチーズと小さなおつまみ

Norikostyle ワインと愉しむチーズと小さなおつまみ

J.S.A.ワインエキスパート
C.P.A.チーズプロフェッショナル
フリーライター
◆ワインに合うおつまみレシピ◆
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エッセイが好き。
ただ、エッセイストを好んで選ぶ、というわけではないけど。
 
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私は嗜好が狭すぎるからか、
昔から馴染みのある同じ映画を好み、同じ曲を好み、同じ本を好み、同じ場所を好む。
 
本当に、本当に、つまらない30代だ。
私はそのつまらなさが、心地良いのだけど。
 
(なのに、ワインだけは紀元前も最新情報もブームも求めるから、仕事に出来るのだと思う。)
 
 
 
好きな人の、エッセイが好き。
 
雨宮塔子さんのエッセイは、
コーヒーのように温かく、そしてミルクを入れたくなるほど苦いが、
中毒症状かのように欠かせない。
 
 
小説家の江國香織さんのエッセイは、ワインのよう。
幸福で、複雑で、余韻が長く、学生の時から離れられない。
いつでも溺愛している。
 
 
料理研究家の行正り香さんのエッセイは、チョコレートのよう。
日常に安心感を求めるスウィートな口溶けと、欲するビターな味わい。
 
 
 

私の生活に欠かせない、嗜好品3つ。

身体に足りなくなったら、補充する。

 

パソコンとスマホを遠くにして どっぷり、いつもの本に。

 

本は所有する。

継続して身体にいらないものは、すぐに手放す。

 
 
 
 
本業、やるべきがあってこその、エッセイが好き。
 
やるべきことの中には、本質を剥き出しにする必要がないことがある。
その人の日常や本質を知りたいと思ってこそ、私にとってのエッセイなのだ。
 
 
日々の生業を知っていると、エッセイとのギャップがたまらないし
架空かと思いきや、リアルな場面が組み込まれている時もある。
 
(例えば、江國さんの小説にはリアルな彼女の生活ぶりがよく出てくる。お風呂に住んでるような女性。)
 
 
静かなエッセイの方が、ドラマティックで愉快で、そして切ない。
 
 
ブログは日常を切り取る。
 
 
だからか、私はブログの中でも
記事と日記とを口調で分けれている気がする。
 
ですます調で「書くべきこと」と、こんな風に「書きたいように」。
 
 
 
私はエッセイなどにも興味を持ってもらえるような
ライティングをしたいと、最近思う。
 
 
名を出すライティングも、
名を出さないライティングも、
 
 
いつか文/築山紀子という、そんな形を誌面に残したい想いは
WEBライターから、ライターとしての夢でもある。
 
ライティングが好きで、ワインが好きで、
それが私の「今」なのだ。
 
 
ただ、文を書く為には
今の私には写真が必要で、その質がまだ劣っているという…
 
もどかしい気持ちはさておき。
 
 
 
 
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そういえば、異性には日常は求めない。
GACKTの日常、YOUの日常、YOSHIKIの日常。
 
知りたくない、とは好きすぎるからか。
ハマる性質。
忠犬のように、ずっと。
 
こればっかりは、治らないかな。
 
 
 
 

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