野球放浪記『百聞不如一見』 -335ページ目

国立大の星になれ!

以前に大原淳也選手に新人王を獲ってほしいと書いた。しかし、横浜にはもう1人いた。同じくガイナーズ出身の2年目、福田岳洋投手である。


福田投手は昨年の8月に1軍昇格。主に敗戦処理ではあったが、中継ぎとして、まずまずの結果を残し、昇格後は一度も抹消されることなくシーズンを終えることができた。福田投手の昨年の投球回数が24イニング。30イニング未満なので、まだ新人王の資格がある。昨年は中継ぎを任されていたけど、タイプ的には先発で勝負させてもいい。


26歳でのプロ入りということで、「成長や伸びは期待できない」という声も聞かれた。しかし、メジャーリーグでも活躍した長谷川滋利さんは30歳を過ぎてからウェイトトレーニングによって球速が8キロ伸びたらしい。福田選手は、まだまだ可能性を秘めているということだ。


何より彼は国立の高知大学を卒業し、大学院にも通っていた異色の経歴を持っている。その頭脳は最大の武器にもなる。その頭脳で1軍で生き残る方法を考えれば、新人王も十分狙えるし、工夫次第で何とでもなる。でも頭だけでは通用しない。頭脳的な投球ができるだけの制球力を身につけることが大切だ。



たしか国公立大学出身者で新人王を獲った選手はいない。もちろん独立リーグ出身者もまだいない。チャンスは一度しかない。ぜひ「W史上初」を目指してほしい。でっかいことを言い過ぎてる感じもしなくはないが、夢を見たっていいじゃないか。


ここ2年、横浜ベイスターズは選手を大量に入れ換え、チーム再建を図っている。確かにチーム浮上には補強も必要だけど、若手選手の台頭も鍵を握っている。福田投手を筆頭に、1人でも2人でも活きのいい若手が出てきてほしい。


福田投手は年齢的には中堅クラスに差し掛かっているけど、2年目と経験が浅いので、あえて若手ということにしておく。


“Dash on” NORI



もっと上手くなりたい

この世の中には様々な分野において、第一線で活躍している人たちがたくさんいる。そんな人たちが、私みたいな何事においてもド素人な人間に目を向けてくれることは、非常にありがたいことだし感謝している。とても嬉しく思う。


私はアイデアはたくさん浮かぶものの、頭の中で思い描いたことを、形として表現できない不器用な人間。自分の伝えたいことが、なかなか伝えられなくて悔しい思いをしたことが、何度もあった。己の実力のなさを痛感することもあった。


人から間違いを指摘されたり、怒られたりするとカッとなってしまう性格でもある。事実を素直に受け止められるようにしなければいけないとも思う。


得意分野は1つしかないので、まずはそこからスキルを上げていきたい。そして慣れてきたら段々と範囲を広げていきたい。別に誰から教わるでもなく、自分に合ったやり方を模索しながらやっていこうと思う。体がクタクタに疲れはてると、脳みそも休みたがって頭が働かないこともある。だから、無理をせず一歩ずつ少しずつ階段を上がれればいい。うっすら描いている夢が目標に変わったら、それはその時に考えることにする。


レベルアップを計ろうとするとき、何かを犠牲にして、「自分のため」だと言い聞かせて、苦痛を伴うことがある。だけど今はそれがなく、すごく楽しい。「継続は力なり」という言葉があるけど、ここまで続けてこれたのもよかった。これほどまでに向上心を持てた理由のひとつでもある。こんな経験は今までになかったかもしれない。


人がそれぞれ持ってる個性というのは、その人にしか出せない。誰かの影響を受けたとしても、誰かを真似るわけでなく、自分の世界を作っていきたい。


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大人になって気づいたこと

私も年を取ってしまって、最近の子ども向けアニメには全くついていけない。でも、テレビ放送開始から20年以上経った今でも根強い人気を誇るアンパンマンくらいならついていける。


アンパンマンの人気は、まず第一に、ばいきんまんのおかげでもある。アンパンマンには、いつもやられっぱなしのばいきんまんであるが、アンパンマンは顔を汚されると力が出なくなるという弱点がある。その弱点をついて後一歩のところまで追い詰めるものの、結局最後はやられてしまう。いや、ごく少数の子どもを除いて、アンパンマンをやっつけてしまうと、みんなを悲しませてしまうことを知っている。よく悪さもするけど、時にはアンパンマンと共に闘ったりもする。ばいきんまんこそ、最高のエンターテイナーである。彼は彼なりに素晴らしい生き方をしていると思う。


アンパンマンも決して強いわけではない。新しい顔を焼いてくれるジャムおじさんがいて、それをアンパンマンの体めがけてストライク送球、絶妙なコントロールを持つバタコさんがいるからこそ強さを発揮できる。



何か壁にぶち当たったり、悩みがあった時には1人で考え込んだり、解決しようとしなくていいのだ。誰かに頼り、助けを求めたっていいのだ。周りにはたくさん仲間がいる。人はたくさんの人に支えられながら生きている。


こんなことを言っても、小さな子どもにわかるはずがない。何気なく観ていた子どもの頃と違い、大人になって観てみると結構、奥が深い。


母校のグランドのベンチには黒板があり、そこに2つの言葉が書かれてあった。その言葉が「謙虚」と「感謝」である。その当時は、ただ書かれてあるという感覚で、言葉の意味なんて全く理解しようとしなかったけど、ようやくわかってきたような気がした。


今日は成人の日。新成人を迎えた人たちも、きっとこれから、いろんな発見があることだろう。


“Dash on” NORI