普段、西麻布のことか、チベットのことが中心で、
なかなか他のギャラリーや、他分野の美術に触れることが少ないのですが、
実は私、個人的にビザンティン美術が大好きです。
(c)Byzantinischer Mosaizist um 1020
きっかけは、約20年弱ほど前、トルコ、特にカッパドキアや
ギリシャを旅した際に、東方正教会のアートに触れるごとに、
無性に懐かしさを覚えたため。
その無意識の興味に、心ひかれるようになりました。
そんなわけで、我が家には、
イコンの美術書や小物がこっそりあり(笑)
これは、すべて、18-19世紀のロシアの携帯イコン。
チベット人の携帯仏壇（Gau）にちょっとコンセプトが似ています。
そして昨日、東麻布のGallery Uchiumiさんで、
今年も静夜・聖夜展が開かれていたので、行ってきました。
ご覧ください。この聖杯、とってもいい形だなぁ・・・と。
ずーっと忙しくていけなかったのですが、
次男のお友だちのお誕生日会が、たまたま近所であり、
そのついでに駆け込ませていただくことに
残念ながら、私が目を付けていた、DMに載っていた聖杯は
他の方がすでにお買い求めになっていて、
私にはご縁がありませんでしたが・・・(ﾉ_･｡)
死ぬ前にもう一度行っておきたいカッパドキアの懐かしい壁画写真や、
エチオピアのイコン（珍しい！？）を見せて下さいました。
この展覧会は昨日まででしたが、作品等は見せてくださるそう。
チベット仏教美術やキリスト教美術だけでなく、
宗教美術は、その完成度の高さはもちろん、
コンセプチャルで高い精神世界を扱った世界が、
その時代の背景や、そこに込められた祈りに思いを馳せることができたりと、
いつまでも飽きずに楽しめるところが好きです
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