「どんな一家だろう」とか言ってる場合でなく、現場、雨でズレズレに遅れてます
今日は駐輪場の屋根を仮組みして柱をコンクリで固定
そこでスーパーアイテム「いんにっさん」の登場!
多分、なじみのない言葉ですが、3センチ×4センチの木の角材。
能書きを言うと
尺貫法で表した木材断
いんにっさん=いんに
まあどうでもいいか
ふにゃふにゃなんです。
その割には部材同士の取り付け位置は決まってるから、一ヶ所を動かすと連動して他の部分も動いてしますと言う厄介者。
人によってやり方は違いますがカッパの場合は、この「いんにっさん」で直角も垂直も固定します。
何にでも縛ってしまいます。
結ぶのに使うのはグレチャン(実はサッシにガラスを組む時使うゴム)なので微調整も簡単
まあ、ここらは「いんにっさん」の普通の使い方で
笑うトコじゃないし、オチも無い。
カッパはバカ棒としてよく使います。
本当に単純ですが、どんな機械を使うより現場で正確な寸法で柱の位置を決めることが出来る方法がコレだ!1・2・3
コレは今流行のテラス囲い
の柱を建てるのですがテラスの柱の内側に、この後サッシの枠を取り付けるのですが、約3.5mの間で内側の許される寸法の誤差は1~2mmほどです。
その上、もしも狭い場合には入りません
そこで予めその内寸法に切っておいた「バカ棒」を柱の間に挟んで置きます。
こうしておけば、どの柱がどう動いても絶対に柱の間の寸法が変わる事がありません。
単純ですが、何度もスケール(巻尺)で寸法を確認するより正確に位置出しが出来ます
同様に同じ長さの物を沢山作るときや等間隔に設置する時にもバカ棒は現場では大活躍しています。
大丈夫なはずですが、意外と緊張します。
こちらのお宅ではバルコニーと窓の間が小さく、また、土間もなるべく掃きだし窓との段差も少なくしたいとの要望で、サッシの高さを切り詰める必要が有りました。
そこで柱を先に建てることになったのです。
予定通りです。
後は、内側の土間コンクリートを打ってもらってから仕上げをします。
おつかれー
大変お利口なバカ棒でした