《カカァ天下》イワノヒメ 7 | 守護神のさがし方|千柱の神様を知る神話ライター・上江洲規子が教える 

守護神のさがし方|千柱の神様を知る神話ライター・上江洲規子が教える 

弱音を飲み込み、人に頼られるのが得意な長女タイプのあなたへ
ふとしんどさを感じたとき、気軽に愚痴を言える相手のような
自分だけの守護神をさがしてみませんか?

磐姫(いわのひめ)が実家に帰ったことを知ると、仁徳天皇はうろたえます。
そして舎人の鳥山という男……名前からしても足が速いんでしょうね……に、皇后を連れ戻しにやらせます。

そのときに詠んだ歌はこんなの。
ヤマシロニ イシケトリヤマ イシケシケ アガモフツマニ イシキアハフカモ

翻訳すると、山城に早く追いつけ鳥山よ。早く追いつけ、追いつけ!いとしい妻に追いついて、会ってくれるだろうか。

山城というのは、磐姫が実家に帰るために通っている道のことのようです。
まぁ妻を恋する気持ちがひしひしと伝わってきますが、それならなぜ、ちゃんと筋を通して八田皇女を迎え入れなかったのか。
つくづく惜しいことです。

磐姫だって未練たらたらなんですよ。
木津川あたりで立派な大樹を見ると、
ツギネフ ヤマシロガワヲ カハノホリ ワガノボレバ カハクマニ タチサカユル モモタラズ ヤソハノキハ オホキミロカモ
と詠みました。

山城川をさかのぼってきたところ、川の曲がり角に 立派な葉の茂った木が立っていて、私の大君にそっくりだ。
という意味なんですって。





  ・プロフィール
  ・守護神さがしとは
  ・メニュー・料金
  ・簡易守護神check
  ・神社おみくじ
  ・イベント・セミナー情報

問い合せ




ポチっとお願いします
↓↓↓




取材や執筆の依頼・お問い合わせは
大阪の取材ライター醸工房