ここのところ猛暑をはるかに超えて、酷暑が続いています。
皆さん、しっかり水分補給しながら体調管理に気を付けて、この夏を楽しんでいきましょう!
というわけで昨晩は仕事上がりでBeat Clubへ。
Shunさんこと「菊田俊介」さん率いるShun Kikuta Special Liveを観に行ってきました♪
Shun Kikuta TrioやShun Kikuta Funky Trioのライブはこれまでに観て来ましたが、今回はShun Kikuta Special Live!
何がSpecialなのか…
Shunさんは当然、ギター&ヴォーカル。
ベースはやっぱりこの人、片野 篤さん♪
さてドラムは、と言えば…
台湾からお越しの超絶イケメンドラマー、Dafuさん♪
Shun Kikuta Trioのドラムは金指さん、Shun Kikuta Funky Trioでのドラムは関さんですが、今回のSpecial Liveのドラマーはまるでアジア映画に出て来る俳優さんのような、Dafuさんが来日されているとのことで、今回のライブが実現しました!
10数年前、Shunさんと出会って間もない頃にBoPoMoFoという台湾のバンドとShunさんがやはりここでライブをやった際、そのバンドのドラマーとしてきていたのがDafuさんだったわけですが、昨晩お会いしたその容貌がほぼ変わっていないことにまず驚き(^^;
昨晩も「竹野内 豊にそっくり!」なんて声が掛けられていましたが、当時の私はDafuさんを見た時「金城 武が来た!?」なんて思うくらい、とにかくカッコいい方です。
BoPoMoFoはどちらかというとBoogieっぽい感じの曲調、跳ねる感じな演奏が主体だった…と記憶しているんですが、そこでのDafuさんの印象は「堅実で緻密なドラマー」という感じでした。
とにかく正確なリズムキープでバンド全体のサウンドをまとめている、そんな感想を持っていましたが昨晩の演奏ではそこに加えてワイルドさというか、独特なグルーブ感、ドライブ感が加わった感じを受けました。
Shunさんは他にもShun Kikuta Blues Companyというユニットもやっていて、そこのドラマーはマーティー・ブレイシーさん。
個人的には4人の違うドラマーでShunさんの演奏を聴いているわけですけど、昨晩ほど「ドラマーが変わるとこれだけ演奏って変わるものか」というのを実感出来たライブは無かったと思います。
(Blues Companyは9月にBeat Clubでライブをやるそうです!)
Trio編成で観ても金指さん、関さんとDafuさん、それぞれで同じ曲をやっていてもそれは全く違う曲になるモノなんですね。
昨晩は1stセットは定番のブルースが中心、2ndセットはかなりバラエティに富んだ選曲になっていて、しかもインスト多めという、各々のテクニックも十分に堪能出来る、内容の濃いライブとなりました。
ロックっぽいアレンジの「Cissy Strut」で始まったライブ。
ギターの音もドライブ多めなハードなサウンドでカッコ良かったです。
全体的にロックっぽい感じが多かったんですけど、そんな中でもしっかりとブルースしていたり、バラードでは本当にしっとりとタイガームーンの生音そのものに近い音で聴かせたり、時にJazzっぽい感じも楽しめたりと、カッコ良さと渋さと色々な要素が詰まっていたのも、昨晩のライブだったように思います。
2ndセットはブルースからジェフ・ベックの「Led Boots」まで、まさにステージ上の3人がそれぞれの持てるテクニックをぶつけ合うような、もうそれぞれのソロから目が離せない、どこを観ていたら良いのか分からない感じで、そういうの大好きな私にとっては非常に面白いセットでした。
(かなり濃いぃ演奏で、Dafuさんもかなりアツくなってました)
「Love Love Love」では日本語歌詞を書かれた松下 年見さんが登場、コーラスで参加されました♪
そしてアンコールではいつものアレかなぁ…と思っていたら、まさかのサンタナ。
「哀愁のヨーロッパ」が始まったのには、意表を突かれたしビックリでした。
サンタナのこの曲とゲイリー・ムーアの「パリの散歩道」は70年代、80年代のギター小僧なら必ずと言って良いほど通る道。
(私も通りました(^^;)
インストバラードを情感たっぷりに演奏するその姿から、Shunさんのルーツもその辺りにあったのか、というのが感じられました。
昨晩のライブ、とても楽しめたし、Dafuさんの演奏はすごく懐かしくも感じられたし、このTrioでまた観たいと思いました。
本当にカッコ良いライブでした!
Shunさん、片野さん、Dafuさん、素敵な演奏をありがとうございました。
スタッフの皆さま、お疲れさまでした。
Dafuさん、また宇都宮にお越し下さいねぇ!!