あなたは銘柄選びをするときに何をみて、何を考えて決断していますか?
PER? PBR? ROE? ビジネスモデル? チャート? 業績?
株式投資には様々なスタイルがありますが、どんな投資スタンスの人にも押さえておいて損はないポイントというのが存在します。
「投資のまわり道」が考える、株式投資の銘柄選びの絶対条件はこちらです!
その企業は・・・
1.消費者のニーズに合った新商品を提供しているか?
2.新しい合理的な生産方法を持っているか?
3.新しい魅力ある市場を作り出したか?あるいは参入しているか?
4.新しい資源を作ったか?
5.新しい効率的な組織を形成しているか?
以上の5つの質問をして、一つでも”Yes”があるか?
必ず確認します。
この条件をみて、何かピンと来た人はいるでしょうか?
実はこの五つの条件、偉大な経済学者シュンペーターが1912年に発表した「経済発展の理論」で提唱されているものです。
シュンペーターは経済発展の理論の中で「経済が発展するためには5つのイノベーション(革新)が必要である」と言いました。
その5つのイノベーションというのが上に書いたような新商品、生産方法、市場、資源、組織なのです。
”革新”と言うと、そんな企業滅多にないだろ!と思うかもしれません。
確かに全世界を一新するようなイノベーションは生きている間に一度あるかないかくらいでしょう。
株式投資で考えるのは、そんなに大きなイノベーションじゃなくていいんです。
例えば業界の常識を覆すとか、今までの消費者行動を変えるとか。
情報のアンテナを張っていれば、それくらいのイノベーションは毎年のように起こっていることに気付きますよ。
例えば、私が以前から保有していて以前にブログで紹介した銘柄地盤ネットの場合は、地盤調査をしていた業者からすれば、業界の常識を覆す革新的な企業でしょう。
消費者のニーズに合った新しいサービスを展開しているからです。
⇒地盤ネットについて知りたい方はこちら!
こういう企業をコツコツと探して、投資していけば成功できる気がしてきませんか?
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何事にも”原理・原則”というのは存在します。
もちろん株式投資も例外ではありません。
原理・原則を押さえて地盤をしっかりと固めたうえで自分のやり方を確立していかなければなりません。
手に持ったリンゴから手をはなせば地面に落ちます。
手のはなし方をどう工夫してみたところで落ちるものは落ちるのです。
そんなことは誰でもわかると思いますが、株式投資で同じことをしていないでしょうか?
最後まで読んでいただきありがとうございます。
投資のまわり道では、個別銘柄分析・投資に絶対に役立つ考え方などを発信しています。
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