初めから効率的な復習なんて出来るわけないのに。 | 岡憲彦の行政書士合格Blog~勉強に対して謙虚であり続ける為のおぼえがき  

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行政書士試験指導校 りす塾で講師をしています。受験生がその時々に感じる疑問をお伝えしています。書籍:社会人が合格するための計画・継続・記憶ノウハウ(中央経済社)の元ネタぎっしりのブログです。

「効率的に」

「効率的な」

という言葉は魅力的ですよね。

 

得している気持ちになれるから。

 

誰しも「損はしたくない!」

という思いを持っています。

 

だから人より得なものに

興味が惹かれます。

 

しかし受験勉強に

これがそのまま当てはまるか?

と言ったら私はそうとは思いません。

 

確かに、

効率的な学習ってあります。

しかし、

何が効率なのか実感しなければ、

言葉だけで実のないものなのです。

 

学習にはそれぞれ効果があります。

効果のない学習は、

学習している風です。

 

それぞれの効果を順序よく行うことで、

効率的な学習になります。

 

勉強しないことを増やして、

合格することは効率的とは言いません。

 

もしそれで合格しても、

法的思考力を持ち合わせない状態で

行政書士を名乗ることとなるからです。

 

行政書士試験に合格することが

ゴールではなく、

その後があり、

その後の方がもっと大変なんですよ。

 

安易な効率的、楽な効率的は、

自分を苦しめることになります。

 

まだまだ「効率的」を

そのような意味で使っている

「うたい文句」を目にしますが、

勘違いしないようにしましょうね。

 

復習でおこなう学習には全て効果があります。

ただやるのではなく意味を理解して、

おこなわなくては、

その効果はあらわれにくいです。

 

効果を意識しておこなう学習は、

大変ですよ。

単にこなすわけではなくて、

効果があらわれるか考えながら、

していくわけですから。

 

さらに社会人受験生は、

時間がありませんから、

過処分時間の折り合いをつけながら、

復習しなくてはなりません。

 

この葛藤の中で効率的な復習が

はじめて見えてくるのです。

 

同時におこなうことができるのか?

ショートカットしても良いものなのか?

試行錯誤してはじめて効率化となります。

 

キツイことを避けるのが、

効率ではありません。

やらないことを増やすのが、

効率ではありません。

 

おこなうべき復習を限られた時間の中に

収めることが効率化なのです。

 

倍の復習時間で得られる効果を、

短い時間でも変わらずに

受けることができることが

効率化なのです。

 

ですから、

苦労して、試行錯誤して、

何度もトライ&エラーした先に

効率的な復習があるのです。

 

りす塾では、

はじめに具体的な復習方法を、

効果を踏まえてお伝えしています。

※効果を伝えない復習方法は目的がない手続きに過ぎません。

どこへ進んでいくのかわからない、

ハンドルのない車でアクセルを

踏んでいることだと私は考えます。

 

その上で、

教えられた復習方法を

まずは愚直におこなってください。

やりもせずに「できない!」「ムリ!」

と言う方は、りす塾には向いていません。

というか、士業には向いていません。

 

お伝えしたいことは、

日々必死に復習していることは、

今後の正しい効率的な復習に向かっていること。

 

近い将来、今までより合格するための学習が

できる階段を登っていることだと、

いうことです。

 

自分にマケルナ!

 

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