ルーキーズと小林可夢偉 | 川崎市のギター教室「先生のブログ」

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ギタリストとして活動していますが、
同時に生徒さんにギターのレッスンをする仕事もしています。

そんなレッスンで感じた事、ギターを弾く方へ役に立つ情報を綴っていきたいと思います。

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ルーキーズは、映画にもなった、あのドラマです。
テレビで放映されていた頃は、観ようとも思わなかったのですが、少し前に再放送を一話だけ観て、なかなか良いなと思ってました。
そうしたら、昨夜、劇場版が、放送されていて、ついつい観てしまい。
不覚にもウルウルしてしまいました。

確かに映画のように夢を持って、あきらめずに努力し続ければ、必ず叶うというほど世の中は単純では、ないでしょう。

でも、それが無ければ、何もなし得る事はできないのでは、無いでしょうか。


その後、F1を観ました。
もう、20年以上、観ています。
今年、日本人ドライバーは、小林可夢偉選手ただ1人。

彼は日本人ドライバーとして、初めて強力な日本企業の後ろ盾無しにレギュラードライバーの座を掴んだと言っても過言では、無いでしょう。

前半こそ、不運に泣かされましたが、後半戦に入ってからの活躍ぶりには、目を見張ります。

彼は、昨年、トヨタから、正ドライバーの代役で、2戦だけ出場しましたが、確実に光るものを見せてくれました。
誰もが彼の明るい未来を信じましたが、その矢先に、トヨタがF1撤退を発表しました。

しかし、彼は諦めませんでした。
そして、有望な新人を育てることで、知られるヨーロッパのチームのレギュラードライバーの座を射止めました。

彼は、諦めない、という言葉を良く口にします。
諦めないを続けてきたからこそ、今の彼があるのでしょう。

一方、私は若い頃、夢を持ちながら、努力を怠り、簡単に諦めてしまいました。

もし、病気にならなければ、そのまま人生を終えていたかもしれません。
ずいぶん遠回りをしましたが、ようやくスタート地点に立てた気がします。
目標は、ずいぶん遠いところにありますし、残り時間も当然多くは、ありません。

でも、後悔するような人生を送るつもりはありませんし、もう努力を惜しんでいる時間はないのです。

若い頃に、努力していればと考えることも、ありますが、過去に戻りたいとは、思いませんし、遠回りしたおかげで身につけたことも沢山あるのです。

とにかく、必死になって前へ進むしかないのです。