《実行の人》天智天皇 6 | 守護神のさがし方|千柱の神様を知る神話ライター・上江洲規子が教える 

守護神のさがし方|千柱の神様を知る神話ライター・上江洲規子が教える 

弱音を飲み込み、人に頼られるのが得意な長女タイプのあなたへ
ふとしんどさを感じたとき、気軽に愚痴を言える相手のような
自分だけの守護神をさがしてみませんか?

今日のラッキー神社

 

蘇我入鹿を殺した後、誰もが中大兄皇子が即位すると考えていたようです。

でも、彼はそうしなかった。

 

母の弟である孝徳天皇を即位させ、自分は皇太子になります。

でも、孝徳天皇は傀儡で、実質的な最高権力者は中大兄皇子だったと考えられています。

 

皇太子でいた方が、やりやすいこともいっぱいあったのでしょうね。

 

たとえば、大化の改新を協力した蘇我倉山田麻呂に冤罪を着せ、殺しています。

 

日本書紀では、倉山田麻呂の謀反を讒言したのは、蘇我臣日向であるとしています。

日向は中大兄皇子に、

「倉山田麻呂は皇子が海辺にいるときを狙って殺そうとしています」

と告げた……って言ってるけど、中大兄皇子がそう言い張ってるだけとも受け取れる(笑)

 

そもそも、「讒言」とはっきり書かれているのが怪しい(笑)

讒言かどうかわかるのは、当の本人だけのはずですからね。

これを聞いた孝徳天皇は、使いをやって、倉山田麻呂に謀反の志があるのかどうか問いますが、彼は、

「天皇に直接申し上げます」

と答えます。

 

その結果、彼の屋敷は兵に囲まれ、自殺に追い込まれるのでした。

 

なぜ倉山田麻呂は殺されたんでしょう。

 

何かまずい秘密でも握っていたのかなぁ。

 

なんにせよ、中大兄皇子は即位するまで時間をかけ、「革命の後始末」をしていたように思えるのです。

 

 


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