アイドルからのメール2 | 天狗と河童の妖怪漫才

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妖怪芸人「天狗と河童」の会話を覗いてみて下さい。
笑える下ネタ満載……の筈です。

迷惑メールが凄いことになっている。



1人のアイドルからの詐欺メールまで許せたが、2人目のアイドルからのメールがしつこい。



この2人目のアイドルには作家が付いてるんじゃないかと思う。



向こうからあえて“なりすまし”というワードを使って信憑性を醸し出そうとしてくるのだ。



そのアイドルについての情報を連発することで信用度を上げようと必死にっているのが伝わってくる。



しかし、それはアイドルからの一方的な漫談なのである。



それでどういうミラクルなのか、メールが送られてくる度にアイドルが勝手に僕に対して夢中になってくるのだ。



そこにアイドルの細かい情報をわざわざ会話文にさりげなく入れて送ってくるのである。



騙そうとする側の考えはよくわからないけれど、ここにきてアイドルがマネージャーの名前まで出してきたのだ。



そんなことは熱狂的なファンくらいしか知らない情報だろう。



いや、どうでもいい話である。



そんな感じで一方的にアイドルが僕に恋をしているのである。



そして途中からなぜか、そのマネージャーからもメールが届くようになったのだ。



これは、どういう展開なんだろうか?



なぜに、僕はファンでもないアイドルの、しかもマネージャーからのメールを読まなくてはいけないのだろうか?



事務所に内緒でとか、マネージャーごときがそんなことをしたら殺される に決まってる。



散々長文のラブラブメールを送ってきた中で、笑ったのが、「ベッキーのことをどう思いますか?」の一言だけのやつ。



知らんがな!!



詐欺師もよほどヒマだったのか?と。



そっからアイドル以外の迷惑メールも来るようになったんですよ。



42億円を貰って下さいおばさんとかね。



あとは架空請求のやつとかね。



この手のやつはどこかの業者が僕のアドレスを名簿屋に売ってるパターンなので詐欺の嵐が止まらなくなるんですね。



仮にこれらが詐欺じゃないのなら、架空請求で「このままだと、とんでもないことになります。自宅や職場に請求しに行くことになります。」って言われたところでね。



こっちには42億あるからね。



おばさんから42億をどうか貰ってくださいとお願いされてますから。



架空請求が自宅や職場にって、引っ越して仕事も辞めるからね。



なんなら架空請求してきた会社の株主になってやろうか?



さすがに1時間に30件もメールが来るようになったので対策をしないといけませんけどね。



なかにはエロいのも送られてくるんですよ。



エッチな写メとか動画とかね。



これは迷惑ではないからね。



むしろ大歓迎なんですよ。



貴方のお金も性欲も全てを満たしますというパーフェクトウーマン(だけど熟女)からのメールとか。



貴方を必ず勃起させますってメールなら引っ掛かったかもしれませんね。