今年も、桜の咲く時期がやってきました。

といっても、いまだ3月というのに、関東では、もうピークは過ぎてしまったというちょっとさみしい事態なのですが・・・。


 2年まえの今の時期、といえば、東日本大震災の混乱を連日メディアも報じ、その余波を受けた円高・株安などで日本市場は総悲観状態だった時期です。


 しかし、2年たった今、メディアから流れてくる日本の景況は、そのころとは一転してアベノミクスなる経済対策期待からの株価上昇で、金融市場は活況を呈し、いままさにバブルの入口にある、とか。

 まるで、震災などなかったのように、『日本経済は景気大改善中!!』 と伝えています。

 あまり景気に水を差すようなことを言うのも良くありませんが、どうもメディアが先走り過ぎているように思います。

 いま『アベノミクス』といって騒いでいるのは、おもに円安・株高の恩恵を受けた、金融市場と輸出大手企業くらいなもので、個人レベルで景気回復を感じているのは個人投資家くらいではないでしょうか。

 『今年の春闘は満額回答!大成功!!』、

 という声があがるのは、業界トップクラスの企業のみのように感じます。
 
 かつて、もう10年は前になりますが、金融市場と勝ち組企業の業績回復だけを見て『戦後最大の好景気』、などとうたっていて、一般人の生活は次第にデフレ傾向に向かってしまい、好景気を実感できないまま終わった、小泉政権時代を思い起こします。

 国全体の景気回復のためにも、円安株高の恩恵を受けた一部の人たちの利益をうまく実体経済の方に流すようにしてもらいものです。




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■ 衆院選 初の当選無効判決!! ついに司法から立法への鉄槌なるか

                                (03/25) 

  
 「1票の格差」を是正せずに行われた2012年12月16日の衆院選は違憲として、弁護士らのグループが広島1、2区の選挙無効を求めた訴訟の判決が25日、広島高裁であり、筏津裁判長は

 「民主的政治過程のゆがみは重大で、もはや憲法上許されない事態に至っている」

 と述べ、格差は違憲と判断し、選挙無効を言い渡した。


 衆参両院を通じて選挙無効の判決は戦後初めて。

 判決が確定した場合、両選挙区の選挙がやり直されることになる。

 被告の広島県選挙管理委員会は上告するとみられ、今後の最高裁の判断が注目される。

 判決は選挙を直ちに無効とはせず、13年11月27日から効力が発生するとした。

                               ( 時事通信より )


 昨年の衆院選を「無効」と判断した25日の広島高裁判決に、政府や与野党内では

 「これまでにない大変厳しい判決だ」、などと危機感が広がった。

 しかし、与野党の思惑はバラバラなことに加え抜本改革への意欲は低く、道筋はまったく見えないのが現状だ。


 自民党の石破茂幹事長は同日の記者会見で、

 「無効でも違憲状態でも、事の重大さには差はない。早急に成し遂げる」、

 と与野党合意を急ぐ考えを強調。

 
 自民党案は、小選挙区比例代表並立制を維持し、比例定数を180から150に削減する。

 150のうち60は「中小政党枠」として比例代表の得票で2位以下となった政党に優先配分する。

 公明党は受け入れる方向で、「与党案」として民主党に示す段取りだ。

 しかし、民主、維新、みんなの党はすでに自民党案への反対で一致。

 みんなや共産党、社民党は民意を反映しやすい比例代表中心の選挙制度への抜本改革を求めている。

 日本維新の会の松野国会議員団幹事長は記者団に

 「今の自民党案は削減幅が小さすぎ、制度が複雑すぎて理解できる人がほとんどいない。
 ぜひ全党が乗れるような案を提示してほしい」、

 と自民党に再考を求めた。

 みんなの党の渡辺喜美代表は記者団に、自民党案を

 「選ばれる側から考えるとややこしい制度になる、

  最高裁で無効判決が出たら、衆参ダブル選挙も考えねばならない」とも指摘した。

 共産党の市田忠義書記局長は会見で、自民党案を

 「公明党への配慮と言われている。民意を正確に反映することが大事だ」と批判、


 社民党の又市征治幹事長も

 「比例を削減する自民党案や民主党案では判決に応えたことにならない」と語った。


 過去の同種訴訟では、選挙を「違憲」としても、公益に与える影響を考慮して原告の請求を棄却できるとした「事情判決」によって、無効を回避してきた。


 しかし、この日の判決は、

 「1票の格差は広がっており、最高裁の違憲審査権が軽視されている」、

 として、事情判決は相当ではないとした。


 なかなか格差を是正しなかったのは明らかに、国会議員の怠慢だった。

 違憲で有効なのがそもそも、それがおかしい話。

 政治家の利権の綱引きで放置されてきた。


 三権分立の国なのだから、裁判所も立法府に対してこれくらい厳正に対処してほしいところだ。


最高裁で棄却される可能性もあるが、この判決は歴史上非常に意義のあるものだろう。




 2012年、地球が滅亡しなくって本当に良かったですね!!

 ・・・な~んてホッとする人というか、そもそも信じていた人というのは、あまりいなかったような気もしますが。

 この滅亡説を特集していたTV番組なども、お笑い芸人が、茶化しつつ盛り上がる、といった構成でしたし。


 そんな、ちょっと心配だった(??)2012年も過ぎ、新年明けて早々、世のムードは、どうやら明るい方向にガラッと変わった、との説が。

 安倍政権への期待から、日本株はぐんぐん上昇、円安もほぼ一直線に進行中で、まさに『押し目待ちに押し目なし』、とりあえずこのトレンドに乗っていればもうかる、という状況になっています。

 しかし、これは、あくまで期待先行相場、と言うべきもので、このまま楽観視して飛びのってしまうのも、危険な相場かと感じます。

 この良好なムードで、心も高揚し、本当に実体経済が上向けばよいのですが、それにはもう少し時間がかかるはずです。

 第一、安倍政権は発足して間もないこともあり、まだ実際には何もやっていないのです。

 公共事業、とか金融緩和、だとか、それって全然新しいことではありませんし・・・。

 それぞれ思い切りやってきた結果、今の日本があるわけですし・・・。


 2012年の滅亡説は、人類の滅亡ではなく、あくまで世界的に秩序の崩壊などで、常識などが激変するきっかけが起こる年、という解釈もあるようです。


 急速な『安倍バブル』を契機に、日本発で、地球規模の『失われたXXX年』などが、起こらないことを期待します。





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