出張なのに高級ホテルに泊まれることになった、梅雨明けの大阪。
ウエスティンホテル大阪に泊まるのは、実に、24年ぶりのことです。
ドアを開けると
ひ、広いー。標準客室で41㎡というのは、1993年の開業当時は画期的だったのでしょうね。最近よく泊まっていた、駅前のレスパイヤは19㎡なので、この倍の広さの空間は、心にもゆったりとした余裕感をもたらします。
特に今回は、少し早めに大阪に入って、夕方から、ビデオ会議を含めた仕事ががっつり組まれていたので、この大き目なライティングデスクは仕事をするにもとってもはかどりました。椅子は仕事仕様ではありませんでしたが...。
それに加えて、オットマン付きの、くつろぎソファーもあります。
窓からの景色は、大阪駅方面ビュー。梅雨明けの青空がまぶしすぎます。
が、テレビはかなりしょぼい。てか小さすぎない?ウエスティン大阪は、昨年から徐々に部屋のリニューアルを進めているようです。高層階から進めているようですが、リニューアル後の部屋は壁掛けの大きなテレビになっているようです。まあ、どちらにしても僕はテレビ見ないので、関係ないっす。
コーヒーは、高級ホテルの代名詞、ネスプレッソでは無くて、普通のドリップコーヒー。これには少しがっかりかも。一泊3万円以上もするのに。
お茶は、緑茶と紅茶のみ。せめてほうじ茶が欲しい。
追加料金不要のお水は2本ありました。
冷蔵庫の中は、ビール、レモンサワー、ソフトドリンク、ミニシャンパン。もちろん手はつけません。
寝巻は、浴衣でした。つかえん...。
ベッドは、ウエスティンが誇る、シモンズのヘブンリーベッド。我が家でもシモンズを使っていますが、「ウエスティン」「帝国ホテル」「ペニンシュラ」でそれぞれ微妙に違うタイプのベッドを使っているらしく、いろいろ試してみた結果我が家では「帝国ホテル」バージョンを使っています。
ベッドサイドデスクはこんな感じ。
古いホテルなので、USBのジャックは無いだろうなと思っていましたが、こんな工夫がされているのには好感がもてます。部屋番号のラベルが貼ってあるのは盗難防止?
ウエスティンおなじみの、ラベンダーの香り。これ、いまいちどう使ってよいのかわかりません。
客室マッサージサービスもあるみたいです。30分4730円は出張サービスということを考えるとリーズナブルだと思います。
ベッド側から部屋をみるとこんな感じ。ライティングデスクの左奥にある鏡張りなのが
中をあけるとクローゼット。高級ホテルの象徴、バスローブもありますよ。使いませんが。
空気清浄機が大型なのが、また時代を感じさせられます。
最後は水回り。
鏡張りすぎて、どんなにがんばっても自分が映り込んでしまいます。これまたウエスティンぽいなーと思う水回りでした。
わりとシンプル。
アメニティーは、ボディーローション。歯ブラシ、シェービングクリーム、髭剃りがここにおいてあって、コットン系や綿棒等は、瓶に入っていました。
手洗いの奥に
出たー。 トイレがあって、シャワーブースと
バスタブが別々のタイプ。毎度書きますが、間抜けな移動を余儀なくされる、使い勝手の超悪いバスルームです。最近できたホテルでこういう作りのところって、まず無いのでは?と思います。1993年はちょうどバブルが終わったタイミング。計画していたのはバブルの時だと思うので、つまりバブル仕様な感じなんでしょうか。
残念ながら、レインシャワーはありませんでした。そしてシャンプー類は大きなボトルです。
随所に時代を感じさせる部分もありますが、つまり24年前に泊まった時と同じ部屋ってこと。リニューアル前に泊まれてよかったと思います。なんにせよ、このスペースが贅沢。レスパイヤだったら、部屋で仕事をする気が失せますが、この部屋ではめっちゃはかどりました。
快適な滞在でした。