マイクロトマトの時代 | Norikostyle ワインと愉しむチーズと小さなおつまみ

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今年に入ってから、マイクロトマトを大型スーパーでも見掛けるようになった。

 

以前は百貨店の片隅で、

高級フルーツや珍野菜とともに並んでいた、ミニミニサイズのトマト。

 

 

小さなパックに、大事そうに入れられていたそれを

おしゃれな料理写真が必要の時にだけ、気合を込めて買っていた。

 

普段の食卓には、無くても困らない。

値段も先日大型スーパーで手に取った価格の、倍はしたはず。

 

この需要はきっと、「インスタ映え」の影響かしら?

 

 

 

 

先日のお仕事で、「インスタ映えする料理写真を…」ということで

しばし考えてしまった。

 

 

インスタ映えする、とは何だろうか。

 

私も細々インスタはやっているが、

ブログと同じ写真を載せているから、「インスタ用」ではない。

 

 

 

写真が「俯瞰」か「斜め」か…の違いだけでは、なさそうだ。

(いや、もっともっと頑張ろうよと自分に言いきかせているのだけど…。)

 

 

 

 

インスタメインの、インフルエンサーのインスタを見ながら思ったのだ。

 

見事な世界観。

そしてミニマムさが可愛い。

 

どれもが「非現実」のような、驚きと想像の世界に満ち溢れている。

 

マイクロトマトは、今までとは違うルックスと、

食べる時の効率の悪さがややそれらしいではないか。

 

これこそ、インスタ映えフードの1つかもしれない。

 

マイクロトマトの時代。

 

 

 

 

マイクロトマトの味わいは、見た目の可愛らしさとのギャップがいい。

 

果皮が歯に当たり感じる固さは、想像していた以上の果皮の厚さからくる。

 

プチっと可愛くと言うよりも

やや「ブチ」っと弾け出ると、酸味もしっかりあるジューシーなトマト果汁。

 

これが柔らかで甘々なトマトだと、私はリピートしない気がする。

ツマミながら、サンジョベーゼでも飲もうかなという気にもなる。

 

 

マイクロトマトの需要がある時代。

お皿に置くだけで、非現実さが増す。

 

確かに、この可愛さは…ニクイ。

 

 

毎日のスーパーだからこそ、時代が反映する。

食卓の風景は、ここ数年でさらに「見栄え」重視になった。

 

これは、ブームで終わるものなのか。

時代として定着し、さらに上の時代が来るのか。

 

もっと見栄えを・・という時代が、くるのかな・・

 

 

 

 

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