『涙の女王』の最終話も
1つ1つの解決の道は
厳しいものでした。
それでも、大事なメッセージを
与えられたラストでした。
それでは最終話、始めます。
ヘインが、ヒョヌの目の前から
姿を消して、捜してる時に
ウンソンの車で引かれてしまったヒョヌ
引いてしまった車の人は
ウンソンではなく、変えられていた。
救急車に運ばれたヒョヌは
意識が薄れる中で
ヒョヌが、水族館で
プロポーズしたことを
思い出していた。
「私の家は普通とかなり違う
苦労するかも」ヘイン
「僕のプロポーズを断るってこと?」
「そうじゃない。
断るなら長々と話さない。
安易に考えないで」ヘイン
「僕は大丈夫」
「それでもいいなら
私も結婚したい。
あなたと一緒に暮らしたい」
「結婚とは
味方同士になって
同じ船に乗る。
船が転覆したら
一緒に死ぬしかない。
君が生きれば僕も生きる。
生きていると
腹の立つことが
たくさん、身に降りかかる。
そんな時も
ヘインと同じ船なら
どんなにうれしいか
だから、僕は今日..
プロポーズしたんだ」ヒョヌ
ヘインは、目が覚めたら
ベットに寝ていた。
ヘインは、その部屋から逃げたが
その先にはウンソンがいた。
「目が覚めた?」ウンソン
「何なの?」ヘイン
「君を守るためなら
俺は何でもする。
また、傷つく姿は見たくない。
だから..強硬手段に出た」とウンソン
なぜ
ペクに会いに行ったかと
聞くウンソンに
ドイツから手帳が送られてきて
ウンソンの話と違うから
確かめたくて
ペクに会いに行った。
「軽率だった。
あなたに聞くべきね。
誤解して、怒らせてごめん
だから、家に戻ろう」ヘイン
ウンソンは「一緒に国外へ
そして、結婚するんだ。
ヘリコプターが来る。
ヘインは付いて来ればいい」
「いいわ」とヘイン
両親は、医師より症状を聞いて
ヒョヌがいるベットの
カーテンを開けたら
そこには、ヒョヌはいなかった。
「見つけた?」と
コナンの探偵事務所に
腹を押さえながら
ヒョヌが入って来たのだ。
「早く、病院へ戻れ」ヤンギ
「モさんに漏らして
”ヘインが消えた”と
捜してもらいます」と
ヒョヌがグレイスに電話。
グレイスは、ヒョヌに言われた
とおり、煙のように消えたと
モ・スリに言った。
モ・スリは銀行の頭取に電話して
保管金庫のお金を移すと言った。
しかし、もうすでに、ウンソンは
あの裏金をドルにして持ち出したと。
「今出たわ」とグレイスは
ヒョヌに電話。
モ・スリの後をつける
ヒョヌとヤンギ
「起きてる?ヒョヌ」と言っても
反応がなくて
大声で「ヒョヌ」と呼ぶヤンギ
「返事しろ!」とヤンギ
「起きてる」ヒョヌ
「だったら、何か言え」ヤンギ
「自分の命など
惜しくないようだ」ヤンギ
「ヤンギ、ありがとう
そばに居てくれて」ヒョヌ
「マジで死ぬ気かよ」ヤンギ
ホン家の猟場と別荘に
モ・スリは来たのだ。
「中を見て来るから
僕が連絡したら、通報を」と
ヒョヌはヤンギに言って
雪深い森の中へ
痛みをこらえながら
歩いて行った。
猟場の主人に会って
この先に通用門があるからと
教えてもらった。
「何の用?」ウンソン
「私のお金はここに?」モ・スリ
モ・スリは行くのはいいけど
お金と、映像を渡してと。
「映像?
会長を殺した証拠?
俺がバラすかと?」ウンソン
ウンソンが子供の頃
ホン家のボートが転覆したのは
モ・スリの仕業ということを
知っていたのだ。
早く死ねば、ウンソンは
お母さんと一緒に暮らせると
思っていたのだ。
「分かる?
来ない人を待つのは
地獄だ」とウンソン
「あの時
ヘインも死んでいれば
あなたにも邪魔される
こともなかった。
それが惜しい。
映像は?」モ・スリ
「引き出しだ。暗証番号は
母親の誕生日」ウンソン
「お金は?」
「なぜだ。
そのカネが俺を守ると
母さんの愛し方だろ?」ウンソン
ヘインは、今の話を全部
聞いていた。
モ・スリがヘインの気配を感じて
近寄って来たのだ。
その時、ブレーカーが落ちて
真っ暗くなった
「ヘイン、ヘイン」と呼ぶウンソン
その時、ヒョヌが入って来て
すぐに、ヘインの手を繋いで
外へ逃げ出した。
雪の中を歩く2人
「ケガしてるの?」ヘイン
「大丈夫」ヒョヌ
「辛そうよ」ヘイン
「私知ったの
あなたが、どんな存在か
誤解したことを、後悔してる
今夜、同じ船に乗った。
だから、一緒に行く」ヘイン
そうして2人は、助け合いながら
雪道を歩いて行った。
車で追いかけて来るウンソン
正門に、ヤンギの連絡で
警察が入って来た。
ヘリコプターは空を飛んでいた。
ウンソンは、2人を見つけて
車は止まった。
「なぜ、そこに?
こっちに来い。
そうすればー
すべて目をつぶる
一緒に行く約束だ」ウンソン
「悪いけど、あり得ない。
覚えてなくても
あなたを嫌う訳が
分かった」ヘイン
「君のせいで、俺の人生
メチャクチャに」ウンソン
「ユン・ウンソン
やめろ。終わった」ヒョヌ
「目を覚まして
死んでも行かない」ヘイン
「そうか
死んでも?」ウンソン
ウンソンは、ヘインへ向けて
銃を構えて「本当に?」ウンソン
「ヘイン、置いては行けない。
君を。。殺してでも」と言って
ヘインへ向けて撃った。
しかし、ヘインの前にヒョヌが
立ちふさがって、撃たれ
ヘインを守った。
その瞬間、特殊部隊によって
射殺されたウンソン
惨めな死に方だった。
私的には、こういう死に方でなく
今までの罪を、法に従って
裁かれて欲しかったし
暴走した死に方をして
欲しくなかったと思った。
「ヒョヌさん」と呼び続ける
ヘインだった。
出血がひどくて、血圧も下がって..
「ヒョヌさん、しっかりして
もうすぐ、病院よ。頑張って」とヘイン
「僕は大丈夫」と言って手を差し出し
ヘインはその手を握った。
「泣かないで」と言うヒョヌから
涙が溢れて..
「そばにいてくれ」ヒョヌ
「心配しないで。
手術を受けて」ヘイン
ヘインは、自分が手術を受ける時の
言葉と、一緒だったからか
手術する前のシーンの記憶を
思い出していた。
モ・スリは裏金を見つけて
車に積んだ時
パトカーが止まり
息子ユン・ウンソンの死亡を
知らされた。
その時、子供の頃のウンソンが
現れて「母さん、行かないで」と。
ヒョヌの両親が病院にやって来て
「ヘイン」と声をかけた。
「私のせいで、彼が私をかばって
撃たれました」と説明するヘイン
ヘインをハグするボンエ
「大丈夫、泣かないで
ヒョヌは、何ともないから
泣かなくていい」と慰めた。
「ごめんなさい」と号泣するヘイン
ソンファはボンエに
「息子がいましたが、早くに亡くした。
ヘインを救って、死んだと思ってた。
ヘインは悪くないのに
ずっと憎かった。
あの日、あの海でした。
ヘインを救ったのはペク君でした」
「深い縁ですね」ボンエ
「命の恩人を婿に迎えたのに
辛く当たったんです」ソンファ
「過ぎたことです。
もう水に流しましょう
今は、ヒョヌが無事に
目を覚ますことだけ
ただ祈りましょう」ボンエ
モ・スリは、ウンソンの遺体に
会って来た。
すぐに「ウンソンの持ち株は何%?」と。
「15.9%です」弁護士
「相続の手続きを
遺体を確認したわ
残りの裏金で、株を何%買える?」モ・スリ
「9%ほどです」
問題を起こしたのは前会長だから
自分の会長就任式は盛大にやると。
自分だけを愛して、息子を捨てたモ・スリ
これほど、非情な人だとは…恐ろしい!
「手術は成功です。
出血量は多く
事故の負傷も重なり
時間もかかりましたが
患者がよく持ちこたえました。
意識が回復するまで
経過を見守ります」医師
モ・スリは、映像が映った
タブレットを、川に捨てた。
「早く、目を覚ましてよ。
まだ、謝ってない
全部、思い出せないけど
分かる気がする。
なぜ、あなたを見るなり
胸が痛んだのか
巡り巡って
また一緒にいる
とても、恋しいの
私はまだ、治療中の身よ
無理をしたら倒れちゃうかも
泣き過ぎたせいか
少し頭がクラクラする
(ちょっと、演技しましたね)
「目が覚めた?
ヒョヌさん、よく頑張った。
ありがとう」ヘイン
「へイン」とヒョヌ
目が覚めましたよ!
先生に知らせに行こうとしたら
ヘインの腕を掴んで
「大丈夫?」とヘインを心配する
ヒョヌだった。
「死にかけたのに
私の心配?
私は大丈夫よ」号泣するヘイン
ヘインは何も覚えてないから
ひどい言葉を....。
ヒョヌも何があろうとも
一緒にいると
あれほど心に誓ったのに
君を苦しめた。
ごめん
そして 愛してる」とヒョヌ
ヒョヌの差し出した手を握るヘイン
「ありがとう、泣かないで」ヒョヌ
「もう、大丈夫
きちんと話も出来る」ボンエ
「何て?」ドゥグァン
「”愛してる”と」ボンエ
「ヒョヌ、父さんも愛してる」
「違うって”ヘインを愛してる”と」ボンエ
「それでも、父さんは愛してる」
「ヒョヌの友人で
キム・ヤンギと申します」と
ヘインに挨拶をした。
「ところで、私と彼はなぜ
離婚を?」ヘイン
「今さら本当の理由を知る必要が?
掘り返しても無意味です。
愛する人のために
撃たれたヤツを
思う方が、有意義かと」ヤンギ
ヘインを助けに行く車の中で
マジで死ぬ気かって言ったヤンギに
「分かってないな。
僕は生きるために行く
もしも、彼女に
万一のことがあったら
生きていけない」ヒョヌ
ヘインは、手帳を出して
最後に”ヘイン、後悔する前に
何としても、ヒョヌを捕まえて”と。
「力を込めて書いてる。
切実だったのね」とヘイン
そして席を外したヘインが
帰って来て、見た手帳には
”もう、捕まった”と書き込みを見た
ヘインは「いつの間に見たの。
あざとい..と」
「ヒョヌさん、ねえ起きて
この赤い文字を書いたのは
前世のヘインよ
それなのに今の私に返事を?」
「ヒョヌさん、どこで習った?」ヘイン
「痛むから、笑わせないで」ヒョヌ
病室の外で見てた家族は
「この中はラブラブで
ピンク色だ」とドゥグァン
ホン・マンデの墓に
ボムソク、ボムジュン、ボムジャ
が揃った。
力を合わせて
全部取り戻してみせると
墓の前で、誓った。
病院の中で
「例の裏金で買った株は13.3%です。
裏金は、違法な資金であり
国庫に入ります。
株式譲渡の無効訴訟を」ヒョヌ
ヒョヌから、MPSを置いて欲しいと
ヤンギを通して、頼まれたグレイス
また、ドイツからの小包も届くから
ヘインの手元に行くようにと
ヤンギを通して
グレイスは頼まれたのだ。
あの小包は、ヒョヌが病院に
手帳がないか
問いただしてたから
病院から連絡があったのでしょう
これは、グレイスのおかげですね。
それなのに、どうして自首しなけば
ならないの?とダヘに聞くグレイス
「株の凍結を解除するには
モ・スリの詐欺を証明しないとダメ
私たちが証人よ」ダヘ
「あんたがやって」グレイス
「私はウンソンみたいになりたくない。
哀れすぎる。
必死に愛を求めたのに
叶うことなく、寂しい最期を迎えた。
まともに生きたいの」ダヘ
「刑務所帰りを
ホン家が受け入れる?」グレイス
「刑務所?」スチョル
ダヘはスチョルと幼い頃
出会った”希望常緑園”に来ていた。
スチョルが来る日だけ
”イチゴのケーキ”が出た。
だから、スチョルを待ちわびたと。
「それから、これ覚えてる?
あなたの物だった。
私が巻き上げたの。
このぬいぐるみが、大好きだった。
お礼を言いたかったけど
その後、あなたは来なくなった」ダヘ
「俺を待ちわびた?」スチョル
「待ったわ
ケーキが配られても..
美味しくないの
あなたがいなくて
私が待ったからー
今度はあなたが待って
自首する。
堂々と生きるために」ダヘ
スチョルは何度もダメだと言った。
「スチョル..」とダヘ
スチョルは、ダヘをハグして
「もう、何も言うな」
裁判所で
モ・スリの裁判が始まりました。
「モ被告の息子のユンは
約9000憶ウォンの裏金を
横領して
クィーンズ株を取得
息子の死後、被告は株を相続し
残る裏金で持ち株を13.3%まで
増やしました。
よって原告は、被告の違法な
持ち株13.3%に対して
譲渡の無効確認を
求めます」ヒョヌ弁護士
被告側は、亡き息子の
持ち株と現金を相続しただけで
経営権を奪おうとしていると反論
「被告は経営権を得るために
投資詐欺を働きました。
瑕疵リゾートの敷地は高度地区で
許認可の問題があると投資者に..
リゾートの利益を水増しした
分析結果で、投資の契約を
結ばせました。
他にも二重契約書で
原告を加害者に仕立てて
地主に原告を訴えさせました。
軍施設移転に関する実務者会議の
議事録と、土地売買計画書など
証拠を提出します」ヒョヌ
「今は息子を失った1人の母親です。
悲しみのあまり…
言葉も出ないくらいです。
ご了解ください」モ・スリ
「被告のウソを立証する
証人尋問を」ヒョヌ
「私は被告の指示で、身元を偽り
ホン・スチョルと結婚して
内部資料を被告に渡しました。
死んだユンを夫に会わせ
投資を受けるよう説得しました」ダヘ
裁判長から被告は最後の発言をと。
「裁判長
会長は私に会社を託しました。
”家族は信じられない”
”正しく導いてほしい”と
頼まれた会社を
私は守りたいだけです」と
モ・スリは、泣く演技をしました。
「裁判長
最期に原告側ホン・ヘインに
発言の機会を」ヒョヌ
「認めます」裁判長
「3週間前に、私は被告の息子に
監禁されました。
その時に聞いた会話です。
”会長を殺した証拠?ウンソン
あの時、ヘインも死んでいれば
あなたに邪魔されることもなかった
それが惜しい モ・スリ”
そして25年前のボート事故と
祖父の死に、被告が関わっていた
と知りました」ヘイン
「裏付ける証拠があります」とヒョヌ
裁判長に認められて
あのマンデがモ・スリに
殺されたシーンの映像が
映し出された。
モ・スリが、タブロイドを川に
投げたのに、なぜ..
ヒョヌは、グレイスに頼んで
暗証番号を教えて、タブレットを
交換してもらっていたのです。
川に投げたのは、偽物だった。
「止めてください」モ・スリ
「被告は、逃亡の恐れがあるため
緊急逮捕を要請しました」ヒョヌ
「モ・スリさん、殺人未遂容疑で
逮捕します」刑事
手錠をかけられたモ・スリ
「私が何をしたって言うの?
私の何がいけないのよ」モ・スリ
ニュースで
”クィーンズ創業者一家が
復帰します。
創業者一家は転換権行使で
パイワン社に渡った株と
凍結された持ち株を
取り戻しました”
スチョルは、ママの代わりに
ゴヌに食事を上手に
食べさせていた。
「一緒に、たくましく成長しよう
ママが戻るまで」スチョル
不意にヨンソンに呼び出されて
ウキウキしてるボムジャ
お話があるとヨンソン
「君は全部やってみた。
誰かと出会って、恋愛から
結婚まで全部。
でも、俺は全部初めてです。
この年で、恋愛経験がなくて..」ヨンソン
「私にどうして
欲しいんですか?」ボムジャ
「俺は焼くのが得意です。
君が辛い時はマドレーヌを焼く。
辛い時や退屈な時
俺の元に来るのは
どう?」ヨンソン
「ええー行きます。
私が行けばいい。
ヨンソンさんは
ゆっくり来て」とボムジャ
ミソンはアメリカにいる夫に
電話をしたら
英語を話す女性が出て
浮気をしてると思った。
離婚も考えていたミソン
でも、父親はイ君から
伝言頼まれていた。
その女性は還暦で
イ君が携帯を研究所に忘れて
教授が電話に出たんだと..
ドゥグァンがミソンに説明をした。
「電話に出ないお前に
イ君が伝えてくれって」ドゥグァン
「何を?」ミソン
「”アイラブユー”だ」ドゥグァン
「戦争が起こるのは
話し合わないからだ。
話せば分かるのに」ドゥグァン
「母さんと私からだ。
イ君と会って来い。
お前も目を見て言ってやれ
”アイラブユー”
”三―トゥー”と」ドゥグァン
両親から、アメリカへの航空券の
プレゼントだった。
クィーンズ百貨店の社長として
百貨店を見て回って
改修すると言った。
でも、その案は
手術する前の案と
同じだった。
ナ秘書にメールが..
”プロポーズ向きの有名店を
ペク理事が予約した”と。
「困っちゃう
私は準備がまだなのに
先走ってる。どう断る?
私をかばって銃で撃たれた人よ」
とヘイン
(前髪によく触るルーティンは何なの?)
店を予約したなら、早く呼び出してと
思っていたが、電話が来ずで
しびれを切らしたヘインは
ヒョヌに電話した。
「もしもし」ヒョヌ
「もしもし、用はないけど
今、どこ?」ヘイン
「予約した店で、飲み会だ。
体調が悪いのか?」ヒョヌ
「悪くない。私は大丈夫だから
飲み会楽しんで」ヘイン
残念でした。飲み会でしたね。
ヘインはヒョヌの部屋に来て
天井の星を見つけた。
「何あれ?」ヘイン
ヘインは思い出したようだ。
流産をして、赤ちゃんのために
用意したすべてをはがしてと。
天井の夜光シールは要らない。
それでも、1個だけ
星が輝いていた。
その時の夫婦の会話も..
「無断で、ここに移ると?」ヘイン
「君も無断で片づけた」ヒョヌ
「何が言いたい?
流産は私のせいだと?」ヘイン
「思ってない。君と同じくらい
僕も悲しい..」ヒョヌ
ヒョヌは、天井の星を見つけて
その部屋にいたいと
思ったのでしょうね
2人はデートしてたが
手を握るまではいかなかった。
「ゆうべ、最悪の記憶を
思い出したの
悲しくて、胸が痛んだけど
むしろ、安心した。
実像が掴めたというか
大きな理由で
仲たがいしたとは思わない。
心にもないことを言って
意地を張り合い
愚かな誤解を招いた。
ドアをノックするより
部屋に閉じこもって
あなたを憎む方が
簡単だから
でもね、もうそうしない。
なら、うまくいくかも」ヘイン
「僕も同じだった。
君のためなら、何度でも
銃に撃たれる覚悟はある。
そういうことじゃなく
毎日のささいな日常の中で
疲れて、ケンカして
お互い失望するのが..
怖かった。
また、心がすれ違って
憎むかもしれないと
思ったんだ。
でも、これは言える。
ヘインの手を握って
「そばにいる。
どんな時でも、壊れたら直して
穴は塞げばいい。
完璧である必要もない。
ありのままで
それでよければ
結婚してくれる?」ヒョヌ
「もちろん」ヘイン
「でも時間が欲しい
まだ交際初期よ
段階を踏んで」ヘイン
「分かった」ヒョヌ
そう言われて
ヒョヌは片手を離したら..
「ハグは最低でも5回は
手を繋いだあとよ」とヘイン
「5回も?」ヒョヌ
「毎日、朝食を一緒に食べたい」ヒョヌ
「健康にもいいから、悪くない」ヘイン
手を繋いで歩きながら
「今後は気を引き締めよう
人生は、計画通りに進まない」ヒョヌ
ダヘは、拘置所から出る日が来た。
迎えにスチョルとゴヌが来て
「ママが分かる?」ダヘ
「うん」とゴヌ
ゴヌをハグするダヘ
「ゴヌは、三輪車に乗れるんだ。
俺が教えた」スチョル
ハグして「お疲れ様」とスチョル
グレイスも出て来た。
「どこへ?」スチョル
「母さんの食事に誘えって」スチョル
「私も?ホント?」グレイス
「どうぞ」スチョル
「残り時間が少ないほど
加速度がつく」ヨンソン
「私の老化も加速してます」ボムジャ
「ずっとこのペース?
ここまでスローとは..
入れ歯の頃、初キスよ」ボムジャ
つい、笑っちゃいましたよ!
ヨンソンがボムジャを引き寄せて
唇かと思いきや、出来ずに
ほっぺに初キスでした
それも一歩かと..
「会長の座を兄に譲って
こんな所でラーメンなんて」ソンファ
「居心地がいい。
私にピッタリの場所だ。
ここは、天国だ!」ボムジュン
「天国にはキムチがない。
ラーメンはキムチよ」ソンファ
「ひとしきり、捜しました。
キムチの配達です」と
ペクの両親がやって来ました。
「ラーメンも煮えてます」ボムジュン
「どうぞ」ソンファ
”立ち止まって
風景を眺めること
いつしか時の流れは加速する
そして、僕たちを通り過ぎてゆく
そうやって、日々を共に過ごし..
人々が与える幸せを
すべて享受したあと…
”ホン・ヘイン”
1990ー2074
”君と共にした時間は
我が人生の奇跡”
”いつの日か
1人だけ残されたら..”
”もう1人が迎えに
来ればいい
それなら怖くない”
”一緒だから”
ハッピーエンディング
*感想*
最終話を観終わって
ヒョヌとヘインの人生を
一緒に歩み、考え、泣いて笑って
きた思いがあります。
またホン家とペク家の人生も
波乱万丈でしたが
それぞれの歴史が
1人1人を成長させてくれたと
思います。
ウンソンの生き方は
ヘインに”独り相撲”したせい
だけではなく
母親の身勝手な育て方で
母親の愛情を、受けられなかった。
いつも、孤独を味わっていたことも
最悪な選択をしたような気がします。
ドラマとしては、最後までいて
ダヘのように、気持ちを変えて
罪を償って欲しかったと思います。
14話での墓地での白髪の老人は
ヘインにしか見えませんでしたが
外人かと思ってました。
ヒョヌが年老いて白髪の老人に
なった姿でしたね。
最終話で、ヘインがヒョヌの部屋で
天井の星を見て
あの流産した時のことを
思い出します。
流産という悲しい出来事に
2人は向き合わずに
お互いに関係が壊れそうで
怖かったし、逃げていたことを
ヘインは感じます。
大きな理由でなく、心のすれ違いが
こうなったのだと分かります。
ヒョヌもまた
毎日のささいな日常の中でこそ
問題が起きて、怖くて
逃げようとしてしまうと。。
そんなときにも
そばにいるから
壊れそうになったら
2人で向き合って話し
解決していこうと言っている
ような気がします。
とても、無理せず、ありのままの
プロポーズ、よかったです。
このドラマで、印象に残ってるシーンは
ヘインが、治療もできず
もう生きようとしなくなった時
ヒョヌは、意を決して
わざとヘインを
怒らせるほどの言葉を言った。
言葉の数々で、ヘインは
また、生きようとした。
ある日、記憶が飛んで
知り合った頃の前に戻って
優しいヘインが「ヒョヌ、愛してるよ」と。
突然、言われたヒョヌは号泣した。
雨の中、傘をさしてのシーン
忘れません。
ラストの曲「Way Home」は
すぐにキム・スヒョン氏の
歌声だと分かりました。
とてもラストにピッタリで、重厚で
壮大で、素敵でした
キム・スヒョン氏の演技
最高でした
何作かスヒョン氏の作品は
観ていますが、この役が
ピッタリで、十分に感情移入でき
感謝です。
キム・ジウォンさんの演技力
いつ観ても、素晴らしいです
余命3カ月で、いつも死と向かい合い
また、手術すれば記憶を
すべて失うという難しい役
頑張りましたね
ヒール役のパク・ソンフン氏
存在感があって、怖いくらいでした。
役から抜けると、すごく優しいお顔で
ギャップが凄いです。
グァク・ドンヨン氏の体当たりの演技や
空気読めない、おバカさん加減に
イライラさせるほど、上手でした。
イ・ジュビンさんの2面性のある演技
とても自然で、最後は自首するとの決断力
ホントに良かったと思わせる
演技力、良かったです。
脇を固める素晴らしい役者さん
どの言葉も書き留めたいと思った
脚本家のパク・ジウンさん
演出のチャン・ヨンウさんに
感謝でいっぱいです。