カナダ留学 ずっと聞いてみたかったこと | 大河内乃梨子 mI-tune 留学サポートやってます

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カナダ留学 ずっと聞いてみたかったこと

 

    

2022年6月からNZに高校留学を始めた

娘の学校生活や

留学情報などをお届けします。

 

 

いままでずっとニュージーランド留学について書いていたのに

カナダ留学って出てきてあれっ?って思いました?

 

今回は、前回に続いて

留学フェアの様子をシェアの2回目です。

 

前回は主に、留学費用について書きました。

 

今回は、学校ブースを回ったときのことを書きます。

 

回った学校のブースは

ニュージーランド留学エージェント

カナダ留学の現地エージェント

ノースバンクーバーにある私立学校

この3つです。

 

学校のブースと言っても

2つは現地エージェントのブースでした。

 

まず、ニュージーランド留学のエージェント。

ここは主に、オークランド・クライストチャーチ・ティマル

という3都市へ学生を送り込んでいるそうです。

他にもネルソン・パーマストンノースなどの他の都市も

ありましたが、残念ながら?娘の通う

地域は含まれておらず・・・。

 

まあそれはいいのですが。

 

ニュージーランドのセールスポイントは

自然豊かで、日本の学校より時間がゆったりしているところ

だそうです。

これについては私も同意します。

特に時間に関しては、前のブログにも確か書いたのですが

日本だとどうしても習い事や塾だったりに時間を取られて

しまうことが多いと思います。

特に学年が上がってくると忙しくなりますし。

 

留学生のサポート体制がしっかりしているというのも

ニュージーランドの特徴で、学校では

ESOLという留学生のための英語のクラスがあるというところです。

 

入学前に試験は無いそうで、どの英語レベルでも留学は可能とのこと。

(学校によります。娘の学校は試験と面接がありました。)

申し込みに必要な書類は、今通っている学校の成績表。

成績を見るというよりは、遅刻や欠席状況をみるそうです。

(娘も中学の成績を提出しました。)

 

まあ、ニュージーランドに関しては

すでに知っている情報ばっかりだったかなと。

 

さてさて、そしてカナダです。

 

カナダに関しては、実は

8月末にバンクーバーの公立高校へ留学を開始した子の

留学申し込みからビザ申請、渡航までをサポートしました。

その経験から、カナダはニュージーランドよりは

留学申請でやることが多いなと思ったのと、

カナダの公立高校に関しては、

全く英語力は問われないと聞いていたのと、

実際に公立高校へ申請をしたときに、まったく

英語レベルについては問われなかったので

本当にどのレベルでも卒業は可能なのか?

と疑問に思っていました。

 

今回、必要な英語力についてどうしても聞こうと思っていました。

 

聞いたのはカナダ現地エージェント会社と、

ノースバンクーバーにある私立共学ボーディングスクールです。

 

まず、カナダのエージェントさんによれば

「どのレベルでも、英語力が無くても大丈夫というのは

ある意味正解です。」

とのことでした。

 

どいういうことかというと、卒業まで時間がかかっても

いいのならということです。

 

例えば、英検4級レベルで高校留学を始めた場合、

3年間で卒業するのは正直厳しいのではないか?

ということでした。

 

では逆にどのレベルを推奨するのかというと

例えば英検2級の力があれば、

留学を始めてすぐに楽しめるということでした。

 

カナダには、学区というものがあって

公立校へ留学希望の場合は、希望する学区の中から

高校を選んで申し込みをします。

 

そして、その学区ごとに特色もあるのですが

勉強に関しても学区ごとに違い、

厳しめな学区もあるそうです。

そいういう厳しめな学区の場合、

上記の英検4級レベルで留学するのは

厳しいのではないかという話でした。

 

また、セメスター制とリニア制という2種類あって

セメスター制は、前半の学期(9月から1月)で4教科

後半の学期(2月から6月)で別の4教科を勉強していきます。

 

リニア制は、1年通して8教科を勉強していきます。

 

英語が心配な生徒の場合、学校を選ぶときに

リニア制ではなくセメスター制のほうが

4教科ずつ勉強できるので、セメスター制を

オススメするそうです。

 

余談ですが、上記のバンクーバーで留学をスタートさせた子の

学校はセメスター制なので、たとえば

体育、数学、社会、英語という時間割だとすると

月曜から金曜まで毎日同じ時間割で、

1時間目が体育の子は毎日体育・・・という感じみたいです。

朝から毎日体育なんてかわいそうと言ってました笑い泣き

(目が覚めそうでよさそうだけど、朝から走るのはキツイかな?)

 

次に、私立共学ボーディングスクールの場合。

この学校はカナダ人の留学担当職員の方が

ブースにいたので、隣に通訳の方もいたのですが

出来る限り英語で質問しました。

 

まず、入学のための試験はありますか?と聞きました。

 

「試験はありますが、落とすための試験ではなく

入学後にどのレベルの授業を受けるかを

学校が把握するためのレベルチェックテストです」

とのことでした。

 

そして、英語レベルはどのくらいあったら良いですか?と

聞きました。

 

「どのレベルでも、入学後に必要なサポートをして

卒業できるようにしていくので大丈夫です」とのこと。

さすが、私立は手厚いなという印象です。

 

ただ、例えば17歳(日本の高校2年生、カナダではGrade11)で

高校留学を始めたとして、その生徒の英語レベルがEnglish10という

本来ならGrade10のときに取る授業レベルだった場合、

卒業までに必要な英語レベルには到達しない可能性があるため

補講でサポートをして、卒業できるようにするということでした。

 

このことから、高校留学を始める時期が遅くなるほど

求められる英語力は高くなるということがわかりました。

 

また、他の私立高校では

英語レベルが決められていて、試験をパスしないといけない

学校もあるようなので、私立は学校によって違うと思って

おいたほうがよさそうです。

 

公立に関しては英語レベルは特に指定無しということです。

 

カナダは、未成年の学生にはカストーディアンという

現地の保護者的な人が必要になります。

公立高校の場合は、学区の教育委員会の担当者だったり、

ホームステイ会社の担当者だったり、もしくは

現地のエージェントさんがなることもあるそうです。

 

今回話を聞いた私立共学ボーディングスクールの場合は、

学校の職員がカストーディアンになるそうです。

私立学校の場合は、このパターンが多そうですね。

追加の情報でした。

 

今回はここまでです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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