中出しすると祝福される | 天狗と河童の妖怪漫才

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妖怪芸人「天狗と河童」の会話を覗いてみて下さい。
笑える下ネタ満載……の筈です。

名古屋に転勤中のイカれた彼女なんですが、急遽ですね、東京に戻ってくることになりそうだと。



何があったら急にそんなことになるのか、僕には見当もつきませんでした。



その理由というのが、東京に残してきた後任の女が妊娠をしたという……ね。



その相手の男も職場の人間という…ね。



社内恋愛での寿退社ということになりますよね。



おめでたいことですから、怒れませんよ。



怒ったとしても、最後は、やっぱり、おめでたいことですからね。



ただ、一言だけ言わせて貰えるのならば…



「状況を考えて中出ししろよ」と。



こんなことになるとは男には読めませんからね。



中出しした男は確信犯だろうけどさ。



それを受け入れる女も女だよ。



そりゃ、おめでたいよ。



おめでたいけども、こういう迷惑を掛けた相手の愚痴に付き合う義務はあると思うよ。



やっぱりね、女の考えてることは分からないし、重要な仕事は女には任せられないよ。



自由に生きるって素晴らしいことだけど、迷惑を掛けるって想像力もあるからね。



名古屋に行ってる間はイカれたやつの実家にいる猫の世話は母親がやってるわけで、そういうので猫にもストレスは与えてるわけでね。



迷惑の具体例としては弱いですけどね。



イカれたやつの名古屋での一人暮らしにしても最短でも半年間という予定だったので自腹で買ったものもあるわけですよ。



もちろん僕の予定だとか、イカれたやつが帰って来ることによる僕の緊張感だとか、個人の中出しという快楽によって波及する問題とはめちゃくちゃ膨大なわけですよ。



それでも、それでもね、おめでたいってことなんですよ。



迷惑はこっちが背負うから、後のことは全て引き受けるから、それでも妊娠ということは“おめでたい”というね、ビジネスとしての局面であるとか、様々な損得に紐付く感情などを乗り越えた先での、それでも妊娠したことは“おめでたい”という輝かしい祝福を二人には受け止めてもらいたいわけですね。



やっぱり人間って優しいですからね。



最近のニュースだと、テロリストに拘束されてたジャーナリストの人が開放されたじゃないですか。



あれとかも、拘束されてテロリストから銃を突き付けられてる映像を見た日本国民からすると、相当のストレスだったわけですよ。



それでもやっぱり、命が助かったことに関しては、“良かったね”とは思うよ、そりゃ。



でも、心配というストレスを与えたことに対するお礼はするべきだと思うのよ。



国民が心配してくれたことに対する、お礼の意味での謝罪ですよね。



そうじゃなきゃジャーナリズムって何?ってことだからね。



伝えることを生業としているわけで、それを個人の欲求が一線を越えてしまったことによるトラブルで国家がテロリストからカツアゲをされたわけですからね。



これも日本人は優しいから許すけど、日本人ってのも一線を越えるとヤバいのは外国人も分かってることだからさ。



最近ね、ゲームをやってまして、携帯のガラケーのアプリで、江戸の町を作ってたわけです。



これがなかなか良くできたゲームで、シムシティという町を作るゲームの江戸時代バージョンだと思って貰えるといいかと。



シムシティだと交通機関は道路や地下鉄なんですが、江戸時代だとそれが馬小屋になるわけですね。



学校は寺子屋だったり、警察は奉行所であるとか、娯楽施設なら歌舞伎や相撲とか現代との生活スタイルの違いはあるけど普遍的な町作りの基盤みたいなのもあるわけですね。



職業も農民、商人、職人、武士、そして公務員である幕臣があるわけ。



プレイヤーは年貢という財政で豊かな城下町を作るわけです。



暮らしが豊かになると民家のグレードもアップするんですね。



住民の数も増えていくわけです。



住民の忠誠心が低いと労働力が低下するので、近くに神社仏閣を建立したりすると数値が上がるわけです。



働く先が家から遠いと貧しくなるので、そこに馬小屋を作ると遠い農地や商店街にも通えるようになって、町が発展していくわけです。



ずっと赤字なんですが、ある時から急に黒字にしかならなくなるんですね。



他にやることがなくなるわけです。



全てが調和されると資金があってもやることがなくなるのでゲームとしては区切りとして15年の時点での年貢や住民の数や町の発展度でスコアを出すわけです。



もちろん15年以降もプレイするのは可能なんですけどね。



ゲームもやっていて思うのは、江戸時代だとしても人間の規則性や法則性は同じで、苦しい状況や環境では成長することは難しいわけです。



治安もそうですし、忠誠心のようなメンタルも重要になってくるわけですね。



道徳心みたいなものも大切なんですが、前にNHKで徳川綱吉についてやってたのを見たんですよ。



歴史の専門家によると徳川綱吉が再評価されてるみたいでね。



徳川綱吉は幕府なので国造りなのですが、日本人の現在の道徳心は儒教による国造りを推し進めた徳川綱吉の功績が大きいとさるてるわけなんですね。



命を大切にしようと。



徳川綱吉は犬を大事にしたイメージが強いですが、そうではなくて、人間を含めた全ての命を大切にする価値観を日本人に植え付けたわけです。



儒教というルールを重んじた政策になったことで、現代の日本人の優しさにも繋がるわけです。



当時は些細な喧嘩での殺人は日常的で、赤子の捨て子や、捨て老人も道端に溢れていたそうで、そういうのやめようぜってトップの人が言って、当時としては綺麗事みたいなことをルールとしてやり始めたわけです。



捨てられた赤子がいたら、その町内全員でその子の面倒を見るとかね。



頭に来てもすぐに刀を抜かないとかね。



野良犬を保護するとかね。



そのようなルールで徹底的に命の大切さを大事にしたわけですね。



徳川綱吉の改革した政策は他にもあるわけですが、近所付き合いのようなコミュニティが活発化された方が発展するんですよね。



発展というか、調和された地域性が格差ではない黒字になるわけでね。



育てられない赤子を地域で育てるのは、それ自体がエンタメだと思うんですよ。



何かしら得意な人が集まって得意分野が揃えばなんとか生活は成り立つわけで、物々交換でも経済活動になるわけですが、富が固定されて動かないことが命の尊さにも繋がるわけです。



鎖国することでお互いに協力するのならそっちのが面白いなって思うんですね。



つまりね、ボランティアをビジネスにするやつが調和を乱す原因になってると思うんですね。



数値化しないことで成り立っていたことに基準を作るとお金の流れが変わるわけです。



外国と戦う為に棄てたものを取り戻す時代は終わったので、そこそこ貧しい暮らしが丁度いいと思うわけでね。



イカれたやつの仕事も業界が傾いてますから、いずれ会社も潰れると思いますよ。



新規に起業した会社でも五年以内に倒産する傾向にあるらしいですが、僕の在籍している会社は作ってから10年になります。



ノーリスクなので潰れることもなければ会社が成長することもありません。



仕事のリスクよりも何かの条件を満たして収入が増えたことによるリスクの方が大きいと思う。



結局は人なんですよね。



人対人なんですが、その間に会社が入ることで複雑になるわけでね。



会社が傾いてくると人間性が出てきますから、イカれたやつの上司も部下を名古屋に飛ばしたまま先に会社を辞めるというね。



そうなると役職としての手当なんて嘘なんですけど、恥を晒しても先に逃げるのも構わないけど、会釈くらいの謝罪はなきゃ気持ちが悪いってだけの話ですけど。



極道でも筋が通せない輩もいますから、散り際の美学に人間性が出るわけで、サラリーマンとしての終活をどう迎えるかですからね。



矛盾って言い方は文字通り盾にも矛にも使えるけど、それ“嘘”じゃんって子供でも分かることでね。



嘘をつかれた側がその矛盾を正当化するのは健全で理性的だと分かるけど、嘘つきがその矛盾を正当化するのはバカでしょ。



結局ね、イカれたやつがマンスリーマンションの鍵交換の件で、それを手配した上司に僕が感じた気持ち悪さがここに繋がるわけでさ。



気持ち悪い男は先に逃げるのよ(笑)



口だけ達者な男は口が上手いんじゃなくて、発言力に肩書きとか立場を上乗せしてることに本人の自覚がないのかもね。



僕も大人だから事情とかあるの分かるけど、納得できないことには逃げる襟首を掴まえて、説明だけは聞きたくなるよね。



こうなっても許して貰えるという計算も込みで喋ってましたか?っていうエグい質問をするよね。



あなたが辞めるというカードで残された後輩たちに出来る限りの環境を整える優しさがないのであれば、それは逃げるあなたを見送る後輩たちの優しさにも劣るんじゃないですか?と。



イカれたやつとしては名古屋でアルバイトの面接に来た人の対応をしてるわけで、そういう大いなる矛盾にも悩むわけでね。



つーか、矛盾じゃねえよ(笑)



アルバイトの労働に対する賃金の補償はあったとしても、そこの矛盾を飲み込むことがビジネスだとしたら笑えないからね。



それを飲み込んだら目付きがおかしくなるよ。



悩んでるとか不幸であることの方がむしろ健全であって、それを肯定することがビジネスってのは詐欺でしょ。



男と女だと職場でどうなるのか分からないけど、男対男だと最後の最後は目の奥に何を宿してるかの差なのよ。



金なんて別に稼げばいい話だけど、筋が通らないのは後味が悪い。



妊娠したことは“おめでたい”ことで、それによって何がどうなるかは長年勤めた組織なら分かることで、どうせ逃げるなら辞表を引っ込めて1ヶ月くらい無給で働けばいい。



じゃなきゃ部下の面倒を見る名目での役職手当は会社に返還すべき、とまでは言わないけどね。



最終局面では人間性が出るし、信用とか信頼って判断が難しいけど、裏切らない人間の目ってあるんですよ。



人生を大きく左右するのは、この目の持ち主に出逢えるかどうかだと思う。



二重とか一重とか涙袋とか目の周りにある皮膚の形じゃなく眼球のことね。



そういう人間が世界に存在するという希望がないと、人間ってのは弱いから周りに流されたり正しいことから逃げてしまうのも分からなくはないけど。



好き勝手に自由に生きる権利はあるけど、中出しは人間性が出るよ(笑)



気持ちいいのは分かるけども、このタイミングで中出しするかね?(笑)と。



これはセクハラじゃないと思う。



その個人的な気持ちよさで部外者のこっちにも迷惑を掛けてるわけでね。



こっちは下手したら名古屋でイカれたやつから刺されてた訳だからね。



中出しした男と女の気持ちよさに比べたら、こっちも手コキくらいはしてもらわないと割りに合わないからね。



気持ちいいと許しちゃうってのも良くないけどね。



でも変な話、女性従業員が全員同時に妊娠する可能性もなくはないからね。



育児休暇を取得しても仕事が回らなくなる会社もあるからね。



二日酔いのまま仕事しても能率悪いのと同じように、中出しはある意味で労災だと思う(笑)