《初代女帝》推古天皇 7 | 守護神のさがし方|千柱の神様を知る神話ライター・上江洲規子が教える 

守護神のさがし方|千柱の神様を知る神話ライター・上江洲規子が教える 

弱音を飲み込み、人に頼られるのが得意な長女タイプのあなたへ
ふとしんどさを感じたとき、気軽に愚痴を言える相手のような
自分だけの守護神をさがしてみませんか?

今日のラッキー神社

 

推古天皇の時代には、なんなのかよくわからないけれど、不思議なエピソードもたくさん記録されています。

 

たとえば推古天皇26年のこと。

天皇のための船を造ろうと、山辺臣が山に入ったところ、良い木が見つかります。

そこで切ろうとすると、ある人が、

「雷神の宿る木だから、切ってはいけません」

と留めるのです。

 

でも、山辺臣は、

「雷神より天皇がエライ」

と、多くの幣帛を捧げて斬らせようとします。

 

とたんに空はかき曇り、落雷。

 

でも山辺臣は平気。

「雷神よ。帝の民を害すれば、身を亡ぼすぞ」

と、剣を構えて天をにらみます。

 

すると雨はやみ、木の俣に小さな魚がはさまっているのを発見。

これが雷神の成れの果てだったそうな(/_;)

 

山辺臣はその魚をどうしたと思います?!

 

焼いて食ったそうですよ!!!

ひどい。

28年の12月1日には「赤い気」が天に現れています。

その形は雉の尾のようだったと。

 

35年2月には、ムジナが人に化けて歌を歌った。

 

36年の2月27日、天皇が病に伏した途端、日食で世の中が真っ暗になったとあります。

 

推古天皇が太陽と深く関連付けられているのが、この記事から読み解けるのではないでしょうか。

つまり、天照大神と深く関連づけられた持統天皇と、重なる部分があるわけです。

 

推古天皇条は、大きな事件より、小さな事件の方が面白いんですよ。

 

 


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