野球放浪記『百聞不如一見』 -336ページ目

がばい旋風をもう一度

野球のないオフの楽しみの1つはCS放送の『ガンバレ日本プロ野球!?』を観ること。普段は聞けない裏話を聞けて面白い。昨日も西武・中島編を観て笑わせてもらった。


ナカジ編の前は読売・長野久義編。そこで驚いたのは長野選手が佐賀県の人だということ。てっきり福岡の人かと思っていた。


佐賀県出身のプロ野球選手で元広島の緒方孝市さんの名前も出てきた。大先輩はもちろん、今季入団するルーキーの中にも佐賀県出身の選手がいる。ガイナーズファンの方ならご存じだと思うが、その1人がドラフト7巡目で横浜ベイスターズに入団した大原淳也選手。私が今年のルーキーの中で最も注目している選手でもある。



本職はショートであるが、石川選手、渡辺選手と実力のある選手がいるポジションでもある。どのポジションで使われるかわからないけど、まずは開幕1軍を目指すといったところか。しかし、26歳でプロ入りということで、ルーキーとしてはそう若くはない。だから、1年目からでもレギュラー獲るくらいの気持ちを持ってほしいとも思う。目標は高く、新人王というのもいいかもしれない。


過去3年間のセリーグ新人王は読売から選出されている。今年で言うと読売には澤村拓一という大学時代に騒がれた投手がいて、広島には福井投手も入団した。彼らは新人王の有力候補に挙げられるだろう。


大原選手は、下位指名で鳴り物入りで入団したわけでもない。だが、08年の山口投手、09年の松本選手は育成枠から這い上がって新人王に輝いた例がある。


去年の日本シリーズでは育成枠出身の岡田選手が日本一を決める勝ち越しタイムリーを打って脚光を浴びたりもした。波瀾万丈の野球人生を送った選手が活躍すると、時として人々に感動を与えることがある。


大原選手も社会人時代に廃部を経験して独立リーグの世界に身を置いた。平坦な道のりではなかったけど、NPBに行くという夢を叶えた。そこで満足せず、さらなるサクセスストーリーを描いてもらいたい。険しい道のりではあるけど、私も2年連続で佐賀県出身の選手が新人王獲得というのを期待したい。



“Dash on” NORI




心配事は不協和音

日本ハムのダルビッシュ有投手が年俸5億円で契約を更改し、現役日本人選手最高額になった。名実ともにトップクラスで日本を代表する投手。4年連続で防御率1点台というのは本当に素晴らしい。だからこれくらいの額は妥当かなと思う。

本人も評価してもらってご満悦の様子。その一方で自分の思うような評価をしてもらえてない選手もいる。それが埼玉西武ライオンズの涌井秀章投手である。涌井もダルビッシュと同じく五輪やWBCの日本代表にも選ばれ、若い世代を代表する投手である。


今季は14勝を挙げたものの現状維持の2億円の条件提示は変わらず3度目の交渉も保留している。優勝を逃したこと、後半戦に息切れしたことが球団の言い分らしい。


だけど、これは今年の話。もう少し長い目で見れば5年連続で二桁勝利を挙げている。球団は違うし、他人と比べるのがいいとは思わないがダルビッシュとの差があまりにも大きすぎる。ましてや日本ハムは4位である。


もう1人、パリーグを代表する若い投手を加えると楽天・田中将大投手も2億円で更改している。「早くハンを押せば?」と思っていても、さすがにこれでは納得できない。涌井に同情してしまう。


何も揉めていたのは涌井だけではない。中島裕之選手もポスティングでのメジャー移籍のことで球団と揉めていた。


思えば昨年、日本一になったロッテも一昨年は開幕前からバレンタイン監督の解任が報じられる中でのスタートだった。結果は5位。シーズン中にはスタンドから球団や選手を批判する横断幕も掲げられ非常にぎくしゃくしていた。それが昨年は西村監督を迎え、「和」をテーマにして、日本一に輝いた。


話を西武に戻す。昨年は最後の最後でソフトバンクに優勝をさらわれ、CS第1ステージでもロッテに劇的な試合を演じられて敗退。本当に悔しいシーズンだっただろう。当然、「優勝」の思いは相当強いと思う。


優勝というのは選手の力だけでは出来ない。球団、選手、首脳陣、裏方さん、そしてファンの人たち…。どれが欠けてもいけない。みんなの力が1つになってこそ出来るもんだと思っている。


涌井との契約交渉がこじれている西武。本気で優勝を狙うのなら、いざこざは無いにこしたことはない。経営のこともあるし、当初の提示額から大幅アップとはいかないけど、フロントも歩み寄るべきだと思う。どうかここはひとつ、いい方向で話を進めてもらいたい。


“Dash on” NORI

方向性

私にしては珍しくスケジュール帳を買った。去年は資料として使っているファイルに自分で作ったスケジュール帳を綴じていたのだが、どうも作るのが面倒くさかった。ずぼらな性格が出てしまった。


せっかく買ったので、とりあえず予定を書き込んでみた。恒例行事になっている11月の予定も書き込んだ。


あくまでも予定であって、決定ではない。こうして予定を書き込んでみると、行きたい球場がたくさん出てくる。


去年は、見てみたい選手がいて、そこに足を運ぶ形であったが、今年は今のところ「行きたい球場」が優先的になっている。そこでこれはと思える選手、いい試合に巡り会えたらいいかなという雰囲気になっている。


しかし、実際はそううまくはいかないと思う。今後、さらに予定が追加されると、頭を悩ませることになるだろう。


方向性が全く見えてこない…。



“Dash on” NORI