他人の批評を得意げにする人間がいる。

そんな批評を、人前で話をする人間を見ていると、とっても気分が悪いものだ。


とにかく何かにつけて、他人の批評をしなければ気が済まない性格の持ち主がいる。


先日、ラジオを聴いていたら、醜い国会の生放送があった。いい歳した人間が、自らの過去の疑惑を棚に上げて、相手を糾弾する審議をやっていた。

まるで自らは、清廉潔白の正義に満ち溢れているかのような演出に、それこそ、『お前が言うな!』って言いたくもなった。


清廉潔白で正義感に溢れた人間は、本当に、倫理や道徳に欠けた人間を糾弾するのだろうか?

僕は宗教は嫌いだが、キリストや仏陀は、性格に問題や欠陥を抱えた人間を、公衆の面前で糾弾したり、罵倒したりするのだろうか?


大抵、他人の性格や倫理観、道徳観を公然と批評、罵倒する人間も、ほとんど例外なく、その人間にも人間性に問題があると思ってしまう。


天下に於いて、堂々と悪党を糾弾するとか、裁判所で検察官が被告人を罵倒するのとは、訳が違うのだ。


世の中には、毒舌で、次々にバッサリと、他人の批評をしまくって斬りまくる人間がいるが、本当に見苦しいものだ。


でも、そうした見苦しい人間を、僕は罵倒しようとは思わない。むしろ、僕にとっては大切な先生なのだ。

先生は自らを犠牲にして、本当に正しい生きる道を教えてくれる。先生自らが人間性を犠牲して、模範を示すところに、尊い価値があるのだと思ってしまう。

まさに先生は自爆して行く。僕は、それを尊い犠牲者として見ている。


僕の尊敬する某教授は、『その人間の人間性や業績を批評する以上は、自分の程度や次元も問われ、一歩間違えば汗顔ものだ』とか言っていたが、まさにその通りであって、そうやすやすと他人の批評など出来ないし、批評する以上は、自らも問われる覚悟が無ければ、あの醜い国会中継の姿になってしまう。
さて、年度末です。転勤、就職、入学など、何かと引っ越しのシーズンとなりました。

ところで、何かと借家契約、お部屋探しについて相談を受けます。そこで、独断により、お部屋探しのアドバイスをさせて頂きます。ただし、このアドバイスを活用して、借家契約に何かトラブルになっても、当方は全く責任は負いません。

まず、いろいろと相談を受けて感じる事は、お部屋探しとは、『素敵なお部屋』を探す事ではありません。

素敵なお部屋で家賃がお得な物件があったら、果たしてソッコーで契約しますか?もし、2年間だけとか、4年間だけアパートやマンションを借りるなら、そうした好条件なお部屋があったら、契約してもいいでしょう。

しかし、それ以上の長期契約を考えているとか、お店として借りたいとかの場合、それは、慎重にしなければいけないと思います。

借地上の建物を借りて、お店を始めたが、突如として地主から無条件立ち退きを迫られた店主、家賃が比較的安いと思ったら、ある日突然に、裁判所からアパートの競売の手紙をもらって、敷金は戻らず、無条件立ち退きが迫った借家人、素敵なお部屋で、家賃もまあまあだと喜んでいたら、素敵じゃあ無いオーナーさんに苦しめられているマンションの住人……

特に不満の無いアパートに住んでいたら、オーナーが変わって、新しいオーナーが、強欲な不動産管理会社に委託した結果、管理会社から次々に、不当な要求を突きつけられて困った借家人……

数え上げたらキリがありません。

2年~4年だけ住んで引っ越すなら、別にハズレ物件を借りても、我慢すればいいのでしょうけど、それ以外の人たちは、慎重にお部屋探しをしてください。

素敵なお部屋で家賃がお得な物件は、ある日突然に、一転して、トラブルの物件に変化する可能性を持っています。

その最大の理由は、オーナーにあり、素敵なお部屋を探す前に、真っ当なオーナーを探すのが先です。

いくら素敵なお部屋でも、オーナーが非常識とか、偏屈な性格の持ち主の場合、いくら、仲介する管理会社が真っ当でも、オーナーは耳を傾けません。普通のオーナーは、物件を貸すとき、真っ当な借り手を探します。それと同じように、物件を借りる人は、必ず真っ当なオーナーを選んで下さい。オーナーが登場しない物件なら、真っ当な不動産屋を探して、人間性に問題の無い店主や職員の居る不動産屋を見つけて下さい。真っ当な不動産屋は、おかしな物件はい扱いません
今週は相撲の世界が何かと、うるさかった。

横綱はついに引退に追い込まれた。僕は別に相撲には興味は無いし、この破天荒な横綱が好きだった訳でも無いが、ただ強くて礼儀正しい力士だけが、横綱として立派だとか、品格があるとか言って賞賛されるのはどうかと思っている。

引退した横綱が、市民に暴行を働いた疑いがあるのだから、引退もやむを得ない。その点は、横綱自身の問題であり、記者会見で泣こうが、後悔しようが、それは、自業自得である。


問題は、暴行疑惑を引き起こす前までの、横綱の品格についてである。

横綱審議委員会のメンバーの中には、この横綱について、1日も早く引退して欲しかっただろうと思っている。

しかし、横綱の品格とは何か?協会の規則に明確なルールがある訳でも無い。

モラルや倫理、品格を規定するのもおかしな話なのだろう。

仮に、下品な力士だったら、横綱にはなれないのだろうか?

強くて人格がこの上なく立派な力士だけが、理想とする横綱なのだろうか?

角界やそのファンがそう言う横綱だけを求めているとか、そもそも相撲道とは、そう言うものなのだとすれば、これ以上、口をはさむつもりは無い。


世の中、文句も付けようの無い立派なヒーローは各世界に存在するだろうけど、そう言ったヒーローしか居ない世界も、つまらないと僕は思ってしまう。

アンチヒーロー、ダークヒーローとか存在してこそ、ヒーローの存在も引き立つのでは無いだろうか?


政界にもダークヒーローがいる。そのダークヒーローは、世間から嫌われいる。しかし、このダークヒーローが何か革命的な事をやるのでは無いかと期待する有権者もいる。

破壊的革命家、そんなダークヒーロー。

文句の付けようの無い美しいヒーローだけが存在する世界。

そんな世界は本当に素晴らしいのだろうか?

話は戻すが、引退した横綱は、土俵外で、暴行疑惑を引き起こす悪党になってしまったのが残念である。

あくまでも、ダークヒーロー、正統派横綱に対するアンチヒーローで居てこそ、存在価値があったのに、市民に対する暴行と言う明らかな違法行為で、横綱の地位を失った。

アンチヒーロー、ダークヒーローが、土俵の悪役に留まらず、六本木の街で、立派な違法行為者としての悪党にまで暴走してしまったのは、一体、どんな理由があったのだろうかと思ってしまう。それにしても、六本木とは有名人が何かと事件を起こすのですね。