生命活動で生み出される……
↓
エネルギーには
↓
二つの特徴が考えられる……!
↓
解糖系=瞬発力
ミトコンドリア系=持続力
↓
瞬発力
持続力は
↓
状況に応じて切り替わるもの……だが
↓
体の部位ごとに……
↓
どちらが
↓
優位に動くかも……決まっていると!
瞬発的な動きに用いられる……のは
↓
ミトコンドリアの少ない細胞で……
↓
構成された白筋という……筋肉!
↓
持続的な動きでは……
↓
ミトコンドリアの多い……赤筋!
有酸素運動が体にいいというのは……
↓
赤筋に酸素を多く運搬……でき
↓
ミトコンドリアのエネルギー産生……が
↓
活性化する……から!
赤筋を鍛えるだけでは……
↓
筋肉隆々にはならない……!
↓
筋肉量を増やすには……
↓
筋肉を構成する細胞……が
↓
分裂していく……必要がある
↓
この分裂は
↓
無酸素の状態でなければ……
↓
起きない……と!
↓
ガッシリした筋肉質の体……を
↓
つくるには
↓
酸素を必要としない白筋の働き……!
↓
解糖系エネルギーが必要になる……!
人間は
↓
赤筋と
白筋の
↓
両方の筋肉をバランスよく……
↓
兼ね備えているのが……特徴!
↓
こうした
↓
体の動きを見てみると……
↓
低酸素
低体温が
↓
細胞のガン化を促しているのが……
↓
見えてくる……と!
↓
カギとなるのは
↓
解糖系の働き……!
瞬発力の母体である解糖系……は
↓
細胞分裂の際にも働いている……!
↓
ガン細胞も分裂によって……
↓
増殖をくり返している……と!
↓
低酸素
低体温の状態は
↓
解糖系優位の状態と重なる……!
解糖系と
ミトコンドリア系の
↓
バランスが崩れてしまい……
↓
無酸素の解糖系ばかりが……
↓
稼働するようになったとき……
↓
ガン細胞が生み出されやすくなる……と!
ガンと
解糖系の関係は
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生命の進化とも関係している……と
↓
酸素によって膨大なエネルギーを生み出す……
↓
ミトコンドリアという器官……は
↓
すべての生命に備わっているものではない……と!
ミトコンドリアを持っているのは……
↓
細胞内に核を持った真核生物(動物・植物・菌類など)だけ
↓
核を持っていない細菌のような……
↓
原核生物の多くは……
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酸素を必要とせず……分裂だけ!
↓
解糖系だけで増殖をくり返す……!
真核生物の中で最も進化した……人間も
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その一つひとつの細胞……は
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原核生物と同様
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分裂によって新陳代謝している……
↓
わけだから
↓
解糖系の世界が……すべて
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ガンに
↓
結びついているわけではない……と!
生殖細胞の一つである精子……は
↓
低酸素
低体温の状態で
↓
活性化し
↓
分裂を繰り返す……!
↓
男性の生殖器が体の外に出ている……のも
↓
精子を冷やし……分裂を促すためだと
↓
女性の卵子は温めるのが絶対条件……だと!
皮膚の細胞も
↓
分裂しやすい傾向にある……
↓
冬に裸足で過ごしている人……の
↓
足裏の皮膚が厚くなる……のも
↓
寒さによって
↓
細胞の分裂が促されるため……だと!
↓
逆に
↓
温めると柔肌になる……!
↓
温めることで
↓
ミトコンドリア系の働きが優位になり……
↓
分裂の条件が整わなくなる……ため!
↓
細胞のガン化も
↓
温めることで抑制できる……ことが
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わかってくると!
私たちの体は
↓
部分的には
↓
冷やすことも大切……だが
↓
全体的に見れば……
↓
冷やしすぎることで……
↓
ガンの条件が整いやすくなってしまう……と!
冬の寒さに晒されると冷える=低体温
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ということは
↓
ストレスが溜まりやすい……状態!
恐怖で青ざめて敵から逃げたり……
↓
逆に
↓
攻撃したりする……状況!
呼吸が浅くなり……
↓
自然と低酸素になる……はず
↓
アドレナリンが分泌されて
↓
高血糖にもなる……はず
低酸素
低体温
高血糖
高血圧
↓
体にとってはストレスの多い……
↓
負担のかかる状態……!
↓
病気の原因といってもいい……かと!
しかし
↓
それは
↓
身に迫った危機を
↓
乗り越えるための反応である……と!
↓
本来
↓
適応現象と呼べるもの……だと!
長時間の労働
心配事 などで
↓
低酸素
低体温状態が
↓
持続すると
↓
ガン細胞を生み出す解糖系の世界に……
↓
どんどん
↓
入り込んでいく……と!
最後には個体の死を迎える……!
↓
細胞がガン化することを
↓
体の失敗とみるか
適応現象とみるかで
↓
病気への対処法も
その人の生き方も
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大きく変わってくる……だろう!