《神の妻》倭迹迹日百襲姫 7 | 守護神のさがし方|千柱の神様を知る神話ライター・上江洲規子が教える 

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弱音を飲み込み、人に頼られるのが得意な長女タイプのあなたへ
ふとしんどさを感じたとき、気軽に愚痴を言える相手のような
自分だけの守護神をさがしてみませんか?

今日のラッキー神社

 

三輪の大物主は、倭迹迹日百襲姫に対しても、活玉依姫に対しても、

「夜だけ訪れる夫」

でした。

 

それは、姿を見せたくなかったからでしょう。

 

ギリシャ神話のキューピッドは、

「姿を見られる」

そのこと自体がタブーでした。

 

姿を見てしまった妻のプシュケは夫と引き離され、試練を受けます。

 

でも、大物主は姿を見せるまではOKだったみたいですね。

ただ、「驚く」のは禁忌だった。

 

「きゃっ」の一言のせいで、箸で陰部を衝いて死ななくちゃいけないんだから、大層です。

なんて死に方だ。

漫画家の諸星大二郎さんは、このエピソードを「神の子を産むのを拒否した」と解釈されてました。

諸星大二郎さんは学者じゃないけど、その直感はすごいと思うんですよね~、私。

 

一方活玉依姫は夫の正体を知りましたが、姿を見てはいません。

ただ、今昔物語では、おなじように着物に針をつけられた蛇は、鉄の毒で死んでしまいます。

 

昔話で蛇が鉄を恐れるのは割と定番。

 

なのに、活玉依姫が無事らしいのはどうしたことでしょう。

 

なぜ倭迹迹日百襲姫ばかりがこんな仕打ちを受けたんでしょうね?

 

 


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