風の悟り | 天狗と河童の妖怪漫才

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妖怪芸人「天狗と河童」の会話を覗いてみて下さい。
笑える下ネタ満載……の筈です。

ここのところ良いことが続いていたので神社にお参りに行ってきました。



私は正直者なので正直に告白しますと、実は風俗にでも行こうかと向かったらビルごと改装工事中だったのです。



肝心なところでついてねえぇぇーっ!!



さすがにその場でUターンをするのは人目があって恥ずかしいので、何事も無かったかのようにそのまま直進したら神社があったので、ほぅ、なるほどな、と。



こういうことか、と。



それでまぁ、お参りをしたというわけであります。



(改装工事の工期が前倒しになりますよぉに…)



嘘です。



それは嘘ですけどね。



なんだかんだ言っても賽銭箱の前に立って、いざ手を合わせると自分のことじゃなくて他人の幸せを願ってしまいますよね。



全ての始まりは1つの何かだとして、それが分裂を繰り返して、水とか空気とか鉱物とか植物とか動物とか人間とかになって、進化や増殖をこれから先も繰り返していくわけだよ。



そう考えると身の回りにある物質というものは、元は自分と同じ1つの何かだったわけじゃん。



隣に住んでる人も、すれ違うだけの人達も、愛する人も、嫌いな人も、全ての始まりは同じ1つの何かだったわけじゃん。



ナンバーワンとかオンリーワンじゃなくて、核ミサイルも自分も同じ1つの何かだったと思うのよ。



脳の記憶や意識だけじゃなくて、全てが1つとして共鳴することはあると思う。



だから存在が消えることはないんだよね。



いや、風俗の存在は消えてたよ。



看板すら無かったよ。



でも、それもこれも世界が存在する全ての始まりは1つの何かだったと考えるとさ、あらゆることが自分と繋がってるのは面白いよね。