【コラム】「タスク」と「課題」の違い | 飯島法久の毎日がプロジェクトマネジメント!

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IT業界のプロジェクトは技術の進歩やビジネス要求の変化に伴い、複雑化・複数同時進行型に変化しています。
そんな背景の中、益々プロジェクトマネジメントの重要性が問われるようになりました。弊社はプロジェクトマネジメントに特化したコンサルティング企業です。

我々の業界では、課題管理というのは馴染みのある言葉ですが、実際のところ、

タスクと課題を混同している


人が多い気がします。



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タスクとは所謂TODOリストなので、特に優先順位を決めなければ、実行する順番が定まりません。

しかも、「やること」なので、放っておくと「やらなくてもいいこと」になってしまう危険性があります。




一方、課題は「やるべきこと」なので、自ずと期限と優先順位が生まれます。


前提条件として、課題は
モノゴトを進める上でクリアしなければならない条件
です。


世の中タスク管理の概念が一般的なので、殆どの方はTODOリストを潰すことに専念していて、気づいたら「やるべきこと」にフォーカス出来ていない場合がありませんか?





それは、課題管理に慣れているハズのウチの業界のエンジニアも残念ながら同じです。


「やること」ではなく、「やらなければならないこと」を個人で握りしめずに、課題として抽出し、チームで管理していく必要があります。


そのために、課題管理表という便利なツールがあるのに、黙ってやらせておくと、タスク管理みたいに使い始める人がいるので、いつも危険だなー、と思います。




やはり、この前の記事のように、
5W1Hを決める必要があるわけです。



そのタスクは、ホントにやらなければならないことですか?


他にやらなければならないこと=課題はありませんか?




ホントにやらなければならないことを抽出し、期限を切って管理しましょう!





本日も最後までお読み頂き、誠に有り難うございました!


皆様との良きご縁に深く感謝申し上げます m - - m



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