巨石信仰というと、縄文人というイメージがある……かもしれませんね?
でも最近の研究では、弥生時代にも巨石に対する信仰があり、それがいつまでさかのぼれるのかは疑問という意見もあり、実際のところ、よくわかりません。
尖石遺跡などにはストーンサークルがありますから、信仰に石を利用していた可能性は十分あると思うんだけど……。
学芸員さんに言ったら、
「ちょっと安易に決めつけすぎ」
って言われそうだから、控えておきます(^^ゞ
ただし、石棒については、私の誤解をはっきり指摘されました。
石棒は飛騨などから発見されている縄文時代の信仰道具。
男根の形をしていて、台地に突っ立てられていました。
石棒から私が連想したのは、「大山咋(くい)」の名前でした。
杭を打つのは領地のマーキングとされています。
つまり大きな山を領地とする神を意味する名前です。
大国主の別名ともされますし、日吉大社のご祭神ですから、聞いたこともあるでしょう。
だから、石棒は「杭」の意味なのかなって思ってたんですね。
でも、学芸員さんにはアッサリ否定されちゃいましたね~……。。
いわく、
「飛騨市の石棒は凝灰岩、近畿南部などでは結晶片岩。粘板岩を使う地域も多いけど、いずれにしても割れやすくて加工しやすい
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