理解から記憶?記憶から理解?人の数だけ答えがある。 | 岡憲彦の行政書士合格Blog~勉強に対して謙虚であり続ける為のおぼえがき  

岡憲彦の行政書士合格Blog~勉強に対して謙虚であり続ける為のおぼえがき  

行政書士試験指導校 りす塾で講師をしています。受験生がその時々に感じる疑問をお伝えしています。書籍:社会人が合格するための計画・継続・記憶ノウハウ(中央経済社)の元ネタぎっしりのブログです。

「卵が先か鶏が先か」問題ってありますよね。

数年前に、

この問題が解決された!!と話題になりましたね。

 

海外の生物研究チームによると、

卵の殻に含まれているたんぱく質は、

鶏の体内で卵の殻の結晶化を形成を促す働きがあることを発見したとのこと。

 

つまり、このたんぱく質は鶏の体内で卵の殻を形成するのだから

鶏が先にいなければ卵はできない。

というものでした。

 

しかし、反発する意見も存在し、

鶏以外の鳥類は卵の形成に別のたんぱく質を利用しているので

これが決定的なことではないとのこと。

 

さて、行政書士の受験生の問題でもある

「理解が先か、記憶が先か」

についてはどうだろうか?

 

初学者が何も説明がなく条文を読んでも、

わけがわからないだろう。

そもそも拒否反応で読むということもしないだろう。

これは、保険契約やクレジットカード契約の約款を

読もうと思えないのと同じだろう。

 

しかし、「ここには〇〇の場合、どのようになるか?」と

と関心事にフォーカスを与える説明をすると、

理解をして読み進めることができるようになります。

(これが講義の役割ですね。)

 

そのため知識インプットのとっかかりの部分では、

一定の理解は必要ですね。

 

では、記憶は理解の後で良いか?と言ったらそうではないです。

法律用語や定義は正しく覚えておかなければ、

理解の促進はできません。

 

そうなると記憶を先におこなわなくては理解することが

できないとも言えます。

 

記憶って大変なことじゃないですか。

なかなか覚えることができない、覚えてもすぐに忘れてしまう。

 

だから、最初の導入でフォーカスを与えてもらい

「おおー!」と講義を聞いた嬉しい体験。

 

これを求めてしまい、

理解、理解、理解、理解、となってしまうのです。

 

法律を深めていこうすればするほど記憶は必要になります。

法律学のしくみをわかっておかないと、

いつまでも浅瀬でふらふら潮干狩りをしている状態になり、

知識の大漁!にはならないのです。

 

記憶を後回しにしないようにしてくださいね。

 

 

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