ドイツに行って、ヘインの

かたくなに手術への拒否のなかで

ヘインはヒョヌの深い愛を知って

手術することに..

しかし、手術して目覚めた時

初めて会った人は

ヒョヌではなかった。

ここまで、モ・スリとウンソンの

思いのままでは、辛いですね。

14話を始めます。

 

3年前

せっかくの新婚旅行なのに

墓地を選んだヘインを

変わってると言うヒョヌ

1人の老人が花を持って

墓にお花を。。

「奥様のお墓かな?」ヘイン

ヒョヌには、その老人は見えなかった。

「今、いたのに..」ヘイン

「毎月、妻の墓に

花を供える人だと思ったの」ヘイン

「君が先に死んだら

僕は1日だけ長く生きて

後を追うからさ。

君なしの人生なんて

意味ないだろ」ヒョヌ

 

ヘインだけ、見たのは

何か伏線があるのでしょうか?

”人は幸せな瞬間を見つけて

下線を引く”

”だが、次のページが何かは

誰にも分からない”

”煙のように幸せが消えて

ページを破りたいほどの

苦痛が訪れた時”

 

”私は考えた

不幸なことも多かったけど

あなたがいたから

私は耐えられた”

 

”でも次のページには

最も残酷な選択が

待っていた”

”私たちには

予測もつかなかった

次のページに

何が待っているのか”

ウンソンがドイツに行くことを

モ・スリは知っていた。

 

ここで、自分の役目を果たしてと

言うが、ウンソンは

「手術を受ければ助かるし

悪い記憶も消えて

やり直せるんだ」ウンソン

 

「あなたとやり直せるの?」モ・スリ

「もちろん」とウンソン

どこからくる自信なの?

ウンソンは自分を捨てたから

こうなったと。

俺を捨てて、選んだ家が

知りたくて、羨んで見てたら

その娘にホレたんだ!

「止まりなさい」モ・スリ

「止まれない。死ぬまで」ウンソン

 

「いいわ。

私が止まらせてあげる」モ・スリ

ヒョヌは、礼拝堂で祈っていた。

そこに、ヘインが入って来て

隣りに座った。

ヘインは、ヒョヌの後をつけて

来たのだ。

たとえ、記憶を失うことになっても

手術を受けさせて

生かして欲しいと祈ってたと

ヒョヌが言った。

「ムダな祈りね。行こう」とヘイン

「願い事を書こう」ヒョヌ

「書かなくていいわ

行きましょ」ヘイン

行く所があると行った場所は

新婚旅行で来た場所だった。

 

「ホテルに帰る途中

ここを通ったら

きれいな満月が浮かんでた」ヘイン

「ああ、大きくて

きれいな月だった。

写真も、撮ったよね」ヒョヌ

「あの夜の匂いも、月も風も..

鮮明に覚えてる。

それが記憶よ!

人はその記憶を、原動力にして

生きてる。

 

つまり、私自身であり

人生そのものなの

それが消えるのよ。

 

この場所も、単なる野原に

成り下がるし

あなたも、見知らぬ人に

そんなのが私?

だから手術を受けたくないの

私自身として、死にたい」ヘイン

ボムジャは、ヨンソンが

頭から離れず

ついに、ヨンソンの家の前に

来てしまっていた。

 

ヨンソンが出て来て

「せっかくだし、美味しい梅茶を

どうですか?」

 

ボムジャは、誘いにのって

梅茶を飲み、焼きたてのマドレーヌを

食べた。

 

空気を読めないスチョルは

叔母さんは、物質主義者だと

ヨンソンの前で言った。

「のんびりした生活は好きよ」とボムジャ

「待ってます。

また、マドレーヌを焼きますよ」ヨンソン

あら、2人はいい雰囲気になってるね

 

病院に車を止めたヒョヌ

「ドクターが待ってる。

会って、話をしろ

 

ご両親も待ってる。ビデオ通話を」ヒョヌ

「よく考えればラッキーよ。

いい記憶だけじゃなくて

悪い記憶も消えるのよ。

 

嫌なことを忘れようと

飲んで酔っぱらうのに

酔いがさめると思いだす

でも、あなたは思い出さなくて

済むの」ボムジャ

「ヘイン、驚いただろ。

秘密にしてくれと、ペク君に頼んだんだ。

黙ってて、ごめん

手術を拒むかと思った」ボムジュン

「いいのよ。

私でも同じことをした」ヘイン

 

ボムジュンは

ヒョヌが数百通のメールを

国内外の病院や研究所に

送っていた。

外国の時差に合わせて

電話で話し

治療できる研究所や病院を

探していた。

 

そうやって、見つけた病院だから

もっと、よく考えろと言った。

「考えなくていい。

生きるべきよ。

そうでしょ?

もし、死んだら

記憶に何の意味が?」ソンファ

「少なくても

”お母さんと笑って話せた娘”

そんな娘でいられる。

 

でも、手術を受けたら

私は別人になってしまうかも

お母さんと言い争ったヘインに

 

泣きながら仲直りした

ヘインは消えるの

お母さんの記憶もない

分かって

ごめんなさい」ヘイン

 

「そうか、ひとまず切るぞ」とボムジュン

PCの画面は、消えたが

話してる声は消えてなかった。

「父さん、泣いてる?」スチョル

「お兄様が泣いたら

私も涙が出るわ」ボムジャ

「みんな、泣いてる」スチョル

 

ヘインも、声だけだけど

みんなの思いが伝わって泣いていた。

 

電源オフと思って、みんながヘインを

本音で心配してる声が聴けて

もう、泣けてきます悲しい

モ・スリは龍頭里に来て

ダヘに会っていた。

「ダヘ、今までどおりに生きて」モ・スリ

「別の生き方がしたいんです」ダヘ

「ジュノのUSBを私に渡したら

子供を連れて去ることね」モ・スリ

 

「スチョルさんや家族に

もし、何かしたら

黙っていないわ」ダヘ

「USBを警察に渡して

刑務所へ行きます」ダヘ

「息子はどうするの?

他人の子を、ホン家で

育ててくれる?」モ・スリ

 

そこへ、ソンファが来て

「ちょっと、寒いのに

なぜ、外にいるの?

ゴヌが風邪を引く」とソンファ

 

「ソンさん、ダヘがどんな女か

知ってるの?」モ・スリ

「どうでもいいわ。

息子がベタボレなの

おいで」と言って、ゴヌを抱いて

去って行った。

医師は、検査結果が良くない。

手術するなら、急いだほうがいいと。

ヘインは病室にいなくて

礼拝堂にいた。

 

ヘインを捜すヒョヌ。

ヒョヌは、教会を目指して

必死に走った。

 

礼拝堂にはいなかった。

ヘインが、お願い事を

書いてあったのを見たヒョヌ

 

”主よ、あなたがくれた人生で

大切なものは2つだけ

愛した記憶と、愛された記憶

それだけは失いたくない

 

助けてくれとは言いません

ただーー

記憶を持ったまま

旅立たせてください”ヘイン

 

ヒョヌは泣いているヘインを

抱きしめて、2人で泣いた。

「ヘイン、ごめんな

僕が悪かった」ヒョヌ

「やめてよ。

生きたいと思わせないで

あなたの記憶も消えてしまうわ

私は、別の人間になるの」ヘイン

「最初から、やり直そう

君は、また僕を愛して

酔った僕のかわいさに

ときめいて..

そうやって、始めればいい」ヒョヌ

 

クビを横に振るヘイン

「君が、僕を好きにならず

僕に目もくれず

迷惑がったとしても

僕は君のそばにいる

約束したはずだ。

 

借金があっても、何があろうと

一緒にいると。

ここにいてくれよ。

”旅立ちたい”なんて祈るな

祈りが通じそうで

不安でたまらないんだ」ヒョヌ

 

ヘインはヒョヌの涙を拭いてあげて

それでも、クビを横に振るヘイン

ヒョヌの手を離して、後ずさりするヘイン

 

次の日、ヒョヌは豹変します目

英字新聞を読んでるヒョヌ

周りの女性が、すごく注目してた。

「何のマネ?」ヘイン

「何?」ヒョヌ

 

「空腹にコーヒー

しかもエスプレッソなんて

英字新聞で、知的に演出

さりげなく、前腕筋で肉体美を

さらす気?」ヘイン

「その通り」と言って

コーヒーを飲み

英字新聞を読むヒョヌ

「婚姻届がまだだからと

独身気取り?

 

既婚者なら、余計な魅力を

発揮せずに

袖のボタンをはめてーー

卵にケチャップをかけて

食べたら?」ヘイン

 

「嫌だ」ヒョヌ

「なぜ?」ヘイン

「やきもきさせたい」ヒョヌ

「何て?」ヘイン

 

「僕が惜しいだろ?」ヒョヌ

 

「一番 惜しい」とヒョヌの寝顔を見て

言ったヘイン

ヒョヌは寝てなくて

その言葉を聞いていた。

 

「僕を置いて逝くのが惜しいと

思わせたい。

果物を食べる」とカッコよく

振る舞うヒョヌだった。

「あの人ったら..」ヘイン

 

「腕をまくったらダメよ」ヘイン

「僕の自由だろ」ヒョヌ

「ダメヨ。下ろして」ヘイン

「嫌だ」ヒョヌ

「下ろして」と言って、ヘインから

袖を無理やり下ろして..。

 

関係が逆転して面白いですねビックリマーク

やっと、意味が分かったわグッド!

 

その光景を、ウンソンが見ています。

「ピョン社長が死んだぞ。

殺された。

お前が出国する日

ニュースに出たらしい」ヤンギ

 

グレイスは、モ・スリの話から

ヘインに何かすると思った。

悩んだあげく、ヒョヌに電話。

「用はないわ。2人共元気?

元気ならよかった。

これからも気をつけて」グレイス

 

電話から、ヘインが危ないと

感じて、すぐ外へ出て行った。

そこで、ヒョヌの車に

車がぶつかって行ったのだ。

車の中にはヘインがいる。

車は燃えているメラメラ

「ヘイン、ヘイン」と叫び

素手で何回も叩いて

やっと、車の窓ガラスが割れた

車の中にヘインを捜してると..

「ペク・ヒョヌビックリマークと叫ぶヘインの声が

聞こえてきた。

「何してるのよ。

しっかりして。事故があったの?

あなたは正気なの?

素手で、ガラスを割るなんて?

傷だらけだわ」ヘイン

 

「死んだと思った。よかった」と。

正気を失ったヒョヌを見て

ヘインは....。

「本当によかった」ヒョヌ

「もう、泣かないで

もう大丈夫」とヒョヌをハグして..

 

”救急救命センター”で

手の治療をしてもらったヒョヌ

「なぜ、無謀なことをしたのよ」ヘイン

 

「頭が真っ白になった。

目の前で、車が大破したんだ。

君がいると思った。

いつ、車から出た?」ヒョヌ

 

「幸運ってあるのね」ヘイン

ちょうどよく

”幸運の4つ葉のクローバー”

売りのあのお兄さんが

通ったんですね!

よかったグッド!

「おかげで、命拾いした」と

ヘインは、クローバーを見せた。

「私が死んだ時も泣く?」ヘイン

「当然だろ」ヒョヌ

「母性愛を刺激されて

抱きしめたくなるわ

肉体美もあって、かわいくて

泣くと抱きしめたくなる。

 

女がほっとかない

見てられなくて

お墓から出て来るかも」ヘイン

 

「つまり?」ヒョヌ

 

「手術を受ける」とヘイン

やっと、決心してくれました。

「本当?」ヒョヌ

「ええ、手術すれば

記憶を失うから

自分がいなくなりそうで

不安だけど

あなたを失いたくない

もう、泣かせたくない

 

あなたを泣かせたくないと

大口を叩いて

結婚したわ

その約束を守る」ヘイン

「ありがとう

君の気持ちは分かる

どれだけ不安で怖いのかも

 

でも君が、君自身を失うことはない

そうはさせない

君自身でいられるように

守って見せる」とヒョヌ

「分かった。信じる」ヘイン

 

ダヘにジュノから

「全財産、持ってこい

これが最後通告だ」と脅された。

ダヘの提案で、家族で遊園地に

遊びに来た。

スチョルは、手袋とマフラーを

プレゼントして..。

それでも、コーヒーを買って来てと

頼んだダヘ

「ごめん」と泣きながら

ゴヌを連れて

遊園地を去ろうとしていた。

スチョルが帰って来た時には
ダヘとゴヌはいなかった。
「ダヘ、ダヘ」と呼びながら
走って捜すが...。
「また、俺を捨てて
行ってしまったのか?」スチョル
ダヘが遊園地を出ようとしていたら
園内放送があって
”ホンさんが奥様を捜しています。
迷子センターにと..”
 
そしてスチョルの声で
「ダヘ、行くな
もっと大事にするよ
だから行くな」と。
「どこへ行ってた」スチョル
「ここで、何してるのよ」ダヘ
2人は抱き合って泣いていた泣
ヘインは、ドイツでの思い出の場所を
歩いていた。
また、スワンが現れて。。。
笑顔で手を振って
”さようなら”したスワン
前は、逃げて行ったのに
今は笑顔だった。
何か意味があるのだろうかはてなマーク
最後の夜に
どうせ全部忘れるから
言いたいことがあったら
言ってとヘイン
 
でも、ヒョヌは
「言わない。正直に話したら
また、ひどい目にあう」と言った。
でも、ヘインがしつこく言うので
 
「それなら正直に言うよ。
例えば、イベントを用意しても
”やるな”と怒るだろ
でも、やらなくても起こる」ヒョヌ
 
「適度にやれと言ってるの」ヘイン
「君の基準だろ?
君の”適度”が
僕には分からない」ヒョヌ
 
そして「愛してる」と。
「何て?」ヘイン
「愛してるよ。
ぶちまけてと言っただろ」ヒョヌ
ヘインは自分のことやヒョヌのこと
今までの人生を書き記した手帳を
大事に保管してから渡してと言った。
 
今、読まないで、手術を受けて
目覚めるのを
待つ間に、読んで欲しいと。
手術室に入る前に
「そばにいて」ヘイン
「当然だろ」
 
「記憶が消えてーー
あなただと分からずに
ひどいことをするかも」ヘイン
「慣れてるから、大丈夫」ヒョヌ
 
「無事に戻って来いよ」
「行ってくる。
戻ってからもよろしくね」
ヘインは、手術室に入って行った。
ヒョヌは、何度も深呼吸をして
冷静になろうと....
耐えきれず号泣するヒョヌだった。
”手術中”が”回復中”になって
ホッとしたヒョヌ
それもつかの間、ドイツ駐在の警察が
「ピョン・ソンウク殺害の容疑で
逮捕します」と。
「待って下さい。
妻が目覚めた時
そばにいる約束なんです」ヒョヌ
そこにウンソンが来て
「心配無用
俺がそばにいる」
「お前の仕業か」ヒョヌ
ヘインが手術を終えて
帰って来たが、会うことが出来ない
ヒョヌだった。
 
”告白というよりお願いがあって..
離婚を取り消したいと”も記憶が消えて..
 
”10月31日が出産予定日と
聞かされて、喜んだ日”も消えて..
 
”水族館でのヘインへのプロポーズ”も
消えて..
 
”2人が付き合い始めた頃
私と一緒にいてくれるの
一緒に..”も消えて..
 
”結婚式で、10年後のヘインにメッセージ
元気そうだから、わざわざ聞かない
もちろん、ヒョヌと一緒に”も消えて..
 
目が覚めて、ヘインが最初に見た
男性は、ウンソンだった。
「脳腫瘍を取り除いて
記憶もなくなった。
手術前に、頼まれたんだ。
”そばにいて”と。
だから、ずっとここにいた」と
ウンソンはウソをついた。
 
ヘインから「ペク・ヒョヌ?」と。
ビックリしたウンソンは
「その名前を憶えてるのか?」
「その名前だけは」ヘイン
 
ウンソンは、大学時代からヘインと
付き合って、今も愛しあってると。
ヒョヌは、ヘインのストーカーだったが
殺人容疑で、逮捕されたと。
ウソ放題をヘインに話した。
外は、初雪が降っていた。
「目覚めただろうに」とヒョヌ
ヘインも初雪を見ていた。
ヘインの爪の色は
消えないで、残っていた。
その爪の色を見て
”なぜかしら?”
「胸が痛い」とヘイン
涙を流してるヘイン
”初恋が叶ったのに”
記憶がなくても
感情が動いているのだろうか?
 
ヒョヌはヘインに会いたくても
会えずで、切な過ぎるラストだった。
 
エピローグ
「暗記のコツは何?」ヘイン
「全部覚えることは
出来ないから
大事なものを選んで
繰り返し、呟いた。
 
そうすると
試験の時、その声を思い出す
無意識の記憶だ」ヒョヌ
麻酔がかかり初めた時
「ペク・ヒョヌ、ペク・ヒョヌ
ペク・ヒョヌ」と
呟いていたヘイン
 
”その名前を忘れないで”と。
麻酔が効いて、意識がなくなる
寸前まで”ペク・ヒョヌ”を呟いた。
 
*感想*
ヘインが手術を拒否してから
受け入れるまで
丁寧に描かれていて
人間の繊細さも
ドイツの礼拝堂や風景の中で
美しく、また切なさを感じます。
 
あれだけクビを横に振ったヘインが
ヘインのために、事故現場で
素手でガラスを割って
安否を確認し
死んだと思った時の
正気でないヒョヌの姿が
ヘインを動かしたのでは
ないでしょうか?
 
また、ヘインにヒョヌを置いて
逝くのが惜しいと思わせる演技が
ヤキモチ屋さんのヘインには
よかったかもですね。
 
ヘインが病気になり
ホン家はクィーンズグループが
乗っ取られて、不幸ですが
でも、ビデオ電話でも分かるように
親子関係や、ペク家との関係は
すこぶる良好で
お金では買えない
人と人との温かさは
とっても大事なことだを
思わせてくれました。
前半は、寒々とした人間関係でした。
 
ヒョヌを犯人に仕立てたウンソンや
ヘインを殺そうとしたモ・スリの
息子への異常性も
かならず、暴いてくれると
信じています。
 
記憶をなくしても、”ペク・ヒョヌ”は
”無意識の記憶”で覚えました。
爪の色が消えなかったことも
何かヒントになればいいと思います。
 
これからのヘインとヒョヌの関係が
どうなっていくのか
とても楽しみにしています。
 

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