風のように 自由に -3ページ目

風のように 自由に

2024年の春、教員生活を終えました。全力でかけぬけた教員生活でした。一片の悔いもありません。

若い頃は無限に感じていた人生の時間。

残された人生の時間は、自分が今、一番求めていることに使っていきたい。

そう思っています。

風のように 

自由に

バス停にチョウセンアサガオが、ロート状の白い花を咲かせていました。

 

 

 

 

その美しい花から観賞用としても流通しています。

 

しかし、チョウセンアサガオは、ナス科の有毒植物です。

 

根がゴボウに似ているので、花が枯れた後に根をゴボウとかんちがいして食べて、食中毒になる事例が全国的に多いです。

 

根だけでなく、葉をハーブ、つぼみをオクラやシシトウ、種子をゴマと間違えて食べて食中毒になることがあるようです。

 

咲いているチョウセンアサガオを引っこ抜いて、根っこを「きんぴらチョウセンアサガオ」にして食べる

 

という人はいないと思いますが、庭や畑に咲いていたチョウセンアサガオが枯れて根っこだけが残っている場合は要注意ですね。

 

「綺麗な花にはとげがある」と言われますが、「綺麗な花には毒がある」こともあります。

 

チョウセンアサガオだけでなく、スイセン、シクラメン、スズラン、クリスマスローズ等にも毒があります。

 

花も人も、その見かけの美しさに惑わされず、その本質を理解していなければ、毒牙にかかることがあります。

 

要注意です。

 

昨日は朝焼けが美しすぎました。

 

 

 

先週某日、息子の17歳の誕生日でした。

 

 

ケーキとピザでお祝いしました。

 

 

 

家族から守られてきた小さく弱い存在でしたが、今では私たちよりもはるかに背が高く、家族一屈強な若者になりました。

 

小学生の高学年の頃から、男同士の「いってきます」の挨拶はグータッチでした。

 

昔は、息子が痛がっていたのですが、中3くらいから実は私の方が拳に痛みを感じるようになってきました。

 

しかし、決して顔には出しません。

 

父の小さなプライドです。

 

息子の成長がうれしくもあり、やがて私たちの元を巣立っていくのだと思うと寂しい気持ちもあります。

 

これからは、夫婦で少しずつ子離れをがんばりたいと思います。

一工夫が大切です。

 

こんな一工夫をしている先生もいます。

 

 

 

 

 

 

わくわくするような素敵な教室です。

 

 

昨日の日曜日は、まず、朝7時、いつものカラオケ店でサックスの朝練習を1時間30分行いました。

 

ここ連日、10人部屋のいい部屋に通されます。プラチナ会員になったからでしょうか・・・…

 

 

何はともあれ、モーニングコーヒーを飲みながら快適に練習できました。

 

練習後、理容店へ行きました。妻の実家の裏にあるおばちゃんが一人でやっている理容店で、30年近く通っています。

予約制なので待ち時間がありません。おばちゃんに髪形のオーダーをしたことがなく、イスに座ると、おばちゃんが自分の気分次第で髪を切ってくれます。

 

カットと洗髪、ひげ剃りだけなのですが、おしゃべりタイムがあるので、1時間30分ほどかかります。

 

 

散髪の後、家族3人でラーメンを食べに行きました。私たちが愛してやまない貝出汁ラーメンのお店です。

 

 

私はいつもの「牡蠣つけそば」をいただきました。

 

 

今日も最高においしかったです。

 

そのあと、定期テストを控えている息子は帰宅し、私と妻は100均のお店に行きました。

 

100均で30分ほど過ごしました。何か便利な製品は出てないか、2人で散策しましたが、大きな成果はありませんでした。

 

結局、私はこんなものを買ってしまいました。

 

 

 

とりあえず、ラーメンを食べるときは、このミニのぼりを立てたいと思います。

 

サックスの個人レッスンを受けている音楽教室のあるビルの駐車場を歩いていると、「校長先生!」と言いながら、こちらに向かって駆けてくる子が2人いました。

 

3月末まで勤めていた小学校の子でした。その子たちは兄弟で、お母さんも一緒でした。

 

私との再会を親子で喜んでくれていました。

 

子供たちや学校の近況を聞き、私もサックスを習っていることや、現在の仕事について話をしました。

 

お母さんから「校長先生と会ったこと、みんなに言っていいですか?」と聞かれたので、「かまいませんよ。どんどん話してください」と伝えました。

 

再会を約束し、その親子と駐車場で別れました。

 

学校を退職し、学校から完全に離れて半年が過ぎました。今の社会教育施設での仕事にも慣れてきました。

 

「校長のにおいがだいぶ抜けてきたな」と思っていました。

 

親子との再会で改めて思ったことは、「私が出会った子供たちにとって、私は永遠に先生であり、校長である」といいうことです。退職は関係ありません。

 

「風のように自由に生きたい」と思っています。

 

でも、教師であった、校長であったという自覚は持ち続けなければいけないと思っています。

 

自分が子供たちに言ってきたこと、やってきたことに嘘はありません。

 

今まで出会った子供たちと胸を張って再会できるような生き方を、これからもしていかなければいけないと思っています。

 

小学生のころ、椋鳩十の動物物語が好きでした。

 

特に『孤島の野犬』が大好きで、買ってもらった本を家で繰り返し読んだことを覚えています。

 

椋鳩十は、長野県民ですが、20代の頃、種子島で小学校の代用教員をしていました。南洋に強いあこがれがあり、お姉さんが種子島で女医をしていたということで、種子島に渡ったようです。

 

しかし、種子島のあまりの暑さに耐えられず、ふんどし一丁で授業をしていることがばれ、小学校をくびになりました。

 

なかなか愉快な人です。

 

小学校を首になったあと、たまたま鹿児島の女学校で教師の口があり、その女子高で41歳まで勤めます。

 

42才の時、鹿児島県立図書館となります。さらに60才をこえてから鹿児島女子短期大学の教授になります。

 

小説デビューは28才の時です。

 

『大造じいさんとガン』は36才のときの作品です。

 

1971年に明治図書新書から出版された椋鳩十の『本を読まない子の読ませ方』という本をもっています。かなり昔に、古本屋で買いました。

 

この本を読むと、椋鳩十が図書館長時代から「母と子の20分間読書」などの活動に取り組み、子供にとっての読書の必要性・大切さをいかに訴えてきたかがわかります。

 

『大造じいさんとガン』は戦前に発表された作品です。銃を使った大造じいさんと残雪との戦い、ハヤブサと残雪の格闘、ラストシーンの「堂々と戦おうじゃあないか」という大造じいさんのセリフなどから、好戦的なイメージをもつ方もいるようです。

 

この物語が『少年倶楽部』という戦争を賛美する作品を多く載せていた少年雑誌に掲載されたことや、発表されたタイミング(1941年、日米開戦の直前)から、戦後の一時期『大造じいさんとガン』は、戦争を賛美している作品であるという厳しい批判を受けたことがあります。

 

それに対して椋鳩十は「この物語は、生きぬくことの美がテーマだ」とはっきりと反論しています。

 

椋鳩十が、戦争へと向かう世の中の流れに迎合し、この作品を書いたのか、それとも、時代へのささやかな抵抗として、動物の物語という形をかりて、命の大切さ、生きぬことの美しさを描こうとしたのか、本当のところはわかりません。

 

『大造じいさんとガン』は、すべての教科書会社の教科書に掲載されているわけではありません。

 

シェア率の最も高い東京書籍には、『大造じいさんとガン』ではなく、『注文の多い料理店』が掲載されています。

 

『注文の多い料理店』の作者宮沢賢治は法華経を深く信仰していました。食生活もベジタリアンであったと言われています。

 

『注文の多い料理店』は『大造じいさんとガン』と同じく、猟師を主人公にしていますが、賢治が殺生の問題に正面から取り組んだ作品であるとも言われています。

 

東京書籍が意図的にそうしたのかどうかはわかりませんが、ある意味対照的な2作品であるとも言えます。

 

『大造じいさんとガン』は名作です。

 

先生たちには、授業を通して

 

「片耳の大シカ」「金色の足あと」「月の輪グマ」「丘の野犬」「カモの友情」「たたかうカモシカ」「屋根裏のネコ」「名犬物語」「シカ物語」「キツネ物語」「クマ物語」「イノシシ物語」「ネコ物語」「孤島の野犬」等々、椋鳩十の広い物語の世界へと子供たちをいざなっていただきたいと思います。

 

それが、生涯をかけて子供たちの読書活動の推進に取り組んだ椋鳩十の願いでもあると思います。

 

昨日の公休日、車を走らせ、ファミリー6人で巻き寿司を買いにいきました。

 

お店はのどかな田舎町にありますが、お客さんが後を絶ちません。

 

 

地元産の食材にこだわった、手づくりの名物巻き寿司です。

 

とにかく具が多く、キュウリ、玉子焼き、しいたけ、かんぴょう、高野豆腐と、具がぎっしりつまっています。

 

ご飯より具が圧倒的に多いのが特徴です。

 

 

予約制なので、高校生の息子分(2本)も含めて計8本を午前11時に予約していました。

 

 

巻き寿司を買った帰り道、牧場にあるレストランに寄り、ランチしました。

 

 

お店に入ると、タレントのおのののかさんがいました。

 

取材中でした。

 

おのののかさんは、「東京ドームのNo.1ビール売り子」としてトップセールスを誇っていた方です。

 

現在、東京ドームでは、CSファイナルステージが行われています。

 

巨人はDeNAに勝って日本シリーズに進めるでしょうか。

 

と、そんなことを考えながら、ランチをいただきました。

 

 

 

 

 

デザートには濃厚プリンをいただきました。

 

 

 

6人の平均年齢は67歳ですが皆さん食欲旺盛です。

 

食後、牧場近くのコスモス畑に行きました。

 

 

 

畑一面にコスモスが咲いていました。

 

コスモス畑を歩きながら、心に秋の風が流れてきました。

 

今日もいい1日でした。

 

2024年のスーパームーンは、今日、10月17日です。

 

スーパームーンとは、一年で最も大きい満月のことを言います。

 

日本で完全に満月になるのは20時26分。

 

天候が気になります。

 

昨夜、雲がかかった明るく輝く月も美しかったです。

 

 

さあ、今日はどんな美しいお月様が見られるでしょうか。

 

楽しみです。

研修のスタイルには主にスクール形式ワークショップ形とがあります。前者は聴講型研修で、後者は参加型研修です。


私が勤めていた学校では、研究授業の後に行う「振り返りの会(省察・リフレクション)」にワークショップ形式を取り入れていました。

 

★研修授業 振り返りの会の進め方★

※90分コース(120分コース)

 

①コメントを付箋に書く 10分(10分)

青  色…成果(よかった点)

ピンク色…課題(疑問・問題を感じた点)

黄色付箋を使う場合…(助言・改善点)

 

②グループでの話合い  30分(45分)

 

 

 

③グループからの発表  15分(15分)

 

④全体の話合い  15分(25分)

※司会者が、グループからの発表をもとにテーマを決定し、全体で話し合う。

 

⑤授業者のまとめ 10分(10分)

※②~④を受けて、授業者が本時の授業の成果と課題をまとめて発表する。

 

➅研修のまとめ  10分(15分)

※②~⑤を受けて、講師(または校長)が研修での話合いをまとめる話をします。

 

子供たちに求めている主体的・対話的で深い学びを先生自身が研修の中で実現するためには、ワークショップ形式が望ましいと思います。

 

企業研修でもワークショップの手法はさかんに導入されています。ただ聞くだけでなく、積極的に対話や作業をすることが求められるので、研修成果がアップします。

 

スクール形式の研修では、専門家である講師から、専門的な知識を効率的に学ぶことができます。

 

しかし、ワークショップ形式では、研修を通じて多くを学べるかどうかは、会の進め方や参加者次第です。場合によっては、参加しただけで満足してしまって、十分な学びに結びつかないケースもあります。これがワークショップ形式のデメリットです。

 

このデメリットを克服するために、講師を招いて、ワークショップの最後に、講義をしてもらうという形をとることが多いです。

 

1部は講師による講義、2部はワークショップといったプログラムで研修を進めることもあります。


校内研修に「ワールドカフェ方式」を取り入れたこともあります

 

ワールドカフェ方式の特徴は、少人数の話合いの途中、メンバーをシャッフルするところにあります。

 

メンバーを入れ替えることで、他のグループの意見をもった新たなメンバーを介して、多くの人の意見が集まってきます。シャッフルを繰り返すごとにこの効果は広がります。

 

少人数で話しているにも関わらず、多くの人との意見交換や知識の共有が短時間でできると言われています。

 

★ワールドカフェ方式の進め方★

~評価計画の研修の場合~

 

➀グループでの話合い(3ラウンド1シャッフル制)

第1R 評価計画をグループで立てる(30分)

・単元計画を拡大したもの(模造紙半分)を用意しておく。

・評価計画を書き込む。

 

シャッフル(席替え)

世話係1名を残して席を移動。

 

第2R 新メンバーで語り合う(15分)

・世話係は、訪れた人に第1Rの様子を伝える。

・自分たちのグループと比べたり、関連付けたりしながら語り合う。

 

第3R 第1Rの席にもどり、考えをまとめる(15分)

 

②発 表 1グループ2分で発表 (15分)

 

③まとめ  (15分)

 

 

日本では、戦前から自主的な教師の学び合いの文化が、教育の質を支えてきました。多くの先生たちが、その自主的な学び合いを通して授業技術や学級経営力を磨いてきました。

 

この「授業研究」は「lesson study」と呼ばれ、世界的に注目されています。


資質・能力の重視、学習者主体の授業への転換が求められて久しいです。

 

先生たちは、自分たちの研究的な学びについても、常に省察し、深めていく努力を重ねています。

土曜日に仕事をしたので、昨日は代休日でした。

 

早朝7時~8時15分まで、カラオケ店でサックスの朝練をし、その足で近所にある皮膚科へ行き、病院の前に1番で並び、9時から診察でした。

 

とにかく待つのが苦手です。行列が嫌いです。

 

ただし、一番に並ぶのは、まだ我慢できるので、人気の病院・飲食店は30分前には並ぶようにしています。

 

30分並んで、1分で診察を終え、いつものアトピー対応薬と保湿剤を大量に処方してもらいました。

 

これで一安心です。

 

3連休は、どこに行っても混んでいるので、家にひきこもるようにしています。

 

天気もよかったので、病院に行った後、車を走らせ、花と緑がいっぱいの公園に行ってきました。

 

平日なので道路も公園もすいていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

快晴で日差しが強かったので、日傘を差しながら園内を散歩しました。

 

美しい花と緑が、目と心に優しく映りました。

 

木陰のベンチに座って、妻と他愛のない話をしていると、さわやかな風が流れてきました。

 

小さな子供をつれた若いご夫婦、ご年配のご夫婦、母親をのせた車いすを押しながらゆっくりと歩いている娘さんとお孫さん、皆穏やかな表情をしていました。

 

園内は心地よい静寂に包まれていました。

 

公園の中には小さなレストランがあります。

 

 

はじめてそのお店を訪れたとき、期待はしていなかったのですが、クオリティーの高さとお手頃プライスに驚きました。

 

今日はそのレストランで、私は玉ねぎラーメン、妻は玉ねぎカレーライスを注文しました。

 

 

 

レストランのテラスで、さわやかな風を感じながら、シェアして食べたラーメンとカレーライスは、相変わらずのおいしさでした。

 

穏やかでいい1日でした。