合格者平均点197点と言うことは! | 岡憲彦の行政書士合格Blog~勉強に対して謙虚であり続ける為のおぼえがき  

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行政書士試験指導校 りす塾で講師をしています。受験生がその時々に感じる疑問をお伝えしています。書籍:社会人が合格するための計画・継続・記憶ノウハウ(中央経済社)の元ネタぎっしりのブログです。

行政書士試験 合格発表がありました。
伊藤塾からのお知らせは
を見てください。

平成30年度の合格者平均点
197点(昨年200点)

この数字から考えられるのが
半数の合格者は記述抜きで180点を
超えていない。
ということ。

平成30年度の記述式問題の内容
(民法は条文問題)からして
合格者は書けており
点数が付いていると想定できます。
※合格者の記述式の得点集計ができていない為
まくまでも想定ですが。

そうすると合格者得点平均値を
叩き出した合格者であっても
択一式得点が160〜170点台と
考えられます。

10年ほど前の平成21年度試験では
択一式で180点を超えている合格者が
私の周りにウンといました。
※記述式で6点しか貰ってないとかね。

上記の事実と想定から
記述式抜きで結果180点を超える
というのは、
理想であり、
事件後発表までを穏やかに過ごしたい
という願望であり、
達成は容易でないと考えられます。

合格された方達の中には、
記述抜きで180点を超えれなかったと
思う方もいらっしゃるかもしれませんが
合格する力を手にしていることに自信を
持っていただきたいです。
合格者の方にとって今日で学習が終わり
ということはありません。
もし、その想いがあるなら引続き
学習をしていただきたく思います。
※2020年には民法改正ですしね。


再チャレンジすると決めた方
記述抜きで180点を超えるという
心持ちで取り組むことは良いことです。
それがあなたを時には奮い立たせて
くれることもあるでしょう。
しかし、
そのために知識の層を膨らましすぎてしまい
基礎知識を疎かにする。
理想とのギャップに自分を追い込むことの
ないようにしていただきたく
今回このようなお話をさせて頂きました。


合格をしても、再チャレンジをするにしても、
学習の歩みを止めてはなりません。
ゆっくりになることも時にはありますが
法律を学んだ者の宿命として
学び続けましょう。