キングオブコント2 | 天狗と河童の妖怪漫才

天狗と河童の妖怪漫才

妖怪芸人「天狗と河童」の会話を覗いてみて下さい。
笑える下ネタ満載……の筈です。

キングオブコントの感想を書きますね。



なんで書こうかと思ったかと言うと、生徒が教師を蹴ったりしてる映像をニュースで見たんですけど驚いたのは教室の他の生徒達から意外とウケてるわけで、そんな若い世代のお笑い観について考えてみようと思ったからです。



かまいたちが優勝したのは観てる側も気持ちがいいわけですね。



ボケもツッコミも自分が全て背負ってるわけですよ。



誰かを演じてるわけじゃなくて本人の感情なんですよ。



誰も傷付けないから素直に笑えるわけでね。



さらば青春の光のパワースポットのネタは設定は面白いけどあの警備員を素直に笑えない自分がいるのよね。



ガテン系にはウケないのよ。



なんだろね、極端に性格の悪い警備員とかなら笑えるけど明らかに負け組の人だったでしょ(笑)



しかも芝居にリアリティがあり過ぎるからね。



あれはコメディとして真剣に芝居をしちゃダメなやつだよ。



ガテン系の職人としては警備員さんに仲間意識があるから可哀想になっちゃってね。



だからあれは警備員の性格が悪いパターンか、客の男が列に並ぼうとしないような悪いやつだけど憎めない感じのやつじゃないと素直には笑えないのよね。



たぶん、お笑いライブみたいな閉鎖的な空間でのモラルとテレビの賞レースってなると見る側にも、これ笑っていいのか?って迷いが浮かぶからさ。



生徒が教室を蹴ってる動画も教室という閉鎖的な空間での笑いだと思うのよ。



いくら不良の生徒だとしても、初対面の教師を蹴ったりはしないからね。



他の生徒も笑ってるのは単独ライブと同じだと思うのよ。



その教室だけで成立する過激な笑いなんだと思うからね。



というか、ああいう不良が前の方の席に座ってることが個人的には面白いんだけどさ。



これだから金八先生を知らない世代は困るよね。



まぁネタ選びも戦略だから何とも言えないですけどね。



母親を飯って呼ぶネタも惜しかったよね。



ネタの制限時間があるから息子が母親を飯って呼んでることが確定するかしないかの反応が弱いまま行くしかなかったもんね。



あとは煽りのVTRがネタの世界観の邪魔をするのはどうかと思うのよ。



ネタ順よりも問題があるからね。



にゃんこスターについて何か言うとしたら、伊集院光の煽りコメントがネタのツカミとして完璧だったね(笑)



バカリズムのとは真逆の効果があったよね。



キングオブコントの感想としてはそんな感じですかね。



生徒が教師を蹴ってるのを見て若い連中の全員が笑うわけではないと思うけど、芸人がウケるからとそっちに寄せるようになったらお笑いは終わりだと思うね。