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​不登校支援を始めて26年
5歳の時から
やってます
パー
(ここ、笑うとこです)

星プロの不登校児とは?




だいぶ昔、東京都臨床心理士会が
(or もしかしたらその下部団体)
教職員がスクールカウンセラーに
求める資質は何かを調べたところ、



1位は「人柄」だったそうです。



導入期にスクールカウンセラーは
黒船とまで呼ばれてましたからね。






あるスクールカウンセラーは
初出勤の日、管理職から直々に



うちは不登校の子なんか
ひとりもおれへんのやから
スクールカウンセラーなんか
要らんと言って来たんや



と言われたそうです。






つまり、人柄重視とは
教職員と軋轢を起こさず
うまく立ち振る舞える人が
現場で重宝がられるという
ことだったのでしょう。



そして時代(とき)は流れ、
そんな先駆者の苦労も
知る人ぞ知る昔話になり、



この5年ぐらい
臨床心理士と公認心理師がせめぎ合う
スクールカウンセラー業界を
古参の一人として眺めて来ましたが






今は、かつての黎明期の
焼き畑と伐採の苦労とは異なり、
スクールカウンセラーに対する
目が肥えてしまったからこそ
選ばれないと生き残れない
時代になりました。



そんなタイミングで
人柄のような曖昧なものを
基準にするとどうなるのか
見せつけられたわけです。



それがあの大量雇い止めです。



あれだけ露骨なまでに
労働力の若返りを図られると
古参はやる気なくしますな。



いや、前言撤回。



わたし、もともと
やる気なかったわ



名著です