「和歌山のウユニ塩湖」とも呼ばれる天神崎へ行ってきました。
和歌山は絶景が多い。
なんてことない川の流れも、この色ならば息をのむでしょう?
有田川の、なんの変哲もない一部を切り取っただけで、これです。
そして天神崎。
潮位が140~150cmのとき、鏡面に近くなるようです。
でも、日没もまた良いんですね。
なんて幻想的な光景。
一日の終わり、海に落ちる太陽は膨張し、ひときわ赤く輝きます。
熱と汗、光と影、見守られる安心感と未来を見通せない不安。
あなたが与えてくれるすべてを、当たり前に無造作に、時には煩わし気にさえして受け取った私たちに、明日の再会を約束するかのように晴れやかに優しく、空を包むのです。
もし真実にその光と熱が不要なら、地下室に逃げ込んで出てこなければよいだけのこと。
だからこそ一切の駆け引きなく、与え続けてくれるのでしょう。
ただひたすらにまっすぐと、見返りを求めない愛。
真横から差す光に
目を細めながら、私はシンと息をのみます。
はるか太古の人々のように、太陽の死を無邪気に悲しみ、手を合わせてその復活を喜べたら。
もし明日の朝太陽が昇らなかったとしても、ただ、感謝を捧げたいと思うのです。
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