冬虫夏草 | 守護神のさがし方|千柱の神様を知る神話ライター・上江洲規子が教える 

守護神のさがし方|千柱の神様を知る神話ライター・上江洲規子が教える 

弱音を飲み込み、人に頼られるのが得意な長女タイプのあなたへ
ふとしんどさを感じたとき、気軽に愚痴を言える相手のような
自分だけの守護神をさがしてみませんか?

今日のラッキー神社

 

現代の作家さんで、誰の文章が一番好きかと聞かれたら、私は梨木香歩さんの名を挙げます。

 

太宰とか、谷崎とか、三島とかは、そりゃもう美文ですけれども、いつまでも昭和初期の人の名前を挙げるのは、なんか口惜しい(笑)

 

で、彼女の作品に『家守奇譚』『冬虫夏草』という連作があります。

家守奇譚は、亡くなった友人の家に住むことになった男が主人公。

 

短編で成り立っていて、すべての作品に、植物の名のタイトルがついています。

 

登場人物は主人公と亡くなった友人が主。

友人は琵琶湖でボートを漕いでいるときに亡くなったのですが、水のあるところどこからでも現れるんですね(笑)

 

そして近くの寺の和尚や隣のおかみさん、主人公は小説家なので友人の編集者や後輩などが登場します。

 

そして何よりも飼い犬のゴローです。

このゴローが賢い・可愛い・犬格家である……と、素晴らしい犬なんです。

 

そして『冬虫夏草』は、いなくなったゴローを探しに、主人公が旅をする物語です。

 

主人公が住む家は、どうやら山科あたりにあるようで、冬虫夏草の物語は、 河桁御河辺神社から始まり、鈴鹿の山あたりで終わっています。

 

そういうわけで、24日は、冬虫夏草の旅を逆張りしたんですけど、写真が整理できてないので、くわしくはまた明日。

 

 


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