昨年6月に一次面接を受けていた、2020東京オリンピックのボランティア。見事20万人の応募から8万人に残ることができました!さっそく共通研修の案内が来ていたので、いの一番に申し込んだ日付が10月上旬。ところが、ところが、ロンドンから帰ってこられない事件が勃発してしまい、さらにどうしても欠席の連絡を入れることができず、まさかのブッチ…。その後、共通研修の申し込みはすべて満席になっており、どうしたもんかと思っていたのですが、ようやく1月の連休の月曜日に行くことができました。

休日にしては朝、早起きしてやってきたのが、代々木公園駅。

ここから、東京オリンピックの時は選手村だったという、国立オリンピック記念青少年総合センターへと向かいます。

思ったよりも距離がありましたが、公園の脇の道なので、緑も多くて、さわやかで気分の良いウォーキングでした。

ようやく、会場に到着すると入り口にでかでかと、オリンピックボランティアの名称である、Field Castの共通研修の案内がでておりました。

始めてこの施設にやってきましたが、結構広大で、そして綺麗ですね。さすが国立の施設は、整備が行き届いています。

入り口入ったところすぐには、オリンピックのキャラクターの「ミライトワ」と「ソメイティ」がお出迎え。

スマホで、オリンピックボランティアのマイページを表示して受付を済ませます。このあたりの手際の良さは、なんかすごいなあと思いますが、スマホを持っていない人には住みにくい世の中だなとも思います。

会場は本日満席。三人掛けのテーブルが主で、皆、両脇から埋まっていき、僕が到着した時は、まだ真ん中より後ろのほうであれば端っこも開いていました。が、スタッフのアナウンスで、今日は満員なので、真ん中の席も使いますよと言っていたので、じゃあせっかくだからと、一番前の真ん中が空いていたので、そこに座ることにしました。やる気満々です。

会場にはこんなオリンピックの様々なシーンの写真が大きく飾られていたり、

いろいろな人がサインしたポスターが張られていたり、

ボランティアのユニフォームが展示されていたりしました。

ユニフォームのデザインについての説明もあります。香取慎吾さんが、選考委員会の一員だったようで、共同研修では、ビデオでユニフォームにかける熱い思いを説明してくださいましたよ。

中は普通の会議室なのですが、このような細かい装飾があることで、なんだか気分が盛り上がります。

机の上には、トートバックが置いてあり、中身を出すと、こんな感じ。

まずはフルカラーのフィールドキャストハンドブック。オリンピックの歴史や、ボランティアの心構え的なことが書かれている182ページのフルカラーのハンドブックです。

このハンドブック、右下にくぼみが。

そして、各ページには必ずQRコードが印刷されています。これは、目が不自由な人のための印で、このQRコードにアクセスすると、そのページに書かれていることを、音声で案内してくださるそうです。また、このハンドブックは英語版もあるようで、英語版が良い人は交換しますので、申し出てくださいと何度も司会の人がアナウンスしていました。ただ、それを日本語でアナウンスしてもダメなのでは?とは思いましたが…。

続いて入っていたのは、今回のスポンサーの一社であるコクヨさんが提供してくださった、フィールドキャストのキャンパスノート。フィールドキャストのオリジナルグッズ第一号です。

中を開けてみると「Field Castに申し込んだときの動機」や「2020年の自分へのメッセージ」を書き入れる欄があって、ますますボランティア気分が盛り上がります。

そして、この紙はなんなんだろう?と思ったら、ノートを入れるための袋なんだそうです。ノートを入れるための袋… 必要なんでしょうかね…。

さらには、Diversity&Inclusionのステッカー。Diversity=多様性 Inclusion=包括 という意味ですね。今回の3時間の研修Diversity&Inckusionの講義に充てられていました。実際に、障害を持つかたが講師としてきて、「障害」とはなにかを皆で考える講義で、結構目からウロコ的な非常に良い講義でした。それ以外には、オリンピックの歴史や、今後のボランティアの流れなどが分かりやすく説明されます。また、スマホを使って、リアルタイムでクイズに答えていくコーナーが何度もあり、双方向でやるので、3時間はアッという間に過ぎてしまいました。

 

このあと3月に実際の配属先・会場が発表され、まずそれを受け入れるかどうかを決める必要があります。そして、受け入れることにした場合、次に、日程の調整が始まるのだそうです。これも先方から日程を提示され、都合の悪い日を申告した上で、それ以外の日を受け入れるかどうかを知らせる方法をとるようです。会社にはすでに、「オリンピック期間中は、がっつり有給もらいまっせ」と宣言しているので、大丈夫だとは思うのですが、実際に自分が観戦チケットが当たった日は、そっちに集中したいですからね。

12時半までの研修が終わったあとは、代々木公園駅前の富士そばで、「鶏とほうれん草の柚子風味のお蕎麦」をいただきます。本当は他の蕎麦屋を目がけて行ったのですが、休業日でした…。

その足で、某駅のブルーボトルコーヒーへ。

こんな素敵な、カフェラテを50のおっさんが一人で飲むのはどうかと思いましたが、20分ほど時間をつぶす必要があったのです。で、このあとは、その駅の近くにあるライザップへ行き、休日というのに、頑張って身体を鍛えてきました。本日は肩中心のトレーニングで、新しい種目もたくさんあったので、かなり疲れましたが、充実した一日となりました。