野球放浪記『百聞不如一見』 -351ページ目

ボス不在で大丈夫なのか?

アイランドリーグは昨日、2回目のトライアウトが行われた。

あと2回の一次テストを行い、最終の二次テストを行ったあとにドラフト会議に入る。

そのドラフトが約2週間後に迫り、ふとした疑問がわいてきた。


それは徳島と愛媛の監督が不在であること。


監督なら誰しも「こういうチームにしたい」という構想を持っている。だけど、その監督がいないのだ。


ドラフトよりも前に監督を決めることが先なのではないだろうか。


内部のコーチが監督に昇格するのなら話はわかる。だけど外部から監督を招聘するとなると、チーム編成にも影響しないだろうか。


まずは退団選手の穴埋めから始まる。あとは勝つために必要なプラスアルファの補強をしなければいけない。しかし、監督が不在となると、方針や構想が見えてこないから、そのプラスアルファの補強に困る。


そりゃ先に集めた選手を見極めて、あとから決まった監督が操ることはもちろんできる。でも、それだとチーム作りが遅れることになりかねない。


特に愛媛なんかは今のところ、救済ドラフトで獲得した元長崎セインツの選手も含めて、戦力は充実している。来年は優勝も狙えるだけの戦力は整いつつある。それだけに監督不在なのは実にもったいない気がしてならない。


トライアウト@戸田

関東での開催ということで、報道陣も動きやすいのか、少しだけ情報が入ってきました。


BCリーグやカンドクから受験した選手もいました。


二週間ほど前まで行われていた社会人野球日本選手権に出場したかずさマジックの投手もいたようです。


チームは初戦敗退して、この投手の登板機会もなかったのですが。

社会人となると非常にレベルが高くてNPBのスカウトから注目される以前にレギュラーを獲ることすら至難の技であります。


レベルを下げるというわけではありませんが、出番を求め、可能性を求め、独立リーグで挑戦するのもいいでしょう。


ジャパニーズドリームとでも言いましょうか。メジャー傘下1Aに所属していた大柄な黒人選手もとても気になります。


関西でのトライアウトでは特別合格者は1名でしたが、今回は複数名出る感じがしなくもないです。

一次テストはあと2回行われますが、本気で夢を追い求める選手はかっこよく思えます。


未来図を描きながら

運命のドラフトから1ヶ月が経とうとしている。注目度の高かった大学生投手がどの球団に行くのかは興味深かった。アイランドリーグの選手が指名された時は嬉しかった。

その一方で候補に挙がりながら指名されなかった選手もいる。一番印象に残っているのはガイナーズ中村真崇の寂しそうな姿。あの場に居たということは候補に上がっていたのだろう。

正直、私は中村選手が指名されるのは厳しいんじゃないかという見方をしていた。ただ、あの寂しそうな姿を見ると放っておけない。それ以来「どうすれば中村はNPBに行けるのか?」を考えるようになっていた。

結論から言うと全てにおいてレベルアップが必要だということなのだが。

指名されなかった一番の理由はスピードが足りなかったことだろう。NPBとなると打撃、守備、走塁、全てにおいてスピードが全然違う。0コンマ何秒で生き残れるか残れないかの世界。

急に足が速くなるわけでもない。ただ、努力と工夫次第で0コンマ何秒の差は埋められる。最低限のスピードは身に付けておきたいところである。

守備に関してはファーストは捨てるくらいの気持ちでいい。1つ思いついたのはサードへコンバート。経験はあるけど、サード守備は不安定。守備への不安が打撃にも影響した選手はたくさん見てきたのでリスクは高い。そこで洋輔選手の抜けたライトに固定してもいいかなと思う。大学時代に外野手としてベストナインも受賞しているし外野手としての心得は持った選手だと思っている。それに外野を守っているときの方が打撃も生き生きしている印象はある。

その打撃に関しては不動の4番。しかし加登脇選手がスタメンで固定されてたら3番中村、4番加登脇が理想的だったかもしれない。怪我で戦線離脱した時期はあった。でも打率は高いけど本塁打数は少なく4番としては少々物足りなさもあった。広角に長打を打てる選手を目指すのか一発を打てる選手を目指すのかはっきりさせたほうがいい。

とまぁお節介な意見を述べてみた。

NPBへの道のりは険しい。
おそらく中村選手にとっては来年ダメなら次はないくらいの本当に勝負の年になるだろう。

チーム編成がまだ出来てなくて新入団選手によって起用法も変わってくるが、どんな選手を目指すのか明確なビジョンを持って、来年に挑んでほしいと思っている。