久々にお散歩ソーニャ♪ | オリガとソーニャの猫々アルバム

この頃ようやく暑さも少し和らいできましたが、まだ当面真夏日の多いお天気が続くと思われます。

 

今日は特に蒸し暑い一日で、午後には突如スコールに見舞われ、大気が不安定なようでした。

 

東京23区内や九州では大変なことになっており、いつ、どこで豪雨に見舞われるか分かったものではありません。

 

今月後半から10月にかけても引き続き集中豪雨や台風に十分注意していきたいものです。

 

 

庭と近所をお散歩するソーニャ。

 

 

 

 

 

この後外に出て、

 

 

 

 

 

ガレージの奥にいたら、近付いて来ました。

 

 

 

 

 

夕陽を浴びて...

真っ赤に染まっていますが色補正はしていません。

 

 

 

 

 

ガレージの物置の側を通り、

 

 

 

 

 

何か気になるの?

 

 

 

動画をどうぞ。

 

またしても壁際の草を食べるんだね(¯―¯٥)

 

 

おまけ写真:

 

前回より撮りためておいた花の写真をどうぞ。

 

 

ゼフィランサス

(ピンク色の場合は”サフランモドキ”ともいいます)

 

 

 

 

 

ホテイアオイ

 

                                          

 

 

 

 

マーガレット?ジニアとのご指摘をいただきました。

 

 

 

 

 

朝顔と縷紅草るこうそう

どちらも朝露に濡れて...

 

 

 

 

 

コスモス

やはり紫色のコスモスは秋の訪れを感じさせますね。

 

 

 

 

 

百日草(ジニア;ダリア咲き)

 

 

 

 

 

木槿

 

 

 

 

 

アメリカフヨウ

 

 

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『枕草子』から「草の花」 について書かれた一編をご紹介します。

(参照:「枕草子」坂口由美子訳 角川ソフィア文庫)

 

草の花はススキが一番(第六十四段)

(注:岩波文庫では第六十七段となっています。)

 

 

(前略)

 

(草の花ですてきなのは)ハギはとても色濃く、枝もしなやかに咲いているのが、朝露に濡れてなよなよと広がって伏しているようす。

オスジカが好んで寄り添うと歌に詠まれるのも、格別な感じがする。ヤエヤマブキもいい。

 

ユウガオは花の形もアサガオに似て、アサガオ・ユウガオと続けて言うようなしゃれた姿なのに、あの実といったらもう、ぶちこわしだ。なんであんなに不格好に育ち過ぎてしまったのだろう。

せめてホオズキぐらいであってほしいのに。

 

そうはいってもやはり、ユウガオという名前だけはすてきだ。

シモツケの花、アシの花もいい。

 

この中にススキを入れないのはとても納得できない、とみんないうだろう。

だいたいが、秋の野のすばらしさといったら、ススキに尽きるのである。

 

穂先が濃い紅色なのが、朝霧に濡れて風になびいているようすは、これほどのものが他にあろうかと思えるほど。

 

(後略)

 

(原文)

 

(草の花は)萩、いと色ふかう、枝たをやかに咲きたるが、朝露に濡れてなよなよとひろごり伏したる。

牡鹿をしかのわきて立ち馴らすらむも、心異なり。

八重やへ山吹。

 

夕顔ゆふがほは、花の形も朝顔あさがほに似て、言ひ続けたるにいとをかしかりぬべき花の姿に、実のありさまこそ、いとくちおしけれ。などて、さはたでけむ。

 

ぬかづきといふもののやうにだにあれかし。されどなほ夕顔という名ばかりは、をかし。

しもつけの花、あしの花。

 

これにすすきを入れぬ、いみじうあやしと、人言ふめり。秋の野のおしなべたるをかしさは、薄こそあれ。穂先の蘇枋すはうにいと濃きが、朝霧に濡れてうちなびきたるは、さばかりのものやはある。

 

(後略)

 

解説によりますと、

 

「萩は、しっとりと色っぽい美女が、なよなよとしている風情にたとえられ、歌の世界では鹿の恋人とされる。

 

夕顔の実は干瓢かんぴょうにするもので、なるほど不風流。

 

他に撫子、女郎花おみなえし、桔梗、朝顔、刈萱かるかや、菊、壺すみれ、竜胆りんどう、つゆ草などが挙げられている。

 

ほとんどが秋の花で、当時一般的に好まれたもの。

女郎花の黄色、竜胆の青、萩の紅、とりどりの花が咲き乱れ梅雨に濡れた絢爛たる秋の野の風景」

 

 

薄の美しさを愛でるとは流石に目の付け所が違うと思いました。

 

また、前半で略した部分に描かれているのは女郎花の黄色、竜胆の青、萩の紅などで、文字として記しただけで目眩めくるめくような色彩のイメージが脳裏に浮かんできます。

 

清少納言は枕草子を認めるにあたって、常識にとらわれることなく、自ら感じたことをそのまま自由に書き綴っているかのようです。

 

その感性が現代人から見ても煌めくほど新鮮で、思わず共感させられるところも多いからこそ今の世になっても広く読み継がれているのではないでしょうか。

 

なお、薄には種類によって花穂かすいが赤みを帯びているものもあるとのことで、清少納言の眺めたものはこの種の薄だったのかもしれません。


 

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