さて問題です。
山は男性でしょうか?
それとも女性でしょうか?
ドイツ語やフランス語には、男性名詞と中性名詞がありますよね。
調べてみると、ドイツ語で山「Berg」は男性名詞、フランス語「Montagne」は女性名詞、スペイン語「Montaña」は女性名詞と、「女性」派が多少有利なようです(笑)
ちなみに海は、フランス語「La mer」は女性名詞、スペイン語「El mar」は男性名詞、ドイツ語は「See」「Meer」のどちらも「海」を意味しますが、「Meer」は地中海のような、狭い海を意味するようです。
「See」は女性名詞、「Meer」は中性名詞ですね。
海は男性女性、中性とそろいました。
このあたりの感覚の違いは面白い。
ドイツ語やイギリスはゲルマン系言語。
フランス語やスペイン語はラテン系言語ですが、必ずしも系統と性別が一致しませんからねぇ。
ちなみに、ほとんどの国で、太陽は男性名詞、月が女性名詞だって言われますね。
そんな中、ドイツ語は太陽が女性、月が男性。
太陽神を女神、月神を男神とする日本とドイツの共通項として、よく挙げられます。
余談ですが……。
最近、
「そういや、ラテン系もゲルマン系もアルファベットを使うよな?アルファベットの起源ってどこなんだ?」
と調べてみたところ、紀元前1500年ごろのギリシャに端を発するようです。
ヒエログリフと楔文字を合わせて作られたんだとか。
そこにルーンやらフェニキア文字などの要素が加わって、現在のアルファベット(ラテン文字)になったとか。
いやぁ、壮大な歴史があったんですね(^^ゞ
「表音記号なんて、ただの記号じゃん」
と、軽く見てて、すいませんでした~~~~~!!!!!
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