昨晩はなぜか

久我山にいました。

 

久我山ってどこ?っていう方も多いと思いますが(僕も駅名は知っていましたが、降りたのも初めてだし、位置関係もあんまり把握していませんでした)、井の頭線の吉祥寺から急行で1駅のところにある、閑静な住宅街です。たぶん杉並区だと思います。

 

やってきたのは、月に2回だけ開店する

こちらのお店に来るためです。

 

何度も書いておりますが、僕は20代後半に2年間バックパックを背負って世界を周っていたことがあります。

 

この旅が僕の人生を大きく左右する転機になりました。たくさんの出会いもありました。今回は、その旅に出る前からいろいろとアドバイスをくださった「旅の師匠」はじめ、旅の仲間たち合計4人での宴席。

 

会場は、以前一世を風靡した? 経堂にあったパクチーハウス東京

で店長を務めていた、うっしーが、パクチーハウス無きあと、休業日のバーを間借りして月に2回だけ開店しているお店です。ちなみに、旧パクチーハウス東京のオーナーの恭さんも、旅をきっかけに知り合った友人の一人です(この日はいなかったけど)。

 

まずはビールで乾杯。コースターも、箸置きも、パクチーを意識して全部緑。

メニューも全部みどり。基本すべてにパクチーが入ります。実は僕、パクチーそんなに好きでもないんですけどね...。

 

お通しは、

生のパクチー食べ放題

それからひまわりの種。

 

お店は8席しかないこともあり、この日も満席。そして、このあともしばらく満席続きなんですって。今回は3か月前に、チベットとラオスで供に旅をした「りか」が予約してくれました。

ビール2杯目。

 

そしてやってきたのが

パクチーちょこっとずつ盛り合わせセット(1700円)です。

 

ゆず味噌パクチー

パクチャンジャ。けっこう辛い。

スパイシーひよこ豆。ほっこりする味

トムヤム砂肝。これもけっこう辛い。

パクコンビーフ。これ、最高においしかった! パクチーのほかに、カッテージチーズとかコーンビーフが入っていて、なかなか凝っています。

そして、オーガニックオートミールのパクラッカー

 

まあ、とりあえずなんでもパクチー。

 

「旅の師匠」とは、もう8年くらいぶりの再会だったのですが、相変わらず旅は続けているようで、次の日から4週間ボルネオに行くんですって。ブータン、インドネシア、マレーシアを気ままにめぐるらしい。ちなみに、二児の父で、子供も我が家と年齢がほぼ一緒なんです。今仕事は月に5時間すればいいという、素晴らしい身分だ...。

 

「旅の師匠」は最近、国連が国と認めているところを、北朝鮮以外すべて踏破したんだとか。そんな人、日本に何人いるんでしょうね...。北朝鮮以外で一番行きにくかったところはどこかを聞いたら、タイミングの問題もあるけど「アフガニスタン」かなとおっしゃっていました。

パクチーの種などのスパイスを漬け込んだ、スパイシーワインを2杯いただきます。

続いてかわいい料理は、インドのスナックを模した、パクダヒプリ。中には、紫玉ねぎやジャガイモのペーストが入っています。

パクチーの種を漬け込んだ、パクジントニック。だんだん口の中が麻痺してきて、パクチーが普通になってきました。

最後に、中華ゆばのパクチーサラダ。緑の部分は全部パクチー。

 

「りか」は昨年は、エチオピア旅行に行き、今年はザンジバルに行く予定。みんなパワフルすぎる...。

 

僕と「旅の師匠」はおなか一杯になったのですが、若者(?)二人はご飯ものも食べていました。

 

パクチーの根の出汁で炊いたパクチー巻きキンパ

一口ヤンミョム豚ひれ

パクトンチミ

煮干しとパク種のごま油あげ

 

です。おいしそうだったけど、もう胃がこれ以上パクチーを受け付けませんでした。

 

今年は新しい出会いもあるとともに、旧交をあたためる機会も多く、やっぱりこうやってコミュニケーションをとるのは大事だなと思った夜でした。

 

ごちそうさまでした。