サムネイル

​不登校支援を始めて26年
5歳の時から
やってます
パー
(ここ、笑うとこです)

星プロの不登校児とは?



不登校児家族の新規相談が増える季節です



新学期が始まるとともに
不登校児を抱えるご家族からの
ご相談が増えてくる時期となりました。



スクールカウンセラーにとっても繁忙期です。



たとえば、こんな相談をよく耳にします。



「学校に行く時間になると
 泣き出してしまい、そのまま
 行けなくなってしまったんです」







この言葉を読んで、皆さんは
どう感じられるでしょうか。



お子さんが
泣いてしまった
という事実だけが
伝えられていますが



その時、ご家族は
どのような対応を
されたのでしょうか?



泣き終わった後、ご家族は
お子さんにどんな言葉をかけ、
どのように接したのでしょうか?



こうした点に目を向けることで、
お子さんの気持ちや行動の背景を
理解することができます。



多くの場合、
お子さんが泣いているとき、
ご家族もどう対応すればいいのか
わからず戸惑ったり、
焦ったりしてしまうことがあります。







また、ときには怒鳴ってしまったり、
イライラした様子を見せてしまった
こともあるかもしれません。



しかし、お子さんの前では、
感情を抑えて
冷静に対応することが大切です。



カウンセリングの場では
「子どもに理解ある親」
であるかのように振る舞う
必要はありません。



むしろ、正直に



「何をどうすれば
 よいかわからない」



という気持ちをお話しいただく方が、
問題解決への第一歩となります。





感情と事実を分けて伝えることが
お子さんの気持ちを理解する
ための大切なステップです。



高EE(高い感情表出)の弊害




以前の記事で、
高EE(高い感情表出)が
ご家族の間でどのような弊害を
もたらすかについてお話しました。







怒りや苛立ちを抱えること自体が
悪いわけではありません。



むしろ、感情を適切に認識し、
表現することが大切です。



最近、アンガーマネジメントが普及し
怒ること自体が悪だと
捉えられる傾向がありますが
感情を抑えるだけでは
問題の本質に向き合うことはできません。



むしろ、怒りだけを抽出して
コントロールするのは
至難の業だと思うのですが…



また、多くの保護者の方は
「子どもがいじめられて不登校になり、
最悪の場合、自殺してしまうのではないか」
と心配されます。



確かに、悲しいニュースが
連日報道されていますが
すべてのお子さんが同じ状況に
陥るわけではありません。



実は、お子さんが泣くこと自体も
悪いことではなく、
涙とともにストレスホルモンが排出され
気持ちがすっきりすることもあります。



問題なのは、泣いた後に
どのようなサポートや
声掛けをするかです。




そんな時こそペップトーク!




そこで、効果的な方法として
「ペップトーク」をご紹介します。



日本で初めて出版されたペップトークの書籍




ペップトークとは、相手を励まし、
元気づけるための言葉の技術です。



お子さんに前向きなメッセージを伝え、
自己肯定感を高めることができます。



たとえば、2023年3月、
WBC決勝直前の
大谷翔平さんのスピーチ。







これぞまさにペップトークです。



お子さんが悩んでいるときこそ、
ペップトークを使って、
背中を押してあげてください。



こちらの書籍が一番わかりやすいと思います



本を読んでも
実践できるか不安な方は
日本ペップトーク普及協会の
セミナーがおすすめです。