「・・やられた」
「・・俺が先にやりたかった」
「俺が先に思いついたことにしたい」
もう何年もそんな感情を抱いていなかった。
「仕事と帰るまでの時間」以外になにもやっていないと気付かされた挙句、嫉妬すらしていなかったんだよ俺は。
2026年9月13日 日曜日(博多 晴れのち雨 最高29.4度 最低24.9度)
ズボンを買いに天神方面へ歩いた。
道中、中洲ジャズのメインステージでリハをやっていたのでなんとなく足を止めた。
あ、ベースの人は昨日TOKUさんのバンドにいた人だ。
小雨の中しばらく聴いていた。
いい音だなぁ。
なんかこういうことがかけがえのないことだって思う。ちゃんといい音で演奏出来ているってことが。
「本番もよろしくお願いしまーす」
ん?
友近だ。
このボーカルのお姉さん友近(水谷千重子)じゃん!
全然気づかなかった。
普通に俺はバンドを堪能してた。
友近さんはとても歌がうまかった。
◾️ズボンを買いに
ズボンを買いに行かなくちゃ。
なんかやってんなー![]()
ベトナム・デイを横目にズボンを買いに行った。
ユニクロでおしゃれなズボンを買って、もう一度ベトナム・フェスに寄ってバインミーを食べた。うまかった。
◾️Soundtype
開演20〜30分前に並んで、前の方に陣取れた。
音出しを終えたドラムの方が、近くのモスの灰皿で煙草を吸っていて、そのアナーキーさがなんだか好印象だった。
3人が全員ソングライターだというこのトリオはクリエイティブに満ちていた。
ドラムのお兄さんは、カリスマ性に溢れていて、俺は知らないお兄さんだったけど、なんか新しい時代の登場人物に出会えた気がして嬉しかった。
次のステージまで少し時間があったのでキャナル・シティのラーメンスタジアムでラーメンを食べた。
空いた時間を活用してセブンを買った。
◾️AVETH
エレクトロニカとゴスペルと生音、という煽り文句に惹かれてAVETHのステージを観に行った。
最前列で座って観た。
一曲目からプリミティブな音楽が鳴っていた。
良質なアンサンブルに私は酔いしれていた。
ふと、聞き覚えのあるイントロが始まった。
「遠くへ行きたい」だ!
え?英語!?![]()
うわ、やられた!
俺が先に思いつきたかった。
嫉妬するくらい最高な「遠くへ行きたい」だった。
俺は彼らのライブ中、4回くらい「yeah!」って言った。
凄い凄い凄い。
あれだ。アブダクションだ。
ほら、あのU.F.Oが牛とかを吸いあげる、アブダクションだ。
俺の体は地面から離れて、恍惚の表情に至った。
最高のバンドだった。
今年観たライブで一番だったと言っても過言ではない。
いいズボンが買えた。
▲過去のアブダクションの事例。

















