タランティーノ全作品は同じ世界の住人と正式に発表 | スクラップブック

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クェンティン・タランティーノが彼の映画に出る登場人物は全て同じ世界の住人だと
先日、新作「ヘイトフル・エイト(Hateful Eight)」のインタビュー中に認めました。

もともと、同じ名字のキャラクターが、同じ店がタランティーノの別の映画にも出ていることは
ファンの中では有名でした。
しかし、今回のタランティーノの「全部同じ世界の住人」だという発言は、
「全部?」と驚かせています。

タランティーノによると、「超現実的な世界」と「彼らが見た映画の世界」という2つの世界が存在し、
「キルビル」や「From Dusk Till Dawn(1995 脚本のみ)」は
「レザボア・ドッグス」や「パルプ・フィクション」達が見た映画だというのです。

「パルプ・フィクション」でミア・ウォレス (ユマ・サーマン)がトラボルタに語るTVドラマの企画の話が「Kill Bill」そのものだそうです。
ミアの話が映画化され、その映画「Kill Bill」のヒロインも演じたという話のようです。

ジャンゴという西部劇は彼らが見た映画ということになるのですが、
ただの遊びなのか?キルビル等他の映画とも関連性があり、なかなか複雑です(笑)

現在タランティーノ8作目の映画「「ヘイトフルエイト」発音を活かして「H8ful Eight」と表記し、
監督8作目を大々的に宣伝している2時間47分の長編映画は現在アメリカで公開中です。
そこそこの興行成績と評価を得ています。

また、タランティーノは映画を既に2作作る予定であると発表しました。
1作は「キル・ビル3」になるのではと言われています。

パルプ・フィクションのミアは今頃大金持ちでしょうね!


参照:
タランティーノ彼の映画の登場人物は同じ世界の住人と認める(cultier)
タランティーノ 全作品の関連を認める

■共通点


●同じ苗字のキャラクター
「レザボア・ドッグス」強盗の一人「Mr.ブロンド」本名は「ヴィック・ベガ」
「パルプ・フィクション」ジョン・トラボルタが演じたマフィアの名が「ヴィンセント・ベガ」

「トゥルー・ロマンス」の「リー・ドノウィッツ」
「イングロリアス・バスターズ」の「ドニー・ドノウィッツ」*親子と公式発表済み

「パルプ・フィクション」でタランティーノ監督が演じたキャラ「ジミー・ディミック」。
「レザボア・ドッグス」のMr.ホワイトは「ローレンス・ディミック」

●保安官アール・マクグロー
「フロム・ダスク・ティル・ドーン」。
「キル・ビル」
「デス・プルーフ in グラインドハウス」


●同じファストフード店「ビッグ・カフナ・バーガー」
「レザボア・ドッグス」Mr.ブロンドが飲んでいるジュース
「フロム・ダスク・ティル・ドーン」セス(ジョージ・クルーニーセス)が袋を持っている。

●同じタバコレッド・アップル
「パルプ・フィクション」
「フロム・ダスク・ティル・ドーン」
などで、主人公たちが吸っているタバコ

●ナース「ボニー」
「レザボア・ドッグス」の闇医者
「パルプ・フィクション」

●ポーラ・シュルツ
「ジャンゴ 繋がれざる者」賞金稼ぎのキング・シュルツ
「キル・ビル 2」でユマ・サーマンが脱出する墓地の墓に名前がある。

●アラバマ・ウィットマン
「レザボア・ドッグス」Mr.ホワイトの昔のパートナー「アラバマ」
「トゥルー・ロマンス」主人公の恋人「アラバマ・ウィットマン」


タランティーノ映画10の秘密

公開年 邦題
1992年 レザボア・ドッグス
1993年 トゥルー・ロマンス (脚本のみ)
1994年 パルプ・フィクション
1995年 フロム・ダスク・ティル・ドーン (脚本のみ)
1996年 Curdled (脚本のみ)
1997年 ジャッキー・ブラウン
2003年 キル・ビル Vol.1
2004年 キル・ビル Vol.2
2007年 デス・プルーフ in グラインドハウス
2009年 イングロリアス・バスターズ
2012年 ジャンゴ 繋がれざる者
2015年 ヘイトフル・エイト


◆感想
新作「ヘイトフルエイト」は西部劇です。
タランティーノ世界において昔話になるのか、見た映画になるのか?
どのような立ち位置になるのか楽しみです。
主演はサミュエルLジャクソン。かつてパルプ・フィクションにも出演しています。
関連性はあるのかな?


ヘイトフル・エイト 予告

◆今日の面白画像
「何すか?」